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北海道◆更別村/更別スーパービレッジ構想【北の国から・制作スタッフ進行日誌】

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2023年5月15日

▲道東に位置する更別村。

「更別スーパービレッジ構想」を掲げている更別村(さらべつむら)は北海道の道東に位置します。

この構想はAI やビックデータを活用して新しい未来都市をつくる取り組みで2030年頃に実現されるであろう未来社会を先行実現することを目指しています。

たとえば自動運転のデマンド交通(乗合運行バス)の実現や無人ドローン配送。

高齢者が健康であり続けるために、スマートフォンを所持していない65歳以上の高齢者には無料でお貸しし、IOT(モノのインターネット)ヘルスケアを充実させます。健康促進のため歩くだけで地域通貨が貯まる仕組みも取り入れるそうです。

また顔認証で本人確認を行い証明書を発行します。来庁や書類記載、押印、パスワードの暗記が不要になりマイナンバーカードの併用も加速するそうです。

農業では農業人口を食い止めるために農機具、農薬、システムなどのパッケージ化により準備期間を短縮し、安心して新規参入者を呼び込み全自動化農業を目指します。

この構想が実現されれば全国で更別村が最先端を走ることになります。地元北海道の更別村が今後どのように発展していくのか楽しみです。(本部 井上美穂)

▲更別村は帯広空港にも近い。

山梨◆八ヶ岳/若葉の候、5月の八ヶ岳事務所【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2023年5月12日

▲5月の田植えの様子。残雪の南アルプスを望む。(北杜市高根町)

5月、北杜市でも最高気温が20℃を超える日が頻繁になります。

季節を把握するのに便利な二十四節季では5月5日頃が「立夏」となります。夏が立つと書くように、夏の気配が感じられ、陽気も増してくる時期です。

一方で5月の中くらいまでは最低気温が5度を下回る日もあり、朝と昼の気温差に体がついていかないことも。ゴールデンウィークの期間中に暖房が必要となることもあり、ストーブはまだまだ片付けられません。

外に目を向けると風景は刻一刻と変化を遂げていきます。

5月上旬頃から田んぼに水が張られはじめ、2週間ほどの水張の期間を終えると、田植えとなります。田植えは家族総出でする事が多く、結果、人が集まりやすい土日が田植えのタイミングとなります。

私自身はお米を買うだけの立場ですが、毎年変わらぬ田んぼの営みが、日々の生活越しにたんたんと進んでいく様は不思議と安心感を与えてくれます。

▲新緑の季節。みずみずしい若葉の足元には小さな花々。

5月は新緑の時期でもあります。冬の間、葉を落とし、陽射しを透過していた樹木の枝を青々とみずみずしい若葉がおおっていきます。青空の下、陽射しを受けた葉は様々な表情を見せ、さわやかな夏の訪れを予感させてくれます。家の周辺のお散歩から、ちょっと足を延ばして山の懐や低山にと、そろそろ自然の中に出かけていく時期ですね。

八ヶ岳、南アルプスは残雪が残る為、夏登山にはまだ早く、気軽に行くには飯盛山や日向山、もう少し登りがいを求めると茅ケ岳がお勧めでしょうか。

▲山肌に彩を与える藤の花。(北杜市須玉町)

この時期、山々で目を引くのが藤の花です。藤の花というと藤棚で咲いているというイメージがあったのですが、北杜市では野山の木々に藤のツタが絡まって成長し、春になると紫色の花々が山肌に彩りを与えます。

ただ、ツタが成長しているということは、山の手入れがされていないという側面があり、藤が絡まった木を絞めつけて、倒木に至ることも。

沖縄ではガジュマルという木が「締め殺しの木」という異名があるのですが、藤にも似た性質があるようです。そういった話を聞くと、単純に綺麗だなと喜んでいられないとも思うのですが、遠方に見える山肌に咲く藤の花はやっぱり美しい。

北杜市の5月、日常の風景です。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

東京◆本部/日々の業務から学ぶこと【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年5月9日

▲机上ではピンとこなかった事をを絶賛学び中!!

