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東京◆本部/「老害」という言葉を考える【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年3月8日

▲人助けできるお爺さんのイメージ

タレントのデヴィ婦人が自らウクライナへ出向き、衛生用品や防寒具など沢山の物資を供給しました。

バラエティ番組で面白おかしく振る舞っている傍ら、自身の仕事は「国際社交家」や「国際慈善家」と語っていたことを身体を張って実行したのは、彼女に対する見方を変えさせられた称賛以外の何物でもありません。

そんな彼女がロシア寄り発言を繰り返すある政治家対して「あの人達は老害です」と放った言葉が、ある事件とリンクしてとても印象的でした。

それは長野市のとある公園が隣接する一軒の〝ご高齢〟住民からの苦情で閉園になったこと。

この話題は今の日本が抱えている少子高齢化問題を違った視点で映し出し大きな反響を呼びました。地元からは「子育てし難い町であることを全国に曝け出した」と、辛辣な声が多数上がりました。公園の直ぐ隣には保育園や小学校もあるにも係わらず。これも一種の老害でないでしょうか。

「子供の声は公害か」で保育園や幼稚園の運営が上手くできないという話はよく聞かれます。

夏休みの朝のラジオ体操がうるさいと言って、子供達のラジオ体操の思い出は無くなりつつあります。東京オリンピックのセクハラ紛いの発言や高齢者の車の事故も然り。

その一方で朝夕に通学路に立つ年配ボランティアの方々。私自身、デヴィ婦人のようにはなれませんが、世間から老害などと煙たがられない、小さな人助けができるお爺さんになりたいと頑張る所存です。(本部 金澤 和宏)

山梨◆八ヶ岳/浅春の星を見てみよう!【八ヶ岳スタッフ・ゆるり☆星空さんぽ】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2023年3月5日

▲天体観測のイメージ。この時期は空気が澄んでて星がキレイ★

3月というと一般的には「春」のイメージだと思いますが、八ヶ岳南麓ではまだまだ冬のような風景。

山暮らしの衣替え、車のタイヤ交換も春雪に備えて今月末くらいからぼちぼちといったところ。

それでも山菜の春一番、フキノトウの便りを聞くと、少しずつ春めいた気持になります。

夜空の方も明るい星が多い華やかな冬の星座から、落ち着いた春の星座へと移っていきます。

この時期に見つけてみたいのが、星雲や星団です。肉眼でも空気が澄んだ、月のない夜など条件が整えば、ぼんやりと見えるかもしれませんが、もっとしっかり見るには双眼鏡が役立ちます。

7×50くらいのもので宙をのぞいてみると…たくさんの星が目に飛び込んできて、しばしうっとりします。そう、双眼鏡は夜、星をたくさん見るために必要なアイテムなんです!!

しっかりと防寒対策をし、背もたれが傾く椅子などに腰かけて、淡い星団や銀河の光を探す、春の夜を過ごしてみてはいかがでしょうか☆(八ヶ岳事務所 安江 美香)

東京◆本部/デジタル化の波、待ったなし【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年3月2日

▲ AI で作成した「のどかな農村」。画像や文章が手軽に作成でき、昨年は「AI」を身近に感じた一年でした。

本誌でも度々ご紹介したキャッシュレスサービス。賢く利用されていますでしょうか?

期間限定で自治体キャンペーンがあると20%〜30%のポイントキャッシュバックがあり、デジタル化社会の思わぬ恩恵を受けています。

出張はまだ紙の切符を購入しますが、四ツ谷駅の「みどりの窓口」は廃止。昨年から大阪メトロの御堂筋線では、顔認証システム改札の実証実験が今年の2月まで行われているそうで、切符の概念が変わりそうです。

不動産売買契約は身分証明書の提示が義務付られ、買主様売主様にご提示をお願いしていますが、近年マイナンバーカードを提示される方が増えている印象。

住民票を忘れた買主様も物件最寄りのコンビニで住民票を取得でき無事決済、などのメリットがありました。

漠然とした不安感は薄らいだものの作成までの手続きが億劫で先延ばしにされている方は多いことでしょう。

当方もその一人で、調べてみれば最大20,000マイナポイントの付与もこの今年5月末まで延長されており、特に町中のスーパーや携帯電話ショップ(携帯契約の有無を問わず)、手ぶらで作成できるようになっていたことに驚きました。(本年3月下旬まで)政府も様々なメリット、サービス拡充を進めているように思います。

