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栃木◆那須/コロナ終息を枝豆にこめて・・・【地域店・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店 / 高久 重廣

2022年9月4日

▲枝豆の収穫。

コロナ禍のご時世で、皆さんが楽しみにしているイベントを控えて早三年が経ちました。

今まで何かにつけて仲間が集まり、情報交換やお互いの近況報告などを、ワイワイガヤガヤと楽しいひと時を過ごしたものでした。

仲間達が集まる機会が無くなり、張り合いのない日々でしたが、「これだけは続けたい」と言う仲間からの希望で今年もやることになりました。

6月25日苗床(なえどこ)を作りタネをまき、7月9日15名参加で畑に定植したのですが、お天気が続き畑の土がパサパサです。

三日後待ちに待った恵みの雨が降り何とか生きのびた感じでしたが、枯れてしまった苗もありました。

その二日後大雨が降り、水没の心配です。

両極端の天気に一喜一憂の日々を過ごしているうちに、枝豆は成長し雑草も負けじと生えてきました。

先日仲間二人が管理機を持ってきて、中耕してくれたので除草はもちろん土寄せも楽になりました。

9月下旬には甘くておいしい枝豆が収穫でき、仲間の皆さんは毎年お待ちかねの、友人知人に送ったり、保存したりと大忙しです。

その頃には、お隣のそば畑の花見を兼ねての弁当を食べながら「枝豆の収穫祭」を想う今日この頃です。(那須店 高久 重廣)

🌸那須の物件はこちらから

秋田◆秋田/我が家のカモシカ 〜 その1 〜【地域駐在スタッフ・秋田からの風】

この記事の投稿者: 秋田現地案内人/ 片山 保

2022年8月23日

▲突然目が合い驚きの我が家の敷地内にて。アオキを食べ終わりこの後に休みはじめた。

旧聞になりますが、雪が降りしきる二月十二日の朝、カーテンを開けるとそこに見慣れぬ大きな動物の背中が・・・。よくみると10㎝くらいの可愛い角をはやしたカモシカ。

ムシャムシャとアオキの葉をユックリと食べている。やがて腹を満たしたのか、弱っているのかヨタヨタと歩んで軒下にごろりと横たわった。

時には顔を上げて様子を見ているようであるが、三時間あまり休んでいる。
これは弱っているのだ、ここで息絶えてもらっては困る。

どうしようと、あれこれ考えて市役所に相談しようと思ったが生憎、日曜日。
それではと、動物園に電話をしたが当園ではそういう対応はしていないが、「市の担当者に連絡してみましょう」と親切に対応してくれた。

午後、市の鳥獣担当者が来宅、曰く、生きている動物には市は何も手出しはしないとのことで、ゆっくりと刺激をしないように追うとカモシカはフラフラと弱っているような足取りで去っていった。

カモシカはこのような弱々しい素振りをするので心配なく、親離れをしたばかりの若いオスとのことで可愛らしい角が印象的でした。(その2へつづく) (秋田駐在 片山 保)

▲「東海林太郎音楽館・大鵬ギャラリー」の管理人もしています。どうぞお立ち寄りください。

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東海林太郎音楽館
http://www.donpu.net/tarotya.htm

電話番号:018-823-5145(東海林林太郎音楽館)
住 所:秋田県秋田市大町2丁目1-11榮太楼大町
休業日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
※年末年始(12/29~1/3)、冬期間(1月~2月)
営業時間:AM10:00~PM4:00
入館料:無料

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昭和の大横綱・大鵬が愛した秋田の地。旅館・榮太楼は大鵬部屋が夏合宿の際に約20年間、力士の宿泊所として利用され、2006年に閉館。1階にコミュニティスペース、2階は社長の姉・芳子が大鵬の妻であることから「大鵬ギャラリー」を設置し「秋田三大女傑」の一人といわれた社長の祖母・キセが幼馴染であったことから「東海林太郎音楽館」も併設されている。

群馬◆黒保根町/ 『人生の楽園』づくりを楽しみませんか?【桐生くろほね・花咲爺日誌】

この記事の投稿者: 群馬・黒保根案内人/小林 峯司

2022年8月4日

▲上毛新聞で紹介されていた箕郷町の花山にも遠征してオーナーと交流。

私の町は、群馬県桐生市に合併前の旧黒保根村にあります。この地は「花と緑と清流の里」としたキャッチフレーズの通り、中心地の水沼駅沿線には早春に河津桜が咲き、続いて10種の桜や花桃・アジサイなどが咲き競う花山に変わります。

