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福島◆南会津町/前沢曲家集落と健康マラソン【地方出張・担当旅がらす】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年12月16日

▲前沢曲家集落の水車小屋。

南会津町のたかつえスキー場の近辺は、ペンションやセカンドハウスの物件があり、年に何回か訪問する場所です。雪深く、四季の変化がはっきりしていて深山幽谷のダイナミックな自然を感じられるところといえます。

旧舘岩村内にある前沢曲家集落は、昭和63年から茅葺住宅に対する経費補助で伝統的建造物に対する計画的な景観維持を図ってきました。集落ごと維持されていますので一見テーマパークのようにも見えますが、各家は独立して居住していますので、中まで拝観できる建物は一部分だけとなっています。

この集落、国道352号線を挟んで反対側の山に登って展望台から眺めると全体がよく見えてよい写真が撮れます。ちょっと急な坂道ですが10分くらいで登れるのでお勧めです。

去る10月20日、同じく舘岩郷で物件調査に伺った日は、ちょうどゴーマン杯ふるさと健康マラソン大会が開催されていました。秋空の下通行止めもなく、車がランナーの横を通り抜けるときは迷惑にならないようソロソロと気を付けて走っていました。そこで拝見した物件は今月号に掲載していますので、ご覧ください。よろしくお願い申し上げます。(本部 山中準一)

群馬◆南牧村/村の便利屋さんをご紹介【地方創生!応援・地元びと】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年12月4日

秋になると必ず耳にするスズメバチの被害。スズメバチによって日本全国で命を落とす人の数は、ヘビやクマに襲われる件数と比べても圧倒的に多い。自然の中にある田舎の空き家、軒下や戸袋などに巣がいつのまにか形成され、窓を開けた瞬間に襲われたケースも聞いた。先日、群馬の最西端・南牧村の古民家が無事成約となり、売主様が引渡し準備で現地にかたづけに行ったおり、敷地内のヤブの中に大きなスズメバチの巣を発見した。幸い被害は無く、駆除のためにすみやかに村へ連絡、そこで紹介されたのが、今回ご紹介したい便利屋さん・茂木(もてき)芳春さん(66)である。

現地では、テレビで見る白い防護服に着替え、特製ノズルを付けた殺虫剤であっという間に退治。茂木さんの話によると、蜂の巣駆除は毎年15個ほどで、今年は9月の中旬現在、まだ2個目。例年より少ないという。

茂木さんの経歴も非常に興味深い。元々森林組合で働きながら、それこそ村内の山林はほぼ歩いたそうだ。また炭焼きを取り扱うセンター長として企業の社長とダイレクトに極秘プロジェクトを請け負うことも多々あり、自然に優しい木炭を使った肥料の開発や床下調湿の炭など、企業の社長と交流することとが多かったそうだ。

「この頃は刺激的な毎日でしたね。バイタリティや理念のある経営者さんが多かった。私も50才で森林組合を退職してからは、ちょうど南牧から軽井沢まで1時間ほどで行けるから、ありがたいことに当時の人脈で軽井沢の家の管理などを頼まれたり、家の庭の手入れから木々の伐採までなんでもさせて頂きました」

県内近県でも対応可能、荷物の撤去やちょっとした木々の伐採など。さっそく11月号掲載の南牧村の物件(物件NO.16130H)へのアドバイスも頂いた。「川側への眺めを生かして、大きく伸びたモミジをちょっと伐ったほうがいいかもね。せっかくある川まで下りられるアプローチはもう一度しっかり積み直したり、ウッドデッキなどを設けてもよさそうですね。もちろん購入した方が自分でトライしてみてもいいんじゃないでしょうか」

現況のままでは水廻りを含め、建物内の改修が必要。群馬県最果ての集落、県境に近い南牧村の物件、DIYなど腕におぼえのある方はいかがでしょうか?  (本部 星野努)

山形◆長井市/山形の草ぶき古民家を往く【地方出張・担当旅がらす】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年11月27日

「長井市」は、かつて日本海と「米沢」を結ぶ最上川舟運の港町として栄えたところ。当地で三百年続いた呉服商「丸大扇屋」は、その中心地にある商家の面影を今に残しています。

