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和歌山◆北山村/自治体ごと飛び地の全国で唯一の村【物件こぼれ話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年1月30日

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12月号でご紹介した北山村の物件をご覧ください。北山村は自治体ごと飛び地という全国で唯一の村です。

 

世界遺産の熊野地方に近く、名古屋、大阪からも遠く感じるところですが、その分自然が多く残っています。

 

ここは昔から良質の杉材を産出しており、集積地の新宮まで輸送するのに北山川を筏で下っていたわけです。

 

北山村は人口の大半を筏師が占め、新宮の木材業者と筏師は共存共栄、切っても切れない関係で成り立っていたのです。

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明治4年の廃藩置県の際、本来奈良県に位置する北山村は、新宮が和歌山県ならこちらも和歌山県に、と願い出て和歌山県に入れてもらったそうです。

 

物件はそんな北山村にふさわしい、山深い森から北山川を望む恵まれた環境の中にあります。隣接する元棚田は水力発電の会社が管理しており、建築の予定もなく、きれいな草地になっています。

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周囲にはほとんど家もなく、秘境にふさわしい不思議な空間です。母屋のすぐ上に小さな社(やしろ)がありますがすでに中身は無く、立ち寄る人もありません。近くの道の駅「おくとろ」からは、日本で唯一という観光筏下りがあり、ラフティングもできます。(本部・営業担当 山中 準一)

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近畿の最奥と呼ばれる「北山村」で山暮らし、考えてみませんか?
(14765Y)和歌山県・北山村物件
http://furusato-net.co.jp/wordpress/bukken/searchResult.php?word=14765Y
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長崎◆新上五島町/山あり谷ありの訪島(その1)【地域担当コラム】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年1月27日

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九州担当として昨年とても印象に残った仕事。

 

 

それは長崎県新上五島町へ行ったこと。

 

 

しかも2件。

新上五島町とは、長崎県の西側の洋上に連なる「五島列島」と言われる群島の一番北側に位置する2島(中通島と若松島)からなる町。

 

人口2万人ほどで産業は漁業と観光。

 

 

最近ではたくさんの教会群が世界遺産登録で注目されるようになり、教会巡りツアーで訪れる人が増えているらしい。

 

 

島への交通手段は博多、長崎、佐世保から船。私は2回とも佐世保から船で訪島。

 

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1回目は丁度台風のためその日は欠航、佐世保で一日足止めされ一日延期。

 

 

人生で初めての訪島にも関わらず、一日延期が効いて島での与えられた時間は4時間

 

 

その間に登記手続きや役場での諸々の手続きをしなければなりません。(もちろん1箇所で済まされるものではありません)

 

 

次の日は那須町(北関東・栃木県)で契約のため、明日朝には長崎空港から羽田へ行かなくてはなりません。

 

 

ゆっくりおいしい海の幸でも食べたいと考えていましたが、そんなことは全く無理でした。

 

 

昼食すらとれず夕方の最終便の高速船へ飛び乗り。

 

 

しかも前日の台風の波が残っており船は大揺れに揺れ。

 

 

何も食べていなかったものの、「戻しに戻しまくり」で生きた心地がしませんでした。

 

 

ただ、船上から見えた「たくさんの島々と軍艦」が、「日本」という国を象徴していると、あらためて実感。(次回へ続く) (本部・九州担当 金澤和宏)

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新上五島町ホームページ
http://official.shinkamigoto.net/

信州◆富士見町/八ヶ岳西麓・富士見から見る富士山【信州諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2017年1月25日

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諏訪郡富士見町は昭和30年、旧富士見村、境村、本郷村、落合村の四ヶ村が合併して生まれた町です。今でもこの旧村の地域感覚は御柱祭に生きています。東に八ヶ岳、西に南アルプスと高い山々に挟まれた地形ではありますが、その名のとおり、それぞれの連峰の谷間から富士山を望むことができます。

「富士見」という地名は関東に多く存在しますが、諏訪郡富士見町は、信州で一番よく富士山が見えることから来ているようです。農作業をしてふと腰をあげたときに仰ぎ見る、農村ならではのシチュエーションが心癒されます。私は富士見発祥の石屋に嫁ぎましたので、お墓をよく見て回ります。そんな中、やはり癒されるのは山の風景。富士見のお墓は開放的な田園の中など、山々の眺望に優れたところに建っているのが多く、富士山まで見えるところもよくあります。