私は案内業務の傍らこの地域の「山を守る会」の代表を務め地域の仲間とともに、平成25年度から国、県の環境整備事業を活用し荒廃した森林の藪を切り開き、支障木を伐採し、ヤマザクラやハナモモなどを400本程植栽し管理しています。

近年、地域の環境整備も進み森林は明るい花山に変わり、エリア内にミニキャンプ・ドックラン・無農薬の山菜・野菜園に活用する仲間も加わり、森林セラピーも楽しめる「憩いの森」づくりも進めています。

『人生の楽園』づくりを楽しみませんか。ご案内いたしますのでお出かけください。(黒保根案内人 小林 峯司)

栃木◆那須/今年で25年目!恒例味噌づくりイベントの報告【那須高久・里山日誌りたーんず】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子

2022年5月17日

3月26日 味噌仕込みイベント 25人参加

長い事やっている味噌仕込みイベントも今回でちょうど25年になります。今ではそれぞれの家族関係も変わり、「一桶(約30㎏)では多すぎて食べ切れない」ということで、隔年や知り合いとシェアするという人など様々です。それでも毎年参加する人達の数は変わりません。

そんな中で、最初から毎年参加の「皆勤賞」の方が何人かいらっしゃいます。その中のひとりは、知り合いに自慢のお味噌をあげたところ、あまりの美味しさに自分でも作りたい!と三年前からお友達と4人で参加しています。


いつもイベントがある度に気になるのが「お天気」です。週間予報では「週末にまとまった雨が降るでしょう」と言っていたが日々変わり、土曜日の午前中は、雨が降らないという嬉しい予報になりました。

朝4 :30大釜に火を点ける。

すぐに燃え上がったので、太い薪をくべ安心してその場を離れました。時々遠くから炎を確認できたので、そのままにしていたところ、予定の時間(7 :00)になっても吹きこぼれてこない・・・これは大変と急いで杉の枯枝等をくべて火力を強めると吹きこぼれが始まったので、ホッと一安心です。

開始時間になんとか間に合って、いよいよ今年の味噌仕込み開始です。幼稚園の年少さんからお母さんと一緒に参加している男の子がこの春小学1年生になるとか・・・。双子の弟さんも3歳になり、今ではすっかりお兄ちゃん気取りで「玄米糀と白米糀、2つ作るんだよ!」とやる気満々です。小耳に挟んだ情報では、味噌の中に入っている丸大豆が大好きで、毎朝味噌汁を食べる時にこれが入っていると「当ったりー!」と大喜びしているそうです。

この話を披露している私の横にいた仲間が、近くにあった大ザルから「煮大豆」をひしゃくで掬い男の子の前に空けると大喜びで拾って食べ始めました。

▲今春小学1年生になる男の子も今ではベテラン?お母さんのお手伝いを頑張っています。

その後、丸大豆が挽き大豆と混ざって見えなくなると、挽き大豆でおにぎりを作り口に頬張り、お母さんに注意されていました。私の作る田舎膳が大好きとかで、孫の様に可愛い男の子です。

参加された皆さんベテラン揃いで段取り良く仕事がはかどりました。皆さん自分の味噌を仕込み終えると、後片付けをし、明日の大豆を洗い浸してくれました。

「今夜から朝方にかけて風が吹いて荒れるらしいよ?!」と誰かが言ったのでテントが飛ばされない様にとすぐに横の立ち木にロープでしっかりと括りつけ、クモの巣状に四方八方に張り巡らしてくれました。しっかり対策をしてくれたお蔭で心配なく次の日を迎える事ができました。

▲それぞれ思い思いに自分の味噌仕込みを段取り良くやっています。ベテラン揃いで味噌作りの師匠・日野屋さん(写真中央右のマスクの男性)も安心して眺めていられる~と言ってました。

3月27日 22人参加

昨日の疲れが出たのか今朝は4 :30まで朝寝坊してしまいました。急いでテントの中に行くと昨夜雨と風が吹き荒れたらしく、テントの中の薪や焚き付け等が湿気っている・・・。

