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東京◆本部/デュアルライフと二地域居住が注目されている?【ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年8月31日

最近テレビやネットで「デュアラー」という言葉を良く聞く。調べるとスーモなどを運営するリクルートグループが積極的に提案しているようだ。従来は豪華な別荘が持てる富裕層や時間に余裕があるリタイヤ組が楽しむものというイメージのデュアルライフ(二拠点生活)が、近年は空き家やシェアハウスを活用し、20 ~30代のビジネスパーソンやファミリーが楽しみ、それらを総じて「デュアラー」と呼ぶようである。

現代の都心生活による影響を解消するため、趣味に興じたり、自然に癒やされたり、都会育ちで故郷と呼べる場所を作ったり、プレ移住、子育て、地域貢献などいくつか分類。テレビの特集では、都会の肩書を外し、シェア住宅で同じ趣味やバーベキューなど興じる複数のデュアラー家族が紹介されていた。

本誌で使用する「二地域居住」という言葉は国土交通省で定義されたものだが、その実は同じだろう。行き詰まった時には雄大な山や海を眺めてパワーチャージ、そんな選択肢が持てれば、人生をちょっとだけ豊かにできるのかも。
(本部 星野 努)

岩手◆釜石市/鎮魂の祈り・ラグビーワールドカップに思いを寄せまして【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2019年8月28日

釜石市鵜住居町(うのすまいちょう)は8年前の東日本大震災で、大きな津波被害を受けました。小生の前職団体の鵜住居支店も高さ10mも越える大津波に襲われて、二階建の建物は完全に水没したのです。

大津波襲来の3日後に連絡の取れない支店職員の捜索に、握り飯と水筒をリュックに詰めて、流された鉄道線路跡伝いに、変わり果てた支店までたどり着いたときの恐怖感と絶望感は、今も鮮明に覚えています。それから、延べ一ケ月に渡って避難所や遺体安置所を巡って不明者の捜索をしたのですが、残念ながら四名職員が亡くなりました。

そんな、この世の果てを呈した「鵜住居地区」の浸水危険地域を嵩上げして、公園や商工業施設、そして釜石ならではのラグビーの世界基準の大会が出来る競技施設として「釜石鵜住居復興スタジアム」が完成しました。

「釜石」と言えば、新日鉄釜石の全日本選手権7連覇をした1980年台の全盛期を思い出しますが、その縁あって今年日本で開催される「ラグビーワールドカップ」のフィジーvsウルグアイ戦が9月25日(水)に、10月13日(日)にナミビアvsカナダ戦が開催されます。

同僚四名を含めてこの地域で被災された方々の鎮魂を祈りながら、ワールドカップを観戦したいと思ってます。
(みちのく岩手事務所 佐々木泰文)

「釜石鵜住居復興スタジアム」岩手県釜石市鵜住居町第18地割5-1

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8/10㈯18:00より第4次一般発売開始!!!
ラグビーワールドカップ2019日本大会
第4次一般販売(先着)がいよいよ8/10(土)18:00よりスタート!!

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山梨◆北杜市/この地を離れた長男からの意外な言葉【八ヶ岳スタッフ・明野生活雑記帳】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2019年8月24日

中学入学と同時に北杜市に来た長男は、中学、高校と思春期を過ごした。反抗期真っ只中、できれば口うるさい母親とは口もききたくない朝もあっただろう。

しかし、お弁当を作ってもらい最寄りの駅まで送ってもらわなければ学校に行くことができない。

不便で不自由な生活、さぞかし嫌だっただろうと聞いてみたら、「家族の時間がたくさんあって、よく笑って楽しかったで。自分にとってはのんびりしていて面白かった」と意外な言葉が返ってきた。

一からの友人作りも苦労があったのでは?と心配もしたが、四十人一クラスの環境で男女問わず友人にも恵まれたようだ。

夜の闇が暗すぎて怖かった事、鹿との遭遇、見上げた星空の美しさなど、ここを離れて三年が経つが、とても懐かしく思い出されることは多いらしい。

親の都合で始まった生活だったが、長男からは合格点を授かった。
(八ヶ岳事務所 原 きみえ)

宮城◆白石蔵王/副業新時代~内職のすすめ【遠刈田温泉・ペンション奮闘記】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2019年8月20日

長寿リスクに備え「老後あと2000万円ほど、月に5万円の所得は各自用意が必要」と、金融庁審議会の報告が出て騒動がおきましたが、私は「ごく当たり前の答申なのに・・・」と感じます。

質素に暮らせば年金だけで過ごせるでしょうが、長い老後をいまの生活レベルをあまり落とさずに送るには「元気なうちから貯えを増やすか、定年後も働きつづける態勢をいまから構えよ」ということなのですから、言われるまでもない答申内容です。下がっても、上がる期待のない年金支給額では、プラスアルファは自助努力しかありません。

給料の安い小さな会社でしか働いた経験のない私でしたから、若いころは副業、つまり内職に精を出し、家族を養いました。副業は自分の能力や可能性を高め、人脈や職域を拡げて本業にもプラスに働きます。文章をひねり、図面やデザインを描く内職を本当によくしました。

東京電力のお店から手書きのポスターを頼まれたのは18歳のとき。新聞の活字を模写して初めて活字文字を書いた苦しい体験は、その後の人生でずいぶん自信になりました。副業で知恵が働くようになり、アイデアが沸き、企画提案力が身につきました。

