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東北◆福島/食べ飽きるほど山菜が食べたい【地域深掘り・のぞむ生活紀行】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年5月14日

毎年、ゴールデンウイークは親族が多い東北を転々廻り山菜採りに励みます。日の出と共に叔母と山へ入り、袋いっぱいになるまで互いに下山の意思はありません。私は専ら「タラの芽」を探します。トゲのある特徴的な木は、山菜採り初心者の私でも直ぐに見分けがつくだけでなく、採れたてを天ぷらで食すのが至福の時です。

山菜採り上級者の叔母は「わらび」、「ゼンマイ」、「根曲がり竹」、「フキ」等々何種類もの袋をぶら下げて来ます。何年経っても種類・量ともに完敗です。中でも「ミズ」と言われる山菜は東京ではお目にかかれないご馳走で、シャキシャキとした食感は色々な料理に利用でき東北を代表する食材の一つです。

長いコロナ禍でなかなか行けませんが、新緑が芽吹きだすとソワソワするのは変わりません。広い庭があれば、一面タラノ木を植えたいと思うものの、東京暮らしでは夢のまた夢。以前に福島の物件に「タラノ木」があり、「春に採っても良いですか?」と尋ねたところ「東京の人は変わってるね。こっちじゃ食べ飽きたよ。」と、何とも羨ましい限りです。

私も移住したら是非食べ飽きたいものです。(本部 長内 望)

▲桜が咲くとタラの芽を探す。