3月というと一般的には「春」のイメージだと思いますが、八ヶ岳南麓ではまだまだ冬のような風景。
山暮らしの衣替え、車のタイヤ交換も春雪に備えて今月末くらいからぼちぼちといったところ。
それでも山菜の春一番、フキノトウの便りを聞くと、少しずつ春めいた気持になります。
夜空の方も明るい星が多い華やかな冬の星座から、落ち着いた春の星座へと移っていきます。
この時期に見つけてみたいのが、星雲や星団です。肉眼でも空気が澄んだ、月のない夜など条件が整えば、ぼんやりと見えるかもしれませんが、もっとしっかり見るには双眼鏡が役立ちます。
7×50くらいのもので宙をのぞいてみると…たくさんの星が目に飛び込んできて、しばしうっとりします。そう、双眼鏡は夜、星をたくさん見るために必要なアイテムなんです!!
しっかりと防寒対策をし、背もたれが傾く椅子などに腰かけて、淡い星団や銀河の光を探す、春の夜を過ごしてみてはいかがでしょうか☆(八ヶ岳事務所 安江 美香)