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山梨◆甲州塩山/エリア名所探訪・天然記念物の桜と樋口一葉 【全国行脚☆新ライダー伝説】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年3月5日

1703shidarezakura甲州市塩山(えんざん)にある慈雲寺には、樹齢推定300年とも言われる桜があります。高さは14mもあり、お社よりも高く、花は満開の前に濃いピンク色となります。その姿はとても華やかで壮大です。例年は4月上旬に見ごろをむかえ、日没から21時30分までライトアップを行います。バスは19時頃終わってしまうので、夜桜見物をする場合は車で伺う方が良いかもしれません。もちろんバイクでもOKですが、空ぶかしは控えめに。

1703higuchiそして、もう一つの見どころが樋口 一葉にまつわる文学碑と石像です。生まれは東京ですが、両親がこの地で生まれたことから、没後26年に建立され、裏には森鴎外や与謝野晶子、田山花袋の名が刻まれていることから、多くの人に愛されていたことが伺えます。また、県道201号線は『一葉のみち』と名付けられており、今でも多くの人に愛されている証だとおもいます。 お花見をどこに行こうか悩まれているライダーの方は、昼に桜や石碑を見て頂き、夜にライトアップされて違う雰囲気の夜桜を楽しんでみるのは如何でしょうか?
(本部 長内 望)

 


八王子インターから慈雲寺まで約1時間強。シーズンによっては大月~笹子峠周辺が渋滞するようであれば、奥多摩から大菩薩峠を抜ける国道411号線でいらっしゃっるのもどうでしょうか?和田峠で一服。

甲州市物件見学会を開催します!

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来たる3月18日(土)に春の甲州エリア見学会を開催します!
ただ今見学物件選定中!詳細は随時アップ予定ですが、TEL03-3351-5601 ふるさと情報館・本部 長内(おさない)までお気軽にお問い合わせ下さい!皆様とお会いできますことを楽しみにしております。

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静岡◆三ヶ日/数々の伝説と子供たち【所長中村・ふるさと随想録】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年3月3日

中村龍潭寺
浜松市北区三ヶ日町の冬はミカンの出荷に追われる。エースの青島種は品のある甘さが人気で、首都圏などに年明けから集荷されている。この町の一大産業はこの時期活況を呈している。

 

わたしが子供の頃はこの町にいろいろな伝説があった。「三度巻き」と言われる場所には「ダイダラボッチ」の巨大な足跡があったり、平安時代の遺構を残す「瓦塔」が里山の中腹にあったり、能面を祀る「八幡神社」では小学生女子児童が「浦安の舞」を奉納したり、現在の三ヶ日スカイラインには「白蛇神様の祠」があったり、コウモリの生息する「マンガン鉱の洞穴」があったりと、子供達の好奇心と想像力をなにかと刺激する「地域資源」の宝庫であった。

 

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当時、悪ガキメンバーの一員であったわたしも興味津々おそるおそるそうした「施設」に出向き、大将を任ずる年かさのリーダーの旗本よろしく付いて行くのであった。 ある村の行政区は新田(しんでん)、中町(なかちょう)、下(しも)に区分けされ、さらにそれぞれが10班に分かれ、班を取り仕切るのは一門の長(おさ)がなるのが習わしだった。

 

その地で育つ子供たちはやがて、「村祭り」→「青年団」→「消防団」→「公民館館長」として「出世」して行く。それほど地区分団に属する村の子供たちが多かったとも言える。(八ヶ岳事務所 中村 健二)

 

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天浜線の三ヶ日駅は昭和11年築、登録有形文化財に指定されている。