今回は同じ「長井市」にある旧家の物件調査で訪問したのですが、草葺屋根の外観がこの扇屋さんの母屋とよく似ています。日本海側の気候に耐える構造でもあるのでしょう。建物は道路側の店、草葺の母屋、新座敷、みそ蔵、内蔵などと分かれており、嘉永から明治、大正期の建築が中心になっています。

▲「丸大扇屋」店の奥に草葺の母屋が見えますね。

大きな手漉きガラスの窓に思わず見入ってしまい、係の人の「1枚でも割れてしまえば代わりはありませんので」。との説明にもおもわず頷いていました。今は県指定文化財として保存されていますが、昭和40年代まで実際に商家として利用されていたとのことです。

同じ敷地内には彫刻家「長沼孝三」の生家でもあることから、彫塑館が併設されています。またこの近くには、明治11年築という旧西置賜郡役所「小桜館」もあり、往時の町の暮らしぶりを偲ぶことができます。(本部 山中準一)

▲旧西置賜郡役所の「小桜館」

東京◆本部/最近映画を観てますか?【エリア担当・肝心閑人閑話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年11月12日

先日「パッセンジャー」(2016年公開)という洋画をケーブルテレビで見ました。月に5本は映画を見る私ですが、この作品を見終わった後「自分が主人公だったら・・・」と考えさせられました。

大まかにストーリーを説明しますと、

未来の地球が住めなくなり、限られた人間が宇宙船で120年かかる星へ移住する途中、30年後に一人だけ睡眠カプセルの故障で目覚めてしまう。さあ、残り90年をどうしようか、と自暴自棄になっていたら、乗客に好きな女性がいることを知り、睡眠カプセル壊し起こしてしまう。彼女には事故と偽って。その後二人に愛が芽生えたり、大ゲンカしたり。最後は二人で力を合わせて宇宙船を直し、そのお陰で乗客は無事移住星へ到着する、勿論、二人はもういない。乗客はそんなことがあったなんて知る由もありません。

というハッピーエンド?なのかどうか・・・。

※写真と映画の内容は関係ありません。

確かに、「宇宙船でたった一人、しかも生きて移住星まで行けない」と分かったら頭はおかしくなるでしょう。せめて好きな人と一緒なら何とか生きられる、でも起こされた人にとってはたまったものではない、と。

自分が同じ境遇にあったら・・・とは言っても、そんな時代が来るかどうか、そもそも自分が移住者リストに入れてもらえるかどうか。色々考えさせられる面白い映画でした。(本部 金澤 和宏)

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埼玉◆秩父/秩父ジオグラビティパーク【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年10月31日

秩父鉄道の終着駅である三峰口駅は旧大滝村(現在は同じ秩父市!)と接し、古くはヤマトタケルの時代より知られる「三峯神社」の麓に位置する。

現役機関車「パレオエクスプレス」が往復し、関東の駅百選にも選ばれた木造駅舎がどこか懐かしく、地元の方々の温かいおもてなしのある日常は、本誌ラーバニスト訪問(P2)でもご紹介済だ。

「三峯神社」では毎月1日に限定の「白い氣守(きまもり)」を頒布し、パワースポットブームから数多くの参詣者が訪れたが、この限定氣守の希望者による交通渋滞の慢性化が問題となり、昨年6月から頒布を休止する残念な結果となった。

とはいえ、荘厳な大自然と景色、そして特別な気候条件で、東京から最も近い絶景の雲海&星空鑑賞ツアーが注目され、また駅前の雄大な荒川渓谷を活かして、「秩父ジオグラビティパーク」が今年の3月にオープンした。

この事業は、埼玉県、秩父市、地元町会、関係団体・企業などで組織される「秩父市三峰口駅周辺荒川利用調整協議会」を中心に展開している事業で、埼玉県の「水辺空間とことん活用プロジェクト」を活用。施設については同協議会による公募によって選定されたという。

旧白川橋の橋脚を使用して架けられた吊り橋を渡る「キャニオンウォーク」をはじめ、渓谷を使った日本初のアクティビティ、是非公式ホームページで確認してほしい。(本部 星野努)