昨月4月にふるさと情報館のメンバーとして働いて1年が経過しました。

この1年の間にたくさんの方と出会い、様々なお話が出来たことは後の自分にとってかけがえのない財産になることと思います。

仕事として不動産業に携わっていると、これまでは全く注目してこなかった分野でも、自然と気にするものが増えてきました。

それが法令上の制限です。宅建試験の勉強で最も苦手の分野でしたが、業務上避けて通ることは出来ない話なので、今ではすっかり体に染みついてしまいました。

例えばある街並みを見ていると、このあたりは区域内非線引だな~とか、農振地域だから農転大変そうだな~とか、もはや職業病にまでなりつつあります。

士業の先生方と話す機会も増えてきているので、知識を得られるチャンスに恵まれていることを感謝し、日々の業務を遂行していきたい所存です。(本部 髙橋 瑞希)

▲これからも日々精進していく所存です(画像はイメージです)。

群馬◆黒保根町/『人生の楽園』づくりに邁進中!!【桐生くろほね・花咲爺日誌】

この記事の投稿者: 群馬・黒保根案内人/小林 峯司

2023年5月6日

▲時がゆっくりと流れるような田舎暮らし(写真はイメージです)

私の住む群馬の山里、桐生市黒保根町も今年は記録的な暖冬により3月下旬、10日も早く桜花覧満の春を迎えました。

コロナ禍やウクライナ情勢等暗いニュースの中にも、WBCで日本が見事優勝、マスクなしで外出できるこの頃、更に喜寿を迎え元気で過ごせる田舎暮らしに感謝と自己満足の毎日です。

桐生市(合併前黒保根村)の職員を定年退職後に地域の仲間と「黒保根地域の山を守る会」を結成、平成25年から国の助成事業を受けて、荒廃した開拓農地の笹薮を刈り払い、支障木を伐採。
毎年、植え継いだ花木が400本を超え、今では見事な花山に変わりました。

このエリアには現在2ヵ所の手作りキャンプ場が隣接し無農薬野菜の栽培農家も加わり、まさに『人生の楽園』の基地づくりが始動しています。

私もふるさと情報館の案内人として新しい出会いを大事にしながら、日々変化する自然を満喫し、手掛けた花木園や山菜園の手入れに過ごす毎日です。

都会の喧噪を離れ、「田舎暮らしをご希望の方」、「マイキャンプ地づくりの希望者(ドッグラン・菜園付き)に貸地も可能です。

仲間達と田舎暮らしの応援もしていますので『群馬の花と緑と清流の里』にお出かけください。(群馬黒保根案内人 小林 峯司)

東京◆本部/マムシ焼酎【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年5月3日

▲マムシもまさか焼酎になるとは思ってなかっただろうに・・・

東京でも小雪が舞った2月のとある日の北関東某所。売主さんが「金澤さん、ちょっとこれ見てよ」と手招き。

スロップシンクの影から褐色の一升瓶を持ち上げ私の目の前に寄越す。その間一秒ほど。

一升瓶が視界に入った瞬間、自身に存在する嫌悪感が沸き起こりましたが時既に遅し。

私がこの世で最も嫌いとする生き物、そう、蛇、しかもマムシを間近で見せられました。

それは俗に言う「マムシ焼酎」。

息が止まり、吐き気をもよおしました。

それは瓶の底で蜷局を巻き、頭が丁度上を向いている立派な形(いやいや、感心している場合ではない)。

売主さん曰く、引越し作業していたら台所の下にあったのに初めて気づいたとのこと。自分の物ではないので以前の家主の物らしい。

マムシ焼酎は、マムシを生きたまま瓶に入れ焼酎に浸ける。勿論マムシは絶命するが体の何かが染み出て、焼酎と反応し、それが日本古来の万能薬(火傷、捻挫、皮膚病などに効果があるらしい。臭いも強烈。飲む人もいる!)になる。

私自身蛇が大の苦手である故、申し訳ございませんが諸々について詳しくなろうという意思はありません!

ただ、案外このマムシ焼酎、田舎物件で何度かお目にかかったことがあります。常に怪しい一升瓶の近くには寄らないよう心掛けています。(本部 金澤和宏)

東京◆本部/五十の読み方、無限大【本部スタッフ・全国乗り鉄漫遊記】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年4月30日

▲五十石駅、五十公野駅、五十岡駅は既に廃止となりました。

よく海外の方から難しいと言われる日本語ですが、同じ漢字でも地域によって全く別の読み方をする地名も、私は十分奥深い分野だと思います。

その中でも漢数字を用いる地名には、地元民や専門家でないとまず読めない地名もあり、その代表格にあたる漢数字は「五十」であると自負しています。

私が駅名として把握しているだけでも読み方は8通りあり、地名やバス停名なども含むとその数はもっと多いと思われます。

北海道標茶町にあった五十石(ごじっこく)駅、山形県鶴岡市の五十川(いらがわ)駅、新潟県新発田市にあった五十公野(いじみの)駅、新潟県阿賀町の五十島(いがしま)駅、静岡県袋井市にあった五十岡(いごおか)駅、三重県伊勢市の五十鈴ヶ丘(いすずがおか)駅、島根県大田市の五十猛(いそたけ)駅、愛媛県内子町の五十崎(いかざき)駅、宮崎県都城市の五十市(いそいち)駅。

