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福島◆福島市/アンストッパブル【本部スタッフ・ご当地ローカル発見伝】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年6月18日

▲駐停車禁止の標識はないものの、停まると危険なことは火山性ガスの噴出口を見ると一目瞭然。

道路標識には様々な種類がありますが、その中には駐車はおろか停車も禁止する標識もあり、これは停車することで交通の妨げとなりやすい橋梁上やバイパス道路等でよく見受けられます。

ところが活火山帯を走行する観光道路には、別の意味で駐停車どころか窓を閉めて走り抜けることを指示する場所もあります。

福島市の高湯温泉と土湯峠の全長25㎞を結ぶ「磐梯吾妻スカイライン」は、県内有数の風光明媚な山岳観光道路として、毎年4月下旬から11月中旬の約7ヶ月間限定で通行することが出来ます。

そのううち浄土平から高湯温泉への約1,5㎞区間、硫黄平橋付近は火山性ガスが濃い場所があり、これらの区間では駐停車が禁止されています。

しかも窓を開けての走行も禁止されているため、もはやバイクであれば息を止めながら走り抜けなければならないかのような、国内有数の過酷な道路環境となっています。

駐停車禁止区間の近くには浄土平ビジターセンターがあり、そこから登山道を進むと吾妻小富士の火口の縁を巡る「お鉢巡り」や、一切経山いっさいきょうざんの美しい五色沼、別名「魔女の瞳」の絶景を楽しむことが出来るため、福島観光の際は足を運んで頂きたい名所の1つです。

お帰りの際は飯坂・高湯・土湯・岳温泉の各名湯巡りも是非。(本部 髙橋瑞希)

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磐梯吾妻スカイライン 浄土平(『福島市観光ノート』ホームページより引用)

・浄土平駐車場所在地
〒960-2157 福島県福島市土湯温泉町鷲倉山

・アクセス(車)
東北道   福島西IC~浄土平(29km 約1時間)
東北道   福島飯坂IC~浄土平(31km 約1時間)
東北中央道 福島大笹生IC~浄土平(30km約45分)

福島◆南会津町/南会津町日帰り温泉案内~その1~【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】 

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2025年6月15日

▲木賊温泉 岩風呂

温泉愛好家の皆様、今回は我が南会津町の日帰り温泉のご案内です!

南会津町に日帰り温泉は8ヶ所。それぞれ個性があり、私はその日の気分であちこち行っております。

①「道の駅きらら289
大自然に囲まれた中でのひとときのオアシス。名前からわかるように道の駅に併設されており、ひと風呂浴びてからお隣の売店&食堂でも楽しめますよ。
所在地:南会津町山口字橋尻1

②「たかつえ温泉 白樺の湯
標高1,000m抗原温泉をお楽しみ下さい。
所在地:南会津町高杖原535

③「木賊温泉 岩風呂
1,000年以上続く秘湯・木賊とくさ温泉は珍しい「足元湧出温泉」の混浴の共同風呂。
所在地:南会津町宮里字湯坂1986

④「湯ノ花温泉 4つの共同浴場
湯ノ花温泉は約700年前の鎌倉幕府の時代に発見されたと伝えられています。現在は共同浴場が4ヶ所あり、地元住民をはじめ多くの観光客の憩いの場になっております。
※4ヶ所全てやや熱めです。
所在地:南会津町湯ノ花地内(4つの共同浴場全て)マップは「石湯」を指しています。

取り敢えず前半はこんな感じかな。

南会津町は食良し(特に蕎麦)温泉良しで最高です。詳細ははネットでの検索がオススメ。

「南会津町日帰り温泉」→「日帰り温泉/南会津町観光物産協会」でチェックしてみて下さい。(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

福島◆南会津町/蕎麦打ち初体験【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】 

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2025年5月23日

▲初の蕎麦打ち体験。(画像はイメージです)

私、蕎麦が好きで、近隣の蕎麦屋さんには良く出かけます。

いずれは自分でもと思い、随分前に道具を買い揃えたものの、食べることばかりで道具は埃をかぶっている状態でした。

そんな状況のなか、身近な人物も蕎麦が好きなことから、ようやく蕎麦打ちを習うことになりました。

▲師匠、小林氏。

先生は小山市の遊人・小林氏です。

お願いしたところ暇人なこともあり、また大好きな南会津に来る理由にもなるので、快く(?)引き受けて頂きました。

小林氏は、特に店を構えているわけでも無く、家族や知人に振るまっているのですが、腕前はピカイチで私的にはNO.1です

さて当日、小林氏(失礼、先生でした)の打ち方を見せて頂き、休憩を挟み今度は私の番です。

▲弟子、馬場。

いざ実践になると、見るのとは大違いで、蕎麦打ちは繊細なだけに、ガサツな私には大変でした。

先生の指導も良く、何とか蕎麦らしき物は出来上がり、奥様に茹でていただき皆で食べましたが、自分で打ったこともあり、取り敢えずまぁまぁでした。

先生から「あとは練習あるのみ!」とのお言葉がありましたので、練習を重ね近所の方々に食べてもらい、率直な感想を聞いていければと思います。

その後は、免許皆伝⇒ふるさと情報館を辞める⇒南会津町に蕎麦処「和庵」を開店!なんちゃって(笑)(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

福島◆南会津町/薪ストーブは危険!?【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】 

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2025年5月21日

▲念願の薪ストーブ。

昨年11月に念願の薪ストーブを導入しました。

弊社のお客様で、南会津の物件を検討・購入予定されている方々に提案していきたいとの思いもあり、その良さを伝えるには自ら体現しないと説明も出来ない・・・!導入の経緯はこんな感じですかね。

本体・煙突・耐熱壁で価格はピンキリですが、私的には清水の舞台から飛び降りる思いで導入しましたよ。(表現方法が古い!)

さて、使用方法を習い、12月に入り寒くなって来たのでいざ使ってみると、これが「かなりヤバい!」ですよ。

なんとも言えないほんわかした暖かさ、炎の揺らぎを体現したら完全にハマります。

特に炎を眺めていると違う世界に行っちゃいますよ。

私はドリップしたコーヒーが好きなんですが、炎を眺めながらの一杯は格別です。

そう、薪ストーブは本当に危険です!!

導入を検討される方は、人間がダメになる覚悟が