那須町にはJR東日本の駅が3駅あります。町役場所在地の「黒田原駅」。(1981年(明治24年)9月1日開通)かつての駅舎は現在の役場近辺で、当時北側に農耕馬を中心とした馬市場があり、4月に3日間の競り市が行われていました。ここで良馬が取引され、出馬頭数も全国2位となるなど、多くの方で賑わいました。(駅前の那須駒の記念碑より)
その東北本線「黒田原駅」も数年前までは「白河駅」まで直通でしたが、今回久しぶりに乗車してみてビックリです。「新白河駅」終点とのアナウンスがあり、乗り換えて白河駅まで行くことになりました。現在は「黒磯駅」から「新白河駅」の往復運転で1日に17便位、1時間に1本ですが電車も比較的新型で快適な乗り心地でした。
また、130年の歴史ある秘境の駅「豊原駅」ですが、2019年3月24日に駅舎をリニューアルオープンしました。
地元の「高久(たかく)駅」、昔は「高久信号場」と呼ばれて駅のホームが無かった子供の頃を想いだします。地元の駅昇格の陳情で念願が叶い、1964年9月1日に駅として誕生しました。現在は双方とも無人駅なので「乗車駅証明書発行機」から発行券を取って到着駅で、精算することになります。
路線バスが少ない我が町で3カ所の駅は、利用される皆さんの貴重な乗り物になる筈です。(那須店 高久 重廣)