JR五十鈴ヶ丘駅と近鉄五十鈴川駅、五十猛駅と五十市駅は同じ読み方のため1通りとカウントしても、これだけ様々な読み方があるのもかなり稀なケースと言えるでしょう。

地元民しか知らないような難読地名を知っていると、すぐ打ち解けて話が盛り上がるきっかけなることも多々あるので、私は営業マンとしてこれを武器にコミュニケーションすることを心掛けています。(本部 高橋瑞希)

千葉◆九十九里町/青いポストと海の駅【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年4月27日

▲日本で唯一の「青い丸型郵便ポスト」。

地方に行くと道の駅という施設があり、食事や、待ち合わせ場所で利用する事がある。

サーフィンやイワシで有名な九十九里町には、海の駅が存在する。

▲水槽の裏にはイワシ資料館がある。

施設に入ると大きな水槽があり約3,000匹のイワシがお出迎え。水槽一面がイワシだった。

売所では目の前の片貝漁港で水揚げされた新鮮な魚介類はもちろん、太陽の恵みを沢山受けた新鮮な野菜などが販売されていた。

2階のフードコートでは地元食材を活かしたイワシやはまぐり等、九十九里ならではの食材を堪能でき、テラス席もあるので海辺の景色を眺めながら新鮮な海の幸を食べる事ができる。

また、外には青い空と海をイメージした日本で唯一の「青い丸型郵便ポスト」がある。

一般郵便を投函でき、人気の記念撮影スポットにもなっていて大勢の方が写真を撮っていました。

ポストの後ろには幸せの鐘があり、カップルや夫婦で鳴らすと幸せになれるとか。お食事のついでに訪れてみてはいかかでしょうか。
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🐡海の駅九十九里(千葉県公式物産サイトより)
・所在地
283-0102 千葉県山武郡九十九里町小関2347-98

・営業時間
直売所:9時00分から18時00分まで
フードコート:通常10時00分~17時00分(ラストオーダー16時00分)
冬期(11月~2月)10時00分~16時30分(ラストオーダー15時30分)

・駐車場
あり【普通車台数】130台 【大型車台数】9台
障がい者専用駐車場3台
敷地内は一方通行

・交通アクセス
東金九十九里有料道路九十九里ICから車で8分
JR東金線東金駅から九十九里鉄道バス本須賀行バスで30分「海の駅九十九里」下車徒歩2分

岩手◆北上市/北上展勝地〜1万本の桜並木〜【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2023年4月24日

▲展勝地の桜(撮影2016年4月20日)

日本を象徴する花、桜。今年も日本のあちこちで皆さんの目を楽しませているのではないでしょうか?

岩手にも桜の名所と呼ばれるスポットは数多くありますが、その中でも最大の規模を誇る場所があります。それが北上展勝地(きたかみてんしょうち)です。

正式名称は北上市立公園展勝地で、総面積3万平方メートルに迫る広大な公園内に咲き誇る桜はなんと約1万本!!

青森県の弘前公園、秋田県の角館と共に「みちのく3大桜名所」にも選ばれており、例年では4月中旬に見頃を迎える展勝地が一足早い開花を迎えるようです。

展勝地は岩手県西側の奥羽山脈から流れる和賀川(わががわ)と中央を縦断する主流の北上川(きたかみがわ)との合流地点に位置し、公園内の展望台やレストハウスからもその様子を眺望する事ができます。

桜の歴史は大正10年の植栽により始まり、度々の北上川の洪水を乗り越え、100年余りを経た現在では桜の種類も150種とも言われ、〝展望のきいた景勝地〞が守り作られてきました。

毎年4月には〝さくらまつり〞が開催され、北上川の水上から桜を眺める遊覧船や、夜桜のライトアップなど(令和4年度はいずれも中止)、大スケールの桜をより一層楽しむ事ができます。

イベント期間中は交通規制により臨時シャトルバスでの入場となる場合もあります。開花情報と共に事前に確認の上、ぜひ余裕を持ち穏やかな気持ちでお越し下さい。(みちのく岩手事務所 佐々木敬文)

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北上展勝地(きたぶら北上観光コンベンション協会ホームページより引用)
・所在地:024-0043 岩手県北上市立花10地割
・JR北上駅東口(新幹線口)から珊瑚橋側の桜並木入口まで徒歩約20分

・令和5年のさくらまつりは4/9~4/30まで開催🌸
・夜桜ライトアップは18時~21時🌸