暗闇の中、懐中電灯の明かりを頼りに乾いた薪と焚き付けを見つけ、釜口に突っ込んで火を点けるとすぐに燃え上がったので、ひと安心です。空を見上げると三ヶ月のおぼろ月で今日のお天気は大丈夫そうです。

予定の時間(7:00)よりちょっと遅れて大釜の蓋が吹き上がって大豆の汁が吹きこぼれ始まりました。ここからは弱火にして蒸し煮にするのですが、焦がさない様に火加減を見るのが大変で最後まで気が抜けません。

予定の時間になると、いつもの様に「サァー始まるよー!」と大きなザルに入った熱々の煮大豆が運ばれて来ると、今日の「味噌仕込み」の始まりです。

仲良しの三人組の女性達は大きな桶の中に頭を突っ込んで混ぜ合わせ中です。マスクをしているせいか息を弾ませながら自称18歳の女子会だそうです。1年ぶりの再会は積もる話に時を忘れているようです。

▲仲良し三人組の女性達は息を弾ませながら自称18歳の女子会とか・・・。

今日参加された皆さんも今ではすっかり味噌仕込み職人?で何のトラブルも無く順調に終わりました。いつもは田舎膳の昼食を食べながら和気あいあいと情報交換するのですが、今年もいつもの田舎膳のお弁当をお持ち帰りしてもらいました。

▲味噌の神様が住み着いている?年季の入った木桶と重石。私より早くからここに居ます。

お疲れ様でした。

サァーこれからは我が家の味噌と皆さんの預かり味噌の始末をします。我が家の分は昔から木桶で熟成させます。鎌倉に住む次女の所でも昨年、以前から持っていたという手作り木桶に、こちらから送った「味噌の素?」を仕込みました。

途中部屋中味噌の香りが漂ったらしいが無事味噌になったとか・・・。今年は木桶が無いのでこちらで仕込んで「見本?」で送ろうと思います。ジューシーな味噌(1年もの)が大好きな次女は自分の手元にあればいつでも食べられると大喜びです。(那須店 高久タケ子)

▲イベント後のテント。今年も無事に終了しました。みなさん来年お会いしましょう。

 

長野◆飯田/まだまだある信州の7年に一度のお祭り【信州蓼科・タイムカプセル】

この記事の投稿者: 信州蓼科エリア案内人/ 星野 登美夫

2022年5月9日

▲飯田市の夜景は味わい深く、是非宿泊旅行を検討して頂きたい。

ここ信州では、今年7年に一度の開催される行事として、善光寺の「御開帳」、諏訪大社の「御柱祭」、穂高神社の「式年遷宮祭」、飯田市大宮諏訪神社の「式年大祭」に合わせて行われる「飯田お練りまつり」があります。

今回は諏訪大社「御柱祭」の先駆けとなる3月25日から27日迄開催された「飯田お練り祭り」を紹介します。このお祭りは諏訪大社を一之宮と仰ぐ信濃国にあって、祭礼において度々神役に勤仕し、諏訪本宮の祭政を預かってきた由緒ある大宮諏訪神社の7年に一度の「式年大祭」で、諏訪大社の「御柱祭」に合わせて開催されるのが「飯田お練りまつり」です。

毎回約30万人の見物客が集まり、また飯田の各町内や近郷から参加する約30団体が「獅子舞」や「囃子」、「踊り」などを演じました。その中でも格式百万石の長さ100m、参加人数120人の大名行列と、他の獅子舞に類を見ない日本最大の全長25mの胴体を表す屋台を背負って30㎏の獅子頭を操る独特の「東野大獅子の獅子舞」、これが最大の見所。

なお、これらを演じながら飯田の街筋をゆっくりと「練り歩く」事から「お練りまつり」と言われるようになったとのことでした。今日まで数百年続けられており、信州の民族芸能の宝庫と言われる南信地域の代表するお祭りです。次回の7年後の大祭に是非見物にお出かけ下さい。(信州蓼科エリア案内人  星野 登美夫)

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飯田お練り祭り 
https://oneri.iidacci.org/
七年に一度の特別な三日間。この瞬間を見逃すな

栃木◆那須/引き継がれる餅つき ~ いっちゃんと後継者育成【那須高久・里山日誌りた~んず】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子

