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長崎◆新上五島町/山あり谷ありの訪島(その2)【地域担当コラム】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年2月11日

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来島2回目は大分県杵築市での取引を終えてからレンタカーで佐世保港へ。

 

 

高速道路で3時間30分

 

 

その日じゅうに渡島したかったが、あと少しのところで最終船に間に合わず、またもや佐世保港で一日足止め。

 

 

翌朝一番の高速船で1時間20分、いざ有川港へ。

 

 

今回は波も穏やかで心地良い船旅。

 

 

港では売主さんご夫妻が笑顔でお出迎え。

 

 

前回の訪問とは打って変って時間的に充分余裕あり。

 

 

風光明媚な島をご案内して頂きながら車に揺られること30分。

 

 

島の西側に位置するのどかな湾を目の前にした住宅。

 

 

沖合には日本の1週間分の石油備蓄基地が。

 

 

このような基地があることはほとんどの日本人は知らないでしょう。

 

 

でもその湾はとてもきれいで、魚影も海底も鮮やかに見えます。

 

 

売主様曰く「ここでは様々な魚が入れ食いです。サザエやウニもおり、鯛も釣れます」と。

 

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無償でお譲りできる漁船が係留されています。

 

 

係留費もありません。

 

 

 

昼食は売主さんから「海の幸ざんまい」料理をご馳走になりました。

 

 

 

色々な方々から、「出張であちこち行けて、おいしい物ばかり食べられるでしょう?」と言われますが、今回の出張はまさにその最たるものでした。

 

 

前回の昼食も取れず、船に酔いまくった訪島とは対照的な出張でした。

 

 

皆様、新鮮な海の幸をお腹いっぱい食べに一度は森羅万象の新上五島へお出掛けしてみてはいかがですか。

 

 

(本部・九州担当 金澤 和宏)

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担当金澤・再び九州へ!お近くの方はこの機会に是非。
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宮城◆白石蔵王/ペンションの再利用あれこれ~施設利用と移住の新たなかたち【白石蔵王・ペンション奮闘記】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2017年2月9日

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「知的障害児を5名ほど預かり、近くの施設へ送迎、朝夕の食事と宿泊場所を提供する「グループ・ホーム」に鞍替えする気はないか?」との相談を受けました。すでにグループ・ホームに転業されている60代の元ペンション・オーナーからの話です。

 

奥様を亡くされてから単身のまま障害児の面倒をみる生活に変え、約10年、そういったスタイルで日々を送ってこられたものの「実はこの歳で、まだやりたいことがあるので、そろそろこの仕事をバトンタッチできたら」との相談でした。

 

3名から7名程度を引き受け、1部屋に1人だけ提供できるペンションは、建物として大人数でも対応できる浴室も調理設備もすでに整っているので、グループ・ホームへの転用が好都合な器なのだといいます。

 

知的障害「児」といっても、ほとんどは成人で、少ないながら所得を得られる作業能力、順応力もあり、洗濯や身のまわりの世話などは考えなくても良いとのこと。毎週末は親元に戻るため、オーナーとしての休日もとれ、グループ・ホーム運営の報酬も斡旋する公的機関からしっかりと定額保障されているので、誘客、接客、内装、献立などに気を抜くヒマのないペンション経営よりずっと楽だといいます。

 

「私どもではまだちょっと」とご返事しましたが、いただけるという報酬が高額なのに驚きました。いまは手ごろな価格で買える中古ペンションの再活用、こういう形の地方移住策もあると知りました。    (白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

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☆渡辺さんが経営されるペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
「ペンションそらまめ」で検索できます。

ペンションそらまめ

信州◆富士見町/本格的な冬到来?雪の日を楽しもう【諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2017年2月6日

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今年もこの季節がやってきました!

年明け最初の3連休はこの冬2回目の積雪、昨年11月末に早々と10㎝ほどの積雪があり、住民は少々慌てました。こんなに早くこれだけの積雪があることは稀です。

でもその後12月は比較的暖かい日が続き、年明けは大変穏やかな日より。ぽかぽかとして、日中は暖房も要らなかった家が多いのではないでしょうか。

あいさつがわりの天気の話題は「あったかいねぇ。このままいきゃいいけどね」。

だけどそうは問屋が卸さない。そう、住民にとって、雪は面倒なものなのです。忘れたころにやってくる、雪対策という非日常作業が。

一冬に3~4回の積雪は覚悟しましょう。だいたい一回の降雪で積もる量は膝丈くらい。定住派の方は雪かき7つ道具はそろえておいた方がいいでしょう。

 

《八ヶ岳西麓における雪かき7つ道具》
①幅広スコップや手押しダンプ②金属スコップ③固めのプラスチック箒④ゴーグル⑤スノーブーツ⑥上下カッパ⑦カメラ!