2月は一年で一番短い月。先延ばししていた物事にチャレンジする機会としたいですね。(本部 星野努)

※ PayPay のHP にはキャンペーン開催予定の自治体一覧があります。(※2月は千葉勝浦市、埼玉小鹿野町などがお得)https://paypay.ne.jp/event/support-local/

東京◆本部/ワンストップ特例の申請ができるアプリ「IAM」【北の国から・制作スタッフ進行日誌】

この記事の投稿者: 編集

2023年2月27日

▲2月は確定申告で大忙し・・・

ふるさと納税駆け込み派の私は例年納税してすぐにワンストップ特例の申請書を記入し返送をしています。これを忘れてしまうと自分で確定申告をしなければいけないので大変です。

▲「IAM」のアイコン。

いつも慌てて申請書を出していたのですが、今年はなんと納税した自治体が専用のアプリ「IAM(あいあむ)」(マイナンバーカードがお持ちの方限定)より申請手続きが出来ると書類に記載されていました。

早速「IAM」というアプリをダウンロードし、納税した自治体から届く書類のQRコードを読み取りました。

はじめにマイナンバーカードの4桁の暗証番号と英数字6文字以上の暗証番号を入力し、マイナンバーカードの上にスマホをかざして申請完了。アプリをダウンロードしてものの数分です。

これまでは書類に記載しマイナンバーカードのコピーと一緒に郵送していたので、手続きの速さに感動です。

残念ながら「IAM」を使用している自治体は約150自治体とまだ少ないのですが、今年度納税する自治体が「IAM」を取り入れていましたら使用してみてください。(本部 井上美穂)

東京◆本部/新年初詣で誓ったこと【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年2月24日

▲新年の深大寺。

ふるさと情報館新年の恒例行事として、全社員が調布市の深大寺に集まり、その年の繁栄祈願はコロナ禍が4年目に突入した本年も中止。その後は私が例年代表でお札返しと初詣を実行しています。

本年は行動制限の無くなった初めての年明け。深大寺山門前の茶屋然り、境内にもたくさんの人、人、人。コロナ禍以前に戻っていた状況でした。

そんななかで参拝行列につく。本堂へ向かう行列が徐々に短くなり自分が一番前になり、実際、賽銭箱で手を合わせ恒例の祈願(会社の益々の発展、云々…)。

あまりにも平凡過ぎる願いではないかと思いつつも、会社としての祈願であるからそれはそれでも良いのかと自問自答。

今の世の中ひとたび世界へ目を向ければ、1年が経過しようとしていているウクライナ戦争、緊張を増す日本を取り巻く隣国の脅威。コロナ禍でそんなことをしている場合ではないにも関わらず。エネルギー不足、物価高など大きな問題が山積の今日。

メディアでは政治、経済の専門家が一年の予想を上げているがいまいち明確さに欠けパっとしない。それらはプロ野球のペナントレース前に優勝チームを予想するのと相変わらない。

そんな世の中で社員10人程のふるさと情報館ができることは微々たるもの。しかし、本年も社員一同これまでと変わらず「月刊ふるさとネットワーク」の誌面充実に励んで参ることを誓った初詣でした。(本部 金澤和宏)

千葉◆いすみ市/絶景を眺めながらの休憩【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年2月21日

▲太平洋の水平線と探知機の礎石。

千葉県いすみ市岬町の太東岬(たいとうみさき)に行ってきました。岬町の大正堰を抜け、細道を上ると、そこには、太東岬があります。

岬には、海の道標となる、高さ16mの太東埼灯台が佇んでいました。観光用に設けられた専用の無料駐車場が利用でき、収容台数も10台近く用意されていて、バイクで来られている方もいました。