比較的標高の高いところがそのビューポイントなので、裾野までしっかり望むことができ、遠くにあるわりには大きく見えます。お墓から見る富士山は、特別な感じがします。昔の人たちもこうして霊峰富士を望みながら、先祖への感謝の気持ちを表していたのでしょう。

詩人尾崎喜八も『自註 富士見高原詩集』で「別荘の森の向こうの丘のなぞえに、一箇所小さい墓地があった」とその情景の美しさや墓参りをする人々の穏やかな心情をつづっています。富士山は大地から天へ向かって合掌している形、また見てる人みんなに合掌している形。どんなに高くても謙虚な気持ちを忘れない姿の象徴なのだそうです。

標高3776m。ミナナム、(あんな姿に)ミナナロー。 新しい年を迎え、富士見の悦に合掌。 (富士見・原村案内人 伊藤 やよい)

山梨◆大月市/イベント報告~山梨大月古民家見学会を終えて・・・【新ライダー伝説】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年1月23日

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昨年11月に山梨県大月町真木にある古民家の見学会を開催しました。天候にも恵まれ、5組10名様と売主様の関係者を含め総勢18名の参加で、大盛況となりました。

当日のスケジュールは、弊社の中村健二より、「歴史を絡めた地域産業」や「偉人」の話、「地元の高齢化と移住者による若返り」の話から始まり、「物件の説明」へと進みます。
建物は推定三百年以上。地元の有力者が所有しており、増改築を繰り返し行っていますが、古民家特融の味わいを醸し出します。庭も手入れが行き届いた、その場に居るだけで楽しめる物件でした。

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室内外を見学した後、売主様がご用意くださった、ご飯を全員で囲み昼食会となりました。和やかな雰囲気の中、参加者の方々から売主様への質疑応答時間を設け、「設備の事」や「井戸水の事」など、疑問点を最終確認して、見学会を終えました。

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今後も良い物件を探し、見学会を開催し、皆様とお会いできる日を楽しみにしております。(本部・山梨担当 長内 望)

八王子からあえてした道を通り甲州街道で大垂水峠を越えて大月へ。バイクが気持ちいい季節はもう少し先ですね。

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宮城◆白石蔵王/起業のメニューいろいろ~蔵王移住相談室【白石蔵王・ペンション奮闘記】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2017年1月21日

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昨年11月に開設した蔵王町への移住をすすめる「蔵王移住相談室」は、場所が町内のメインストリートということもあって、就農や中古別荘の問い合わせなどが早速あり、相談窓口としての役割を順調にスタートできました。

移住はまず受け皿である住まいの紹介が先行しますが、新しい暮らしには新しい町での所得を、どう立ち上げるかも大きな課題です。

ここにもハローワークがあり、数だけは充分な働き口が待っています。でも、田舎に移るならぜひ思い切った起業を私はススメます。

蔵王は養鱒、養鶏、酪農、果樹、野菜、山菜と食材の自給率が高く、仙台はじめ、都会地からの食を求めた観光客が多い町です。

たとえば、不揃い、キズなどの規格はずれでハネられる多量の果樹や野菜を上手に加工して提供できれば、コストも抑えられ、思わぬ成算が見込まれます。養鱒と川魚のレストラン、クレソン栽培と蔵王野菜のサラダ、フルーツ・スムージーの店、精進揚げデカ盛りの天ぷら屋、桑の実やキズりんごのジャム、シールドの製造・試飲・販売、古い民家と耕作放棄地を再生する手打ちそばの店、そして蔵王町の町民が待望する手づくりの本格的な焼き立てパンの店など、いまの町内を見渡すと起業のメニューがいろいろと目につきます。

20歳も若ければ私が手を出したい魅力的な起業の素材が待つ蔵王町です。元気な、地方への移住希望者の相談を相談室でまっています。   (白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

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みやぎ蔵王別荘協議会
http://www.zao-resort.jp/

宮城蔵王別荘協議会
遠刈田温泉「ペンションそらまめ」
http://www.soramame-p.com/
p-soramame

静岡◆浜松/大河ドラマ『おんな城主 直虎』~今年は浜松に注目!【所長中村・ふるさと随想録】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年1月19日

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大河ドラマ『おんな城主 直虎』が始まりました。現在の静岡県浜松市北区引佐町井伊谷(読み方/いなさちょういいのや)では昨年からこの話題で持ちきりでした。

