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長野◆立科町/美しい白樺林を後世に残すために【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年8月4日

「クラウドファンディング」という言葉をご存知でしょうか?

英語で言うところの「crowd(群衆)」と「funding(資金調達)」の造語で、日本でも数多くのサービスサイトが運営されています。

「クラウドファンディング」略して「クラファン」によって、例えば資金が乏しいが、才能のあるアーティストや映画監督、実績の無いベンチャー企業が、一般的にイベントや製品開発の開催に多額の資金が必要となる際に、インターネットを通じて不特定多数の人々に、比較的少額からの資金提供を呼びかけることができ、一定の目標額が集まった時点でプロジェクトを実行、資金調達のコストやリスクを低減して資金集めが可能となったもの。

「クラファン」は、資金提供者に対するリターン(見返り)の形態によって大きく3種類に分けられるようです。まず、金銭的のリターンのない「寄付型」、また、金銭リターンのある「投資型」そしてプロジェクトによる産物、何らかの権利や物品を購入することで支援する「購入型」があります。

日本はなかなか寄付の文化が無く、言われのない金銭的な授受に抵抗を感じる方が多いかもしれません。確かに一般的な寄付のように、例えば個人の税制上の寄付控除の対象にならないなど、留意点はありますが、行政が行う「ふるさと納税」などにも「クラファン」が組み込まれるケースも増え、知らぬうちにメリットを享受することも多々あります。

もちろん、サイトには様々なプロジェクトが記載され、見ているだけでも楽しいです。未だ閉塞感のある世の中ですが、誰かの夢、新しいプロジェクトを、資金面で応援してみてはいかがでしょうか? 

本誌2015年12月号のラーバニスト訪問でも登場頂いた渡部見さん・ゆかりさん夫妻からDMを頂きました。長野県立科町の女神湖湖畔で「B & B sora」を開業、その後、ジビエ料理の加工場・居酒屋、そして「バンガロー・キャンプサイト焚き火hat」などを事業展開中の方です。(本部 星野 努)

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このたび私たちの白樺林保全の活動が立科町で初の地域課題解決事業の対象事業として認定されたことを受けて、白樺林保全に関する寄付を募るガバメントクラウドファンディング(※)を始めることとなりました。

https://www.furusato-tax.jp/gcf/1246

※ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する㈱トラストバンクが提供する、クラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」期間は6/16より開始、9/13終了予定 目標額は125万円。ご覧いただければ幸いです。

信州白樺クラフト製作所(町の任意団体・代表渡部ゆかり 白樺の保護を図りながら間伐材による特産品作りに取り組み、昨年3月に8人で発足。現在約70人が会員登録中)

山梨◆八ヶ岳/盛暑の候の候、8月のお知らせ【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2021年8月1日

▲北杜市高根町。八ヶ岳の山裾で稲が青々と育つ。

梅雨の時期には雨が降ると、まだまだ肌寒さを感じることもありましたが、そんな日も過ぎ去り、強い日差しを感じる夏となりました。北杜市は標高が高いせいでしょうか、それとも空気が澄んでいるせいでしょうか、夏の日差しは強烈で、肌感覚としては、以前私が住んでいた沖縄と変わらない紫外線の量に感じます。

ただ、日差しの強さこそ注意が必要ですが、それ以外は都心と比べるもなく、快適な季節となります。昼間こそ標高が低いエリアではエアコンが稼働するものの、夕方になると一気に気温が下がり、窓を開け放てば、気持ち良い風を感じながら過ごすことが出来ます。

標高が1000m を越えるエリアでは、エアコンが設置されている家は極端に少なくなり、大抵は扇風機となり、夜になると日によっては窓を閉めないと風邪をひいてしまう日もあるほど。

エアコン等の人工の風に頼らなくても夜を過ごせるということが、こんなに気持ちの良いものかと、北杜市に移住した当初は驚いたものです。暑さから解放されると、体がほっとする。体の次に、心がほっとする。夏の北杜市へ是非お出かけください。

▲北杜市大泉町。日が沈むと気温が一気に下がる。

■ほくとトクトク商品券

昨年、コロナ禍の経済対策で北杜市民一人当たりに3万円の商品券が配られました。今年も市内経済の活性化のため、「ほくとトクトク商品券」というものが登場しました。前回は無料で配られましたが、今回は希望者が購入をするものです。対象は「北杜市民であること」と、「一人1冊まで」。1冊5000円の購入で1万円分使えるというものです。

他の自治体でも同じような取り組みをしていると思いますが、購入額の2倍使えるというのは、かなり凄いのではないでしょうか。販売は既に終了していますが、私も並ぶことなくスムーズに購入することが出来ました。スーパーの他、飲食店でも使えるので、どこで何を食べようかと考えるだけで楽しくなります。

北杜市は人口4万6千人程の小さな自治体で、コロナ禍といった非常時には、小さいからこそ、小回りが利き、スピード感ある対応が出来るのではと感じます。昨年の国民1人10万円の給付金も大きな市では、なかなか給付がいきわたらない中で、北杜市では迅速に配られました。

新型コロナワクチンの接種については、65歳以下(12歳~64歳)について、7月上旬にワクチンの予約開始、8月上旬からワクチン接種の開始が予定されています。人が少ないからこそ、密にならずゆったりと過ごせる。人が少ないからこそ、対応がしやすい。地方の良さを感じる今日この頃です。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

▲北杜市で発行されたプレミアム付商品券。

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お盆休みをいただきます。八ヶ岳事務所は8月11日(水)から15日(日)までの5日間はお盆休みとなります。
併設の田園暮らし体験館もご利用できません。よろしくお願いいたします。