2022年3月7日

12月30日 お正月の餅つき 24名参加

マイナス5℃と凍てつくような寒さの朝を迎え、恒例のお正月用の餅つきの日が来ました。庭先のずっと先、畑の方から「オーイ!水!水が出ないよ~!」と誰かが叫んでいます。

昨日会場準備の時に「明日凍って水が出ないと最悪だから~」とホースを長~く伸ばし水を全部抜いたはずなのに、何故か凍っているという。ホースにお湯をかけ、足で踏み、中の氷を砕いて水を出すと、ピチッ!ピチッ!という音と共に氷が押し出され無事開通!朝一のトラブル解消です。

釜に水を張り、釜口に火を付け、しばらくして釜の湯が沸くと、水切りをして置いたもち米の入ったセイロがその上に載せられる。この時「オーイ!竹をくべすぎないで~!」と毎年同じ台詞が飛びます。

▲前日もち米を網に入れ、そのまま洗って水に浸し、当日水を切りセイロに入れて蒸します。

いつの間にか持ち場が決まり、それぞれがスペシャリスト?なのに・・・と思うが何も言えない。燃やしている竹は火力が強く、ガンガン焚くと、もち米が蒸し過ぎて腰抜け?(ベロ~ンとまとまりがない)の餅になってしまいます。このことをここらでは「蒸ふけ流れる」といいます。

「サァー行くよ~!」と声が掛かり湯気の立ちのぼるセイロを急いで持ち運んで来て、臼の中に「ドン!」と放り込むと、ふわ~と湯気が舞い上がり餅つき開始ののろしが上がりました。杵を持ち、手ぐすね引いて持っていた三人の搗き手はさっそく「捏ね合わせ」を始め、毎年これを見ると「これが大事なんだよなぁ~」と言っていた昔の人を思い出します。

いつものことですが、搗き始めはどうも調子が合わない。突然私に餅つき歌のリクエストがあり「歌でお手伝いが出来るなら~」と昔から歌われている「カラスめが~♪」と始まると今まで以上に搗く手が乱れてきた・・・あれ!調子っぱずれだった?と早々に歌うのを止めました。周りの人の話では三人で搗いて三拍子なのに私の歌は4拍子とか・・・合う訳ないよなぁ~と心の中で思いました。

今年は昔のナイスガイ?が14人も揃ったので体の負担にならないように取っ換え、引っ換え時々若者(唯一の)とすばらしいチームワークで順調に進んでいます。それと並行して始まった餅のしが大忙しです。

昨年の事などすっかり忘れ「あれ!どうやるんだっけ?」と厚手のビニール袋とのし型を手に、ああでもない、こうでもないと思い出せないでいると「餅が風邪引くよ~!!」(固まってしまうことらしい)と言われ、余計にあたふた。「仕方ない。テキトーに伸ばそう~!」とビニールの袋に入れギュッ!ギュッ!と押し伸ばしても腰が強くてうまく伸びない。「遣っ付け仕事で不細工なのし餅だけどまぁいいか~」とテキトーに終わらせ他の2人を見ると、上手に伸ばしている。何とかひと臼分の三枚を伸ばし終えた時、同級生のイッちゃんが来た。手際良くなんでもこなす「千人力」の登場にひと安心で後はお任せしました。

▲今年初参加の女性が締めの餅つきの跡継ぎに。頼もし~い!です。

これからのことを思い、若手の女性2人にのし餅とお供え作りを伝えようという事で、イッちゃんが先生になり細やかな後継者育成をやってくれました。これで来年から安泰かな?

最後の12回目は昼食用の餅になります。数年前までは私とイッちゃんで交代に締めの餅つきをやっていたのですが、最近では杵が持ち上がらなくなり自然消滅で途絶えていました。でも今年初参加の元気の良い女性が上手に搗き復活しました!こちらも後継者ができ、世代交代で活気付きました。

▲何でもできるイッちゃんが先生になって後継者育成中です。

今年最後の餅も搗きあがり、いよいよ昼食用の「ミズギリもち」を取ります。臼の中で1口大にちぎり分け熱い湯の中に入れ保温?します。食べる時にそれを引き上げ「なっとう」「ごま」「大根おろし」「あんこ」等を好みで絡めて食べます。その中でも私が小豆作りからやった「手作りあんこ」が大好評でした。昨年に引き続き新型コロナ感染対策で静かな餅つきでしたが仲間たちの元気な姿を見ることができてひと安心です。来年こそはマスク無しの大声で笑い合える解放された餅つきをやりたいものです。