直虎は徳川家康の家臣・井伊直政の育ての親にあたります。家を継ぐべき男子がことごとく亡くなってしまうという一大事。許婚となった亀之丞(のちの直親)、そして鶴丸(のちの小野正次)との悲劇的な関係。男子名に改めお家を守り通した、戦国時代を生き抜いた女性の一代記です。

井伊家一覧

その主な舞台となる井伊谷地区の入口にある龍潭寺(りょうたんじ)は私の母方が檀家衆となった菩提寺であることから、私も大いに関心を持ってドラマを観ています。

1701中村-02      ▲梅の匂い薫る我が菩提寺哉・・・。

臨済宗の古刹で小堀遠州(こぼりえんしゅう/古田織部に学んだ戦国期の茶人で遠州流茶道の祖。建築や造園にも才能を発揮。)が作った庭園が有名ですが、歩くと鳥の声のように鳴るうぐいす張りの長い廊下が私は好きでした。そこは今でも小学生たちが夏休みに入ると雑巾がけをしているそうです。

龍潭寺庭園       ▲豪華・豪胆な中に繊細さが見受けられるのが遠州流。

知り合いの静岡県庁職員によると「中村さんは山梨県民ですが、静岡県人ですよ!」と言われています。さてどうでしょうか?

(八ヶ岳事務所 中村 健二)

中村後姿

東京◆有楽町/『富士の国やまなし移住相談会』を終えて【地域担当・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年1月17日

去る平成29年1月14日の移住相談会(東京・有楽町:交通会館12F)を終えて、内容の一コマをご紹介させて頂きます。

当日は、多くのご来場いただき、大盛況となりました。

セミナーの一コマでは当社のご紹介でペンション経営を始めた、ご成約者の方に登壇頂き、移住についてや家族の変化、ペンション経営の苦労や楽しみについて等お話頂き、最後に参加者との質疑応答へ。普段では中々聞けない仕入の話しや、初期投資の回収計画などお話し頂き、とても内容の濃いセミナーとなりました。

有楽町・山梨セミナー
当社のブースでは個別相談となり、具体的な物件や地域の話、実際に行われている現地見学会の内容などについて、ご説明させて頂きました。(私、長内と八ヶ岳事務所より中村・安江が参加)

次回は2月5(日)八王子東急スクエアにて開催致します。詳細が決まり次第、情報を更新致します。

皆様のご来場を、心よりお待ちしております。 (本部・山梨県担当 長内 望)

信州◆安曇野/創作家たちの息吹〜安曇野に育まれて【発見!AZOOMino!】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年1月15日

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穂高有明の静寂な森にある「秀太郎工房」。少年時代から安曇野で育ち、本工房で働く家具作家の星野達彦さんに当地の魅力を語っていただきました。

子どもの頃、家族で松本から越してきたという達彦さん。通学はスクールバス。「同じグループの高学年の人が優しくて、面倒見がよかったんです。おかげで新しい環境にすぐ慣れました。通学路もきれい。田んぼの中に木が1本立っている様子を見るだけで『きれいだな』と素直に感動できました」

学校とは別に、太鼓のグループにも参加。お父さんの勧めで、気が進まないまま入ったそうですが「やってみると楽しかった。大人と子どもの集団で週に1回練習し、地元で発表もしました。太鼓のおかげで地域を素通りではなく、内側にいる感覚を楽しめました。あと音楽を好きになれたこともよかったと思います」そうした体験を経て、今は本業の傍らアートイベント『安曇野スタイル』の実行委員としても活躍中。

星野勝彦さん    ▲作業中の星野達彦さん。

「地元の人が工房に足を運んでくださるのは嬉しく思います。安曇野スタイルのおかげで敷居が下がり、日頃つながれない人ともつながれる。運営は大変ですが、みんなとも仲良くなれるし、自分自身を見直すきっかけにもなりました。いろんな物作りの人を見ることで、自分の指針も考えることができました」

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azu-03    ▲厳しい眼で出来栄えのチェックが繰り返される。

現在、父親の秀太郎さんのもとで日々精進している達彦さん。これからの活躍が楽しみな作家さんの一人です。安曇野を訪れた際、新居の家具探しに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

(本部・安曇野担当 大澤 憲吾)

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安曇野スタイル
http://www.azumino-style.com/

安曇野 星野秀太郎 工房日記
http://shutaroukobo.blog133.fc2.com/

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↓↓↓安曇野物件一覧はこちら↓↓↓
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