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群馬◆南牧村/村の便利屋さんをご紹介【地方創生!応援・地元びと】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年12月4日

秋になると必ず耳にするスズメバチの被害。スズメバチによって日本全国で命を落とす人の数は、ヘビやクマに襲われる件数と比べても圧倒的に多い。自然の中にある田舎の空き家、軒下や戸袋などに巣がいつのまにか形成され、窓を開けた瞬間に襲われたケースも聞いた。先日、群馬の最西端・南牧村の古民家が無事成約となり、売主様が引渡し準備で現地にかたづけに行ったおり、敷地内のヤブの中に大きなスズメバチの巣を発見した。幸い被害は無く、駆除のためにすみやかに村へ連絡、そこで紹介されたのが、今回ご紹介したい便利屋さん・茂木(もてき)芳春さん(66)である。

現地では、テレビで見る白い防護服に着替え、特製ノズルを付けた殺虫剤であっという間に退治。茂木さんの話によると、蜂の巣駆除は毎年15個ほどで、今年は9月の中旬現在、まだ2個目。例年より少ないという。

茂木さんの経歴も非常に興味深い。元々森林組合で働きながら、それこそ村内の山林はほぼ歩いたそうだ。また炭焼きを取り扱うセンター長として企業の社長とダイレクトに極秘プロジェクトを請け負うことも多々あり、自然に優しい木炭を使った肥料の開発や床下調湿の炭など、企業の社長と交流することとが多かったそうだ。

「この頃は刺激的な毎日でしたね。バイタリティや理念のある経営者さんが多かった。私も50才で森林組合を退職してからは、ちょうど南牧から軽井沢まで1時間ほどで行けるから、ありがたいことに当時の人脈で軽井沢の家の管理などを頼まれたり、家の庭の手入れから木々の伐採までなんでもさせて頂きました」

県内近県でも対応可能、荷物の撤去やちょっとした木々の伐採など。さっそく11月号掲載の南牧村の物件(物件NO.16130H)へのアドバイスも頂いた。「川側への眺めを生かして、大きく伸びたモミジをちょっと伐ったほうがいいかもね。せっかくある川まで下りられるアプローチはもう一度しっかり積み直したり、ウッドデッキなどを設けてもよさそうですね。もちろん購入した方が自分でトライしてみてもいいんじゃないでしょうか」

現況のままでは水廻りを含め、建物内の改修が必要。群馬県最果ての集落、県境に近い南牧村の物件、DIYなど腕におぼえのある方はいかがでしょうか?  (本部 星野努)

岩手◆遠野市/「平成の大修理」世紀の大改修が始まりまして【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2018年1月24日


遠野市綾織町にある国指定重要文化財・千葉家は、江戸期(天保年間)に飢餓に苦しむ人々の救済のため、十年の歳月を費やして建てられたと伝わる豪農屋敷です。時とともに老朽化が進み、根本的な修理の必要性が高まっていました。

 

そこで此の度、「平成の大修理」と銘打ち、十年をかけて甦らせる一大プロジェクトに取り組んでいます。建物などを調査しながら丁寧に解体し、傷んでいる箇所を修復して、出来る限り元の材料と技法を用いて組み立て、元の姿に再現するものです。

 

現在は解体作業が本格的に進められ、今まで見ることが出来なかった場所があらわになっています。解体・発掘が進むにつれ、新たに発見された事があり、曳屋をしていたことや、主屋では、突き出した馬屋が昔はもっと短かったことなどが確認されました。

 

先日、修理現場の一般見学会が開催されましたので、小生も皆様にお世話する古民家の勉強になればと思い、参加して参りました。各地の古民家も、数が減っていく中でそれぞれに特徴があり、何とも言えない懐かしい空間と、そのニオイは、日本人の心のふる里として、永遠に残していきたいものだと改めて感じました。今後も、このような見学会が予定される時には皆様にもお知らせしたいと思います。 (みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)

 

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