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山梨◆全域/謎の自販機HDS【本部スタッフ・全国乗り鉄漫遊記】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年1月25日

▲ HDS はスタバや吉野家とほぼ同じ店舗数だそうです。

国内で自動販売機が普及し始めてから約60年が経過しますが、その間に日常生活で視界に入らない日はほぼないと言ってもいいほど、全国至る所で自販機は24時間365日人々を待ち続けています。

今や立派な社会インフラとして機能している自販機ですが、山梨県全域と長野県・群馬県・静岡県・神奈川県の山梨寄り一部エリアで、ご当地名物のような自販機があるのをご存じでしょうか。

その名はハッピードリンクショップ。主にロードサイドで駐車スペースがある広い場所に3〜4台ほど設置されている自販機コーナーで、他の自販機価格より数十円安いお手頃さをアピールしている。

最近では昨今のキャンプブームの火付け役となったアニメ「ゆるキャン△」とのタイアップも行った、山梨県民おなじみのご当地自販機である。

山梨県内の道路を走行していると、もはや遭遇しない方が珍しいぐらい、県内ありとあらゆる場所に設置されており、一種の道の駅のような存在感を醸し出しています。

この自販機を運営しているのは山梨県甲斐市にある会社で、21世紀になってからこのシリーズを始めた模様。その台数は年々増加傾向にあり、今や1200を超えたというのだから驚きだ。

そんな当たり前に目にする自販機にも、かつて1人1人の営業マンが地権者に交渉を行ったからこそ置かれている事情を想像すると、同じ営業マンとして考えさせられるものがある今日この頃です。(本部 高橋瑞希)