▲ふるさと情報館は今年で創業34年。
令和5年12月28日、ふるさと情報館仕事納めの日は恒例の大掃除。
とは言っても事務所が引っ越しをして3年。まだまだきれいさが感じられ、掃除は非常に容易な年が続く。
そんな中で象徴的だったことが一つ。社員同士の机を仕切るように置かれたアクリル板を撤去しました。同じ空間で、同じ目的を持った同士の絆を分断するように置かれた厄介もの。4年の月日を経てようやくお役御免としました。もう、使うことのない世の中が続いて欲しいと小さく願いました。
新型コロナが感染症5類に移行され、日常が戻った令和5年。
同時に蘇ってきたのは田中角栄先生の言葉。
現代でも参考にしたいたくさんある名言の中で、我々を勇気づけてくれる「日本という国土がある限り、不動産業と観光業は無くなりません」という言葉。
外国とのビジネス競争が避けられない現代においても、この2つの業種は国土を土俵としています。
今や観光名所はコロナ禍以上に国内外の観光客で賑わい、行く先々でアクリル板を見ることはめっきりなくなりました。
世界に誇る観光名所のある日本、観光業が無くなるなど考えられません。
共にふるさと情報館が紹介する田舎物件も相通ずるものがあります。観光名所的な場所に限らず、のどかな田園、海、山がある限り田舎暮らし物件の需要と共有は無くならないと確信しています。
50年前に唱えた田中先生の言葉を胸に秘め、創業34年に突入したふるさと情報館で、日々仕事に従事していきます。(本部 金澤和宏)