世は変わって副業が奨励される時代となり、いまは多角的に働けば、月5万円の副収入は難しい額ではありません。年金だけではダメと、定年を機に所得のある田舎暮らしにと、ペンション経営に転じて老後を安定させた私の事例がお役に立てばうれしいのですが。(白石蔵王駐在 渡辺和夫)

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☆渡辺さんが経営する宮城蔵王・遠刈田温泉郷ペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
「ペンションそらまめ」で検索できます。

ペンションそらまめ

栃木◆那珂川町/茨城?栃木県?? 鷲子山上神社?【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年8月16日

いつも気になっていた神社へ行って参りました。

その近くはよく通ってはいましたがなかなか時間が取れず、いつも通り過ぎていましたが先日覚悟を決めて寄ってきました。

それは栃木県(那珂川町)と茨城県(常陸大宮市)との県境に鎮座する鷲子山上神社。

「とりのこさんしょうじんじゃ」と読みます。標高470mほどの山の頂きに県を跨いで建っています。

本殿への入口に建つ鳥居前の真ん中には「ここが県境」という分かりやすい看板が立っています。

鳥居をくぐり、96段の階段を上り本殿に到着。そこは本当に山の頂上という感じで、本殿の外殻に沿って3m位の平坦地しかありません。

樹齢何千年という大きな木々に囲まれた神秘的なところで、当にパワースポットというのが相応しいところです。

本殿のあちこちに貼られた県境の印が目に留まります。

この神社は両県の文化財に指定されているとのこと。

もう一つの特徴、それは「フクロウ」を神鳥として祀っていること。

「不苦労」「福老」との云われのようです。

とにかく神社の回りはフクロウの像、像、像・・・がたくさん。

そう言えば96段の階段は往復2×96で「ふくろう」となるそうな。

皆様も北関東へ物件見学にお越しになった際はちょっと足を延ばして寄ってみては如何でしょうか。

幸せになれますよ!(本部 金澤和宏)

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福島◆いわき/物件のTⅤ取材受けました【地方出張・担当旅がらす】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年8月12日

福島県内で最大の面積と人口を擁するいわき市は、東北で最も一日の平均気温が高く日照時間も長いところ。スパリゾートハワイアンズや湯元温泉、小名浜港などの印象が強いのですが、実際に車で走ってみるといわき市は山道が多くて本当に広く、「どこまで行ってもいわき市!」という印象を受けます。

今回、福島放送が情報番組「ヨジデス」の中で田人町を特集するのに弊社の物件を紹介していただきました。物件番号15334Yいわき市の住宅で、自然公園のような広大な敷地を持つ物件です。取材予定日がすでに決まっていて、あいにくその日はオーナーさんの都合が悪く、田人町限定の取材とのことだったので、それでは他に候補になる物件もないだろうと、私だけで対応することにしました。

田人町はいわき市南部の阿武隈山系にある地域で、「浜通り」のイメージとは異なります。内容は、「あばれる君の移住計画」という設定で物件を見て回る、というものでした。6月7日放送でしたが、おかげさまで見学希望者の直接反響もありました。

福島県でTV取材を受けるのは実に9年ぶり、カメラに向かって話すのは緊張しますが、微力ながら福島県のPR・定住促進に協力できたのではないでしょうか。(本部 山中準一)

山梨◆北杜市/田舎暮らしに必要なスキルを手に入れる!【巡り巡って北杜市探訪記】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2019年8月8日

どんな場所で暮らすかによって、生活は大きく変わり、その生活に必要なスキルも大きく変わってくるものです。都会であれば、地下鉄の乗り換えや満員電車の乗り方、人混みでの歩き方は重要なスキルとなります。セルフレジや電子マネーを使う機会も多いですね。

一方で田舎暮らしに必要なスキルはそれらとは全く違うものとなります。8月11日の山の日に毎年開催される「山存(やまぞん)フェスタ」は、山暮らしや田舎暮らしに必要なスキルを学べるユニークなイベントです。薪割り、チェーンソー、草刈り機の使い方、お庭の剪定方法など、田舎暮らしに必要とされるスキルを、その道のプロから教わることができます。

マルシェコーナーには飲食、物販、ワークショップ等、50店舗を超えるショップが出され、子供から大人まで楽しめます。山の日は、北杜市へお出かけしましょう。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

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山存フェスタ:8月11日(日)9時~15時
場所:清里の森(山梨県北杜市高根町清里3545-1)

長野◆富士見町/高原の古道・古き史跡で地域を識る【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年8月4日

山梨韮崎市から北杜市を経て、長野茅野市まで至る県道17号線。生活に密接した主要地方道で、物件見学の際に利用している方は多いはず。正式な路線名は「茅野北杜韮崎線」といい、山梨県でも長野県でも17号線が割当られています。

県道17号線で富士見町を走っていると、沿道にある火の見櫓に看板があり、ここがすでに「小六(ころく)」地区に至ったことに気づきます。ふるさと情報館を通じて「小六」周辺に移住した方は多く、宮崎駿監督の『もののけ姫』の登場人物「小六」は、ここから名付けたと言われています。

さらにこの「小六」という名前、戦国時代にこの地に暮らしていた「岡田小六」がそのルーツとされています。武田の家臣だった岡田小六は、甲斐の国(現在の山梨)に諏訪側の情勢を偵察、耕作のかたわら、石の裏に密書をしたため、武田方の使者に伝えていたそうです。

県道17号線の沿道には「小六石」が現在でも残り、石の裏には手紙を隠した割れ目も確認できます。県道17号はドライブにも最適な道路ですので、富士見町にお越しの際は、是非この石を探してみて下さい。 (本部 星野 努)