お帰りの前に豆餅切のひと仕事があります。切り終えた順に豆餅と搗きたての柔らかいのし餅をやさしく胸に抱え家路につきました。後姿を見送りながら、皆さんのお正月の膳に今日搗いた餅がのり「おいしいね?」と笑顔で食べている姿が目に浮かび嬉しくなります。これが私の至福のひとときです。(那須店 高久タケ子)

▲時間がたち固くなった豆もちは切るのが大変ですが、この「もち切り」は便利で楽に切れます。

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味噌作りのお知らせ
日 時:
3月26日(土) 9~14時
27日(日) 同上
※雨天決行
場 所:ふるさと情報館・那須店
参加費:大人2,000円、子供1,000円
(お弁当・飲み物、お土産代含む)
味噌代:白米16,500円。
玄米17,500円。
※ポリ桶付きの場合は
+1,550円。
締切り:3月15日まで
お申込:ふるさと情報館・本部
TEL:03-3351-5601
※マスクの着用をお願いします。
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長野◆青木村/中古不動産の物件化、知恵をふり絞って考える【東信州あおき・小県からの手紙】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・上田青木店 / 山本 幸哲

2022年3月4日

※写真はイメージで実際の物件とは異なります。

空き家物件の売却の依頼を受け、物件調査を開始。築36年、45坪の2階建ての一般住宅に、宅地161坪、農地467坪が付いて650万円で評価しました。

竹やぶ、樹木の伐採で406万円の見積りが森林組合から届き、白アリの被害等でも70万円、これって物件化できるの?ととても不安でした。そこで、村の農業委員会の会長さんに相談したところ、村に竹チップを作る機械があるので、オペレーターをしてあげるから手伝ってくれる人を、3~4人集めてほしいとのこと。ふるさと情報館のお客様に声を掛け、参加していただくことに。

朝9時から作業を始め、16時に終了。鬱蒼とした景色がまるで別物の様に開け、地続きの畑が家から手に取る様に、見渡すことができる様になりました。収穫した竹チップは、参加してくれた移住者の方々にお譲りし、畑で堆肥にしたり、コンポストで生ゴミ処理に利用したり。売主様より竹やぶの整理費10万円をいただき、参加者の日当、機械のリース料等支払って、いただいた範囲内で片付きました。

参加した方々からは「楽しかった」「またやってほしい」と好評でした。中古不動産を物件化するには、とても経費がかかるのですが、経費を抑え、出来る事はイベントとして楽しみ、見学希望者と物件と出逢っていただけたらと思っています。(上田青木店 山本 幸哲)

群馬◆黒保根町/四季を通じて美しい山を【桐生くろほね・花咲爺日記】

この記事の投稿者: 群馬・黒保根案内人/小林 峯司

2022年2月1日

黒保根地域は『花と緑と清流の里』のキャッチフレーズの通り、早春から水沼駅周辺に河津桜が咲き、吉野桜・しだれ桜・山桜と町中が花山に変わります。続いて山ツツジや花桃・アジサイも咲き出し四季を通して花めぐりが楽しめます。

今回「黒保根地域の山を守る会」の一端を紹介いたします。「山を守る会」は平成25年に黒保根町の三地区で結成され、私達の団体13人が、人も入れなかった6haの下田沢地区の山林の藪を切り開き、支障木を伐採し、山桜・花桃・山ツツジなど350本程の花木を植栽しています。草刈り作業も6月から9月頃まで毎年実施、エリア内の作業道の補修や鹿の食害防護ネットの設置も行いました。

近年、山林内の環境設備が進み、明るい花々の咲き競う山林となり、「山を守る会」ではエリア内の自然を残し、森林セラピーや四季の花々・紅葉等が楽しめる「憩いの森」の整備を進めています。同時に、山林所有者や会員の高齢化も進み、次代に繋ぐ後継者、一緒に森づくりや田舎暮らしに汗を流してくれる仲間を募集しています。桐生市は定住者・起業者に定住促進補助や支援制度、特に黒保根は補助金も手厚く、定住者を歓迎し応援しています。(黒保根案内人 小林峯司)