▲ Site Managerの小井土悠さん。

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「秩父ジオグラビティパーク」
https://gravitypark.jp/

千葉◆いすみ市/横になったお釈迦様 ~ 行こうぜ!ツーリング南房総!~【全国行脚☆新ライダー伝説】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年10月25日

▲山間にひっそりと佇む海雄寺。

千葉県いすみ市の中央部にある、万木城近くの「海雄寺」に、横になられたお釈迦様がいます。1990年に、県の有形文化財に指定された涅槃像の造営時期は、1711年~1715年とされ、全長5.16mの大きさ。当然に「重機も無い時代に高台のこの地に運び入れ、建造したな!」と感心するばかり。普段はガラス越しに拝見出来ますが、5月3日の「万木城まつり」(以前にも情報誌の誌面でもご紹介したお祭り)では、一般公開され、近くで拝見する事が出来ます。

▲いすみ市指定文化財の釈迦涅槃像。

千葉県内には他にも館山市の上楽山「萬徳寺」に涅槃仏があります。こちらは、全長16mとさらに大きい物となります。造営は1982年と新しく、500円の拝観料(65歳以上は400円)で見られます。

いすみ市からは外房黒潮ラインを走れば2時間程で到着できますので、両方を見比べて見るのも面白いかもしれません。(本部 長内 望)

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房総スカイライン・ファントム

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埼玉◆飯能/必ず寄りたいご当地有名店【本部スタッフ・食いしん坊万歳!】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年10月7日


群馬県や埼玉県に広がる「関東ローム層」は、稲作よりも良質な小麦栽培に適し、古くから日常生活にうどん文化が根付いている。一般家庭でもうどんを打つ習慣や客人をうどんでもてなし、群馬出身の私の母も、上京の際に持参した製麺機でうどんをうっていた記憶がある。

特に多摩川と荒川に挟まれた「武蔵野台地」は、東京の多摩地区と埼玉県西部一帯を指し、現在でも「武蔵野うどん」と称されるコシの強い風味豊かなうどんのお店が多い。豚肉やネギの旨味とダシの利いたつけ汁に絡め、豪快にすする「肉汁うどん」が「武蔵野うどん」の定番メニューだ。

今回ご紹介したいのは埼玉県飯能市の代表的なお店「古久や」さん。西武線飯能駅北口より広小路交差点まで約500m、そこから約100m路地に入ったところにお店はあり、江戸後期といわれる街道筋の古民家そのまま、昔ながらの土間と座敷空間も一見の価値がある。

11 時から14時過ぎまでの約3時間の営業だが行列は絶えず、子供の頃、親族一同が集まった祖父母の家の記憶といつも重なる。車の方は駐車場が7台分あるが、前面道路が一方通行なので早めのチェックがポイントだ。(本部 星野努)

▲うどんは「あつもり」も可能だが、冷水で締めたうどんの方がオススメ。

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「古久や」
住所 埼玉県飯能市八幡町6-9
営業時間 11時~14時10分(L.O.) 
※日曜定休

東京◆本部/みりんは10%、みりん風調味料なら8%【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年10月4日

『月刊ふるさとネットワーク』が全ページカラー化してから3カ月がたちました。敷地の様子や室内の状況が分かりやすくなり、よりお楽しみいただけるようになったのでは、と自負しています。

さて、いよいよ消費税が10%になりました。私にとっては今回の消費税の改定はややこしすぎる!というのが正直な感想です。店内の食事は10%、テイクアウトなら8%。みりんは酒類で10%、みりん風調味料なら8%。頭の中は大混乱です。

なんであれお得に買い物をしたい!と思うのは当然の事ですが、大きい出費を伴う買い物は「思い」のタイミングも大切だと思えます。不動産を購入するにあたり、本誌の物件本体の価格は記載通りですが、購入に伴う費用(媒介手数料・登記費用等)が10%消費税の対象となります。物件との出会いは縁物。「これだ」と思う物件がありましたら、ぜひ、お問い合わせ下さい。(本部 杉田 玲子)

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