太東岬の最大の魅力は展望広場から望める、どこまでも続く太平洋の水平線です。真東に向いているため、水平線から日の出の景観も拝むこともできそうです。

戦時中は、眺望の良さを生かして敵軍の侵攻を探知する電波探知機が置かれていたほどです。

▲南側、夷隅川と和泉浦・大原の眺め。

そんな絶景を、のんびりくつろぎながら眺められる木製のベンチも設置されていたので、お弁当を持ってランチなど、海の景色を楽しみながら、休憩する事ができます。

また駐車場の近くには、トイレも設備されていました。岬の周辺には、ちょっとした散歩ができる広場もあり、犬と散歩されている方もいました。

南房総国定公園に指定されている太東岬。岬町にお越しになった際には是非見て欲しい景色です。

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太東岬(たいとうみさき)
〒299-4503 千葉県いすみ市岬町和泉
・JR外房線太東駅より車で約10分
・見学無料
・駐車場あり

秋田◆秋田/秋田城でボランティアガイド~その4~【地域駐在スタッフ・秋田からの風】

この記事の投稿者: 秋田現地案内人/ 片山 保

2023年2月18日

▲政庁正殿の真正面に鳥海山。

政庁正殿の真正面に鳥海山の雄姿が見えるのは、秋田城を創建した当時は山岳信仰が盛んだったからであろうか。

鳥海山との距離は約70㎞と近いが余程運がよくなければきれいに見えることがありません。

晴天でも春がすみ、海霧などで鳥海山は不思議なくらい雲に覆われている。

春はかすみなどと風流に聞こえるが、何故だろうかと考えていて、ひょっとするとこれは黄砂のためではなかろうかと思えてきた。古代の人々は粋な言葉を作り出したものだと妙なところで感心している。

▲古代沼越しの外郭東門・築地塀

もう一つのパワースポットは写真の古代沼越しに見える外郭東門と築地塀(ついじべい)の眺望です。

この眺望のよい場所には四天王寺跡があり、渤海国使節団の客館も併設されていたので一行が都へ行くまでの間、帰国するまでの間、都合半年位は秋田城に滞在していたようなので、彼らはこの眺望に疲れや心労を癒されていたことでしょう。

使節団は、現在、首相が外遊するときには経済界の人々100人くらいが同行するように、当時も多くの人が来ていたようで、中には亡命者も相当いたようです。

古代沼は祈祷が行われていた神聖な沼だったのでしょう。ここからは祓いの儀式にともなう祭祀遺物、人面墨書土器、人形、斎い串ぐし、呪符木簡などが多数出土しており、陰陽道関係の呪術が執り行われていたようです。(つづく)(秋田駐在 片山保)

※秋田城でボランティアガイド~その1~はこちらから

※秋田城でボランティアガイド~その2~はこちらから

※秋田城でボランティアガイド~その3~はこちらから

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秋田城跡
住所:〒011-0939 秋田県秋田市寺内大畑5
営業時間:24時間営業
※城跡近くに、秋田市立秋田城跡歴史資料館あり。
詳細は歴史資料館公式HP(https://www.city.akita.lg.jp/kanko/kanrenshisetsu/1003616/index.html)でご確認ください。

 

北海道◆北斗市/風の丘の住人と市の取り組みについて【いくぞ道南!所長・ふるさと随想録】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2023年2月15日

▲藤山幸伸さん(「風の丘」カフェ内にて)。

「風の丘」の代表者は藤山幸伸(ふじやまゆきのぶ)さんだ。長年道南の運輸業に携わって来られた方で地元の名士でもある。札幌の運輸会社の函館営業所が独立する形で会社を設立し、2022年には創業30年を迎えられたという。

現在は北斗市(ほくとし)追分(おいわけ)の営業本部を中心として函館と北斗に拠点となるセンターを展開している。また、24時間営業という時間の枠も拡大し大手コンビニチェーンにも対応するなどこの道南地域の物流を底支えしてきているのだ。

その多年にわたる貨物運送事業の振興と発展に寄与した功績をたたえられてなんと昨年10月25日には国土交通大臣より表彰されてもいらっしゃる。

▲ログのカフェ内には薪ストーブも。

齢70歳を超えていらっしゃるというがとてもそんなお歳には見えない。趣味も多彩と聞く。その中で特に音楽もお好きなようで地元のFM 局にもゲスト出演されたことも。

わたしがはじめてお会いしたときに拝見したカウンターバーの一角にはLPレコードが壁一面に所狭しと並んでいた。ログハウスの壁のポスターに「おおーっ」と思わず叫び出すことも。東京の下北沢や京都の烏丸通りにあるカフェをなぜか思い出していたのだ。既視感であるとともに心地良さが漂っている。

北斗市(ほくとし)当別(とうべつ)縁あって土地を購入し仲間とともに3年かけて作り上げたログハウス。津軽海峡から吹く風の音を聴きながらの作業は何ものにも変え難い経験だったと藤山さんは話す。

「風の丘」はこのカフェのほかドッグランやキャンプもできる場所もある。近隣の別荘者のために薪も販売している(首都圏の方もいらっしゃいます)。ここを訪れる人たちは思い思いの休日を楽しんでいるのだ。

▲一棟貸しのゲストハウス。

また、ログのゲストハウスは1棟貸しも行っている。一泊一グループ2万円(特に人数制限はありません)。

▲タイニーハウス(コンテナハウス)。

藤山さんの会社で使われなくなった冷凍コンテナを有効活用するために、現在取り組んでいるのが「タイニーハウス」だ。寒冷地用に内装を仕上げ直した小さなコンテナハウス。6帖ほどの室内にはベッド、テーブル、トイレが付く。これにミニキッチンを付け加えれば紛れもない自分の城が完成する。

わたしはさらに一人用サウナ、ペレットストーブ、ウッドデッキを是非とも取り入れていただくよう提案している。サウナで火照った体を渡島半島(おしまはんとう)の雪の中に溶け込ませたいと切に願ってもいるのだ。

北斗市役所( 北斗市中央1-3-10 、電話0138-73-3111)。市章は山梨県北杜市とよく似ているのが面白い。

さて、この風の丘は北斗市内の緑化会社が売主となって販売してきた。そのため、公営水道を利用しながら配管はその会社の私設管だという。なので、現在でも水道加入金というものはないのだ(北斗市水道課)。2006年の合併以前の流れをそのまま引き継いでいるようなのだ。

さらに、下水道が使えない地域では合併浄化槽の設置だけでなく、メンテナンスも市が行うという。対象地域は市内のほぼ全域。こうした事業はわたしが知る限りでは全国的にもこの北斗市だけだ。ただしこの制度は別荘者には対象とはならない。あくまでも住民(新規移住者含む)だけの行政サービスということなのだが、これはスゴイ。

その北斗市で移住相談の窓口となっているのが総務部企画課だ。担当者は地元愛が強い方で彼女の移住二地域へ寄せる思いには頭が下がる。東京の有楽町にあるふるさと回帰支援センター(理事長は高橋公氏)での相談会にも積極的に出たいとおっしゃている。いつかまた、山梨県の北杜市とコラボできたらとわたしも考えています。

北斗市役所最寄り駅には北斗七星が輝く。

北緯41度の北の大地はいまとても熱い。真冬のこの時期ならではの銀世界へ一度来てみませんか。(八ヶ岳事務所・道南担当 中村健二)

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風の丘(URL:https://windhill-tobetsu.com/

住所:〒049-0282 北海道北斗市当別406

TEL : 090-3391-6284

アクセス:
●車をご利用の方
・JR函館駅から国道228号線を使って約35分(23km)
・函館空港から函館江差自動車道を通って約30分(33km)※北斗茂辺地IC出口より5分
・新函館北斗駅から道道96号線、国道228号線を通って約35分(24km)
・木古内駅から国道228号線を通って約20分(17km)

●道南いさりび鉄道をご利用の方
・渡島当別駅下車徒歩20分 ※ご連絡いただければ送迎致します。

★カフェ
【営業日】
土・日・祝(不定休あり)
【営業時間】
11:00~17:00(L.O. 16:00)
【座席数】
58席

★ゲストハウス
●北欧館(ツインルーム+リヴィング付)
1泊素泊り 8000円/人~
●ファミリーFor(シングルベッド4台)
1泊素泊り 5000円/人~