
先日、滋賀県高島市で開かれた「風と土の工藝2017」というイベントに参加してきた。高島市内の工房、農家、移住者宅など40数か所が期間中に公開され、パスポートを持った参加者が自由に行きたい場所を巡るというものだ。
滋賀で育った者として、高島市が町おこしに積極的なのは知っていたが、ここまでアート作家が多いとは思わなかった。京阪神からの移住者が大半だが、中には大津市や京都府との二地域居住者もいる。弟の同級生夫婦がガラス工芸やアクセサリーを作っており、初めて工房を訪ねた。ガラスに箔や漆など、さまざまな素材との融合を試行し、色の変化を楽しめる作品が多い。先鋭的な色彩と形状は海外での人気も高く、諸外国で展覧会を開いているらしい。のどかな立地のアトリエが世界につながっていると思うと、不思議な気分になる。
滋賀県は国内でも数少ない人口増加中の県だが、豊かな自然が残り、田舎暮らしに適した場所でもある。芸術活動の盛んな京都に近く、作家の創作拠点にはうってつけだ。いつか定住促進に本腰を入れる時期が来れば、アートが重要な切り口のひとつになりそうだ。 (本部 大澤 憲吾)

















「祭りの湯」は渦中の某学園にそっくりな外観も気になるところ。

3種類の「自然公園」の規制内容は

甲州市塩山(えんざん)にある慈雲寺には、樹齢推定300年とも言われる桜があります。高さは14mもあり、お社よりも高く、花は満開の前に濃いピンク色となります。その姿はとても華やかで壮大です。例年は4月上旬に見ごろをむかえ、日没から21時30分までライトアップを行います。バスは19時頃終わってしまうので、夜桜見物をする場合は車で伺う方が良いかもしれません。もちろんバイクでもOKですが、空ぶかしは控えめに。
そして、もう一つの見どころが樋口 一葉にまつわる文学碑と石像です。生まれは東京ですが、両親がこの地で生まれたことから、没後26年に建立され、裏には森鴎外や与謝野晶子、田山花袋の名が刻まれていることから、多くの人に愛されていたことが伺えます。また、県道201号線は『一葉のみち』と名付けられており、今でも多くの人に愛されている証だとおもいます。 お花見をどこに行こうか悩まれているライダーの方は、昼に桜や石碑を見て頂き、夜にライトアップされて違う雰囲気の夜桜を楽しんでみるのは如何でしょうか?