 

最後のカメラは必須です。八ヶ岳住人にとって雪は非日常なので、つい記録したりツイートしたくなるものなのです。

楽しく雪かきし、降雪のあとはすっきり晴れ渡った雪山や樹氷を眺めながらコーヒーを一杯。これが最高の雪の日の過ごし方ですね。 (富士見・原村案内人 伊藤やよい)

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宮城◆気仙沼/唐桑半島・お宅訪問!トンビと友達になったご夫妻に【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2017年2月3日

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12月下旬の小春日和、この季節としては暖かな太陽に照らされて、輝く海の向こうに気仙沼大島が見えます。唐桑半島の先端近くの鮪立港(しびたちみなと)の高台にある、Mさん宅を訪問した際の出来事です。

十年前に神奈川県より、ご主人の定年を機に御夫婦でこの地に移住して以来、地域の方々との交流を楽しまれています。自治会の役員を二年任期の奉仕のつもりで引き受けたところ、「皆様にお願いされて、数年も勤めてます」と笑うご主人。奥さんも一緒にこの地に馴染んでおられる様子でした。

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ご自宅の居間で、そんな話で盛り上がっていた時、天井のうえから、突然「ピーヒルルー、ピーヒルルー」と鳥の鳴き声が聞こえ、ご夫妻が、「トンちゃんとトンツーが来たので庭に出でみましょう」と言いました。

何のことかと思いながら、縁側からサンダルを借りて出て見ると、二羽の大きな鳥がくるくると輪を画きながら、高い空から自宅の屋根近くまで下りてくるではありませんか。

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そこで、ご主人が食パンを四半角に切ったものを空に向かって順番に「トン!」、「トンツー!」と言って放り上げ、すると、円を画いてた鳥が一羽ずつ順番に食パンを見事にキャッチして、岬の方に雄々と飛んで行き、その時一羽の方が「チチー、チチー」と鳴きながら飛び去りました。

ご夫妻の話では、この地域には前々からトンビが数羽飛んでくるそうで、数年前に偶然に家のうえを舞っていたトンビにパンを放り上げたら下りてきてキャッチしたそうです。その後毎日定期的に上空に来るようになり、その内に二羽になり、おそらく夫婦だろうと「トンちゃん」「トンツー」と名付けたとのこと。

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不思議と他のトンビは家の上には来ないそうで、ご夫婦が買い物や遠出で遅くなると、家の脇の電柱に二羽留って待っているので、「何処に出かけても夕刻前には帰って餌をやらなければ気がおさまらないのよ」とは奥さんの弁。

この地にすっかり馴染んで、自然・動物とも一体感を感じておられるご夫婦の会話と笑顔を見ていると、自分もこの仕事に携わることができて幸せだなーと感じるひと時でした。  (みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)

信州◆安曇野/温泉付き物件のチェックポイント【ちーまめ安曇野】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年2月1日

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安曇野市の山麓線沿いにある分譲地は、大部分が穂高温泉郷と重なり、温泉引込済の物件が多く見られます。そこで温泉の初期費用と維持費をまとめてみました。

まず初期費用は左記のとおりです。温泉引込済の場合、下水道も必ず使用するので、セットで加入します。加入先は穂高温泉供給株式会社(以下、供給会社)です。

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  • 初期費用  【2017.1.15現在】

・保証金100,000円

・名義変更料54,000円

・山麓排水分担金250,000円(中古住宅は不要)

・温泉基本料116,640円(9,720円×12か月)*

・下水道基本料20,736円(1,728円×12か月)*

・共同施設管理費3,240円(年額)*

・計量器使用料1,080円(年額)*

・穂高山麓防犯組合費用1,000円(年額)*

◇合計546,696円(消費税含む)

 

なお、保証金は温泉利用を止めた際に戻ります。
*の費用は、維持費として1年ごとに発生します。

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さらにポイントが2点あります。

一つ目は更新時期。

多くの物件オーナーが供給会社との間で、平成24年4月から34年3月まで10年契約を結んでいます。これらの物件を購入した場合、購入時期にかかわらず平成34年4月に契約更新を迎えることになります。なお、更新料の金額は現在まだ確定していません。

二つ目は、温泉と下水道の基本料金と超過料金。
穂高カントリークラブ近くのカントリービレッジ地区、泉郷地区では、別の料金体系によるので注意が必要です。

(本部・安曇野担当 大澤 憲吾)