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長野◆上田市/物件ウォッチ誌上オンエアー【文化放送「大人ファンクラブ」より】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2020年8月3日

▲真田氏本城跡から菅平方面を望む。

真田氏のふるさとと風雅な住まい
-長野県上田市1330万円(16358S)-

これから2回に分けて「認定NPO ふるさと回帰支援センター」の移住希望地人気ランキングで全国トップの長野県にある住まいをご紹介いたします。

東京、神奈川、埼玉方面の方には特に人気の高い場所です。「長野県」というよりも「信州」といったほうが地域の特徴をよりよく表しているこの県ですが、長野県人なら誰でも歌える「信濃の国」という県歌は良く知られています。その歌詞の中でも出てくる「松本伊那佐久善光寺四つの平は肥沃の地」とあるとおり、日本有数の山岳地帯に開かれた山紫水明の平地に多く人が住み、肥沃な大地を耕し果樹を植え、近年では精密機械産業の集積する「日本のスイス」と呼ばれ、多くの都会人をこれまで引きつけてきました。

「軽井沢」、「白馬」、「野尻湖」、「蓼科」などはその名を知らない人はいないほどメジャーな別荘地ですね。また、江戸五街道の「中山道」と「甲州街道」が敷かれ、その宿場町は往時がしのばれる佇まいを今に残しています。

▲真田の湯でも赤備えの甲冑武者がお出迎え。

周辺には名湯も数多く、近年では都会から移住した若者が地域資源を活用して起業されていると聞いています。進取の気性あふれる長野県です。上田市旧真田町の物件は、そんな魅力ある長野県の信越線側の物件です。ラグビー人気が復活した日本で、ラガーマンが毎年夏に集結して合宿されてきたのが菅平(すがだいら)高原です。そこへ行く手前の真田町(さなだまち)長(おさ)という集落にこの物件はあります。

車では上信越道上田菅平が最寄インターチェンジとなり、そこから国道144号線(通称幸村街道)を菅平方面へ10分ほど、町の中心からも1㎞行ったところ。田んぼや畑が点在する田園集落の一角で南西方向に伸びやかな景色が広がります。北東側は小高い里山で、ここは上田に移る前の真田氏の本城跡があり、戦国歴史好きにはたまらない立地ですね。早起きされたリスナーには三文の徳ならぬ六文銭のご利益もありそうです。


物件は日当たりの良い平坦地に建つ築30年ほどの和風住宅。南側にはイチイやサツキやサルスベリなどが植えてある築山があります。立派な車庫と物置の別棟もありますね。

この建物は現在空き家です。落ち着いた8帖の続き間からは障子越しに先ほどの庭園が望めるしつらいになっています。室内外ともによく管理されています。


別途購入できる隣接の210㎡の農地(農地法のクリアが必要です)で家庭菜園を楽しみ、真田の湯(アルカリ性単純泉・湯冷めしにくい美肌の湯)で汗を流し、向かいの地酒屋で酒を買い、夫婦で酒を酌み交わすような楽しみが、この物件にはあります。在宅の暮らしを実現するにふさわしい物件といえます。(八ヶ岳事務所 中村健二)


物件詳細

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※JOQR文化放送・「大垣尚司・残間里江子の大人ファンクラブ」は毎週土曜日朝6時25分~6時50分放送中(4月から時間が変わりました)。※中村の放送回は毎月第4週目

山梨◆八ヶ岳/暁夏のみぎり・8月のお知らせ【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2020年8月1日

▲夏の夕暮れ時。八ヶ岳のシルエット。(北杜市高根町)

気象庁の今年の7月〜9月の3か月予報では、今年も暑い夏になるという予想です。夏本番となりましたが、皆様、体調は崩されていないでしょうか。

北杜市の大泉(観測所の標高は867m)の昨年の気象記録を見ますと、猛暑日とまではいかないものの、最高気温が30度以上の「真夏日」がお盆頃まで続きました。比較として東京の府中の気温をグラフに記しましたが、北杜市の最低気温の低さに目がとまりました。特に8月の後半からは最低気温が20度を下回るようになり、一日の中で肌寒さを感じる時間帯が増えてきます。一般には「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、北杜市に住んでいる感覚だと、「夏の暑さはお盆まで」というところでしょうか。

▲大泉(北杜市)と府中(東京都)の気温の比較。「気象庁過去の気象データ検索」より抽出

さて、暑い夏の過ごし方として、涼を求めて自然の中で過ごすのも良いですね。森の中を歩いたり、川で水遊びしたり、キャンプをするのも良いですが、敷居が低くてお勧めなのが高原でのドライブです。北杜市に到着し、標高が1000m を越えたら車のエアコンを止めて、窓を全開にしましょう。

お勧めルートは、甲斐大泉駅から甲斐小泉駅の間を小海線と並行して走る「泉ライン」。落葉樹の森の中を蛇行しながら続く道は、まるで緑のカーテンの中を走っているかのよう。木々の間から涼しい風が吹き、木漏れ日が目に優しく、快適そのものです。交通量が少ない為、サイクリングにもお勧めです。自然の涼を感じに、北杜市まで足を運ばれてはいかがでしょうか。

▲緑のカーテンの中をドライブ。泉ラインの様子。(北杜市大泉町)

◆地方の魅力とは

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、都会での一極集中の生活や働き方の問題が認識され、地方での生活が見直されているように思います。「テレワーク」という具体的な働き方が認知されたことが大きな追い風になっています。

家賃が高い都心にオフィスを構える必要性が薄れ、満員電車での通勤も避けられる。都会と地方の違いをざっくりと述べると、都会での生活は自宅の外に多くの機能を持たせ、地方ではなんでも自前で用意するということでしょうか。そういったことが結果として密でない生活につながっていくのでしょう。

▲山の中の涼やかな山道。(長野県・白駒の池の近く)

今回、改めて気づいたのは、自然の営みは新型コロナウイルスの影響を受けていないという事でした。これは驚きなようで、当たり前の事なのかもしれません。人々が慌てふためいている中で、山は変わらずにそこにあり、時期になればツバメが飛来して巣を作り、気温が上がれば季節の花が次々に咲く。気持ちが良い程、自然はその営みを例年と変わらずに続けておりました。

そんな動じないものを身近にし、その中で生活をすることが出来る。そんなことで心がほっとしている。私にとっての「地方の魅力」とは、自然の営みを感じられることではないかと思う今日この頃です。(八ヶ岳事務所 大久保 武文)

▲コロナ禍でも自然の営みは続く。(北杜市大泉町)

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八ヶ岳事務所は8月12日(水)から15日(土)までの4日間はお盆休みとなります。併設の田園暮らし体験館もご利用できません。よろしくお願いいたします。