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岩手◆遠野/牛の博物館に行ってみまして【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2020年10月20日

▲奥州市前沢にある「牛の博物館」

岩手和牛の名産地は、なんといっても「前沢牛」が名高いところで、最近の当事務所の取り扱い物件は、不思議とこの近くに多くなっています。この「前沢牛」の地元に「牛の博物館」がありましたので寄ってみました。

牛専門の博物館は世界で唯一ここだけにあるとのことで、雄大な北上川の流れを一望できる高台の草原にありました。牛は古代から人類に食料、労働、衣料、肥料のほか、闘牛などの娯楽をもたらしてきたとのことに、なるほどと頷かずにはいられませんでした。

▲博物館内の様子。

「前沢牛」といえば、当然ながら霜降り状態の高級な肉をイメージし、地元町内にも焼き肉屋やレストランが立ち並んでいるのですが、この博物館の展示をみて、世界的にみても、最も人類に恩恵をもたらしてくれる家畜だと、改めて感心させられました。

ある国では「神の化身」と崇められ、また、トラクター・自動車にも匹敵する農耕や運搬、牛車、食料としての肉、牛乳、しいては革・毛は衣料として、人類の営みを何千年と支えてきた事に、感謝、感謝です。奥州市にお越しの際は、「牛肉料理」だけでなく、是非「牛の博物館」にもお立ち寄りください。
(みちのく岩手事務所 佐々木泰文)

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投稿者プロフィール

みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 
みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 ふるさと情報館・みちのく岩手事務所 所長・スタッフ
元JA職員で都市と田舎を結ぶ取り組みを約15年担当者として務め、退職を機にふるさと情報館・みちのく岩手事務所所長として一念発起。民話の宝庫・岩手県遠野市在住にて、地元神社の神主としての顔もある。令和3年よりデジタルを駆使して後方支援していた息子も全面的に加わり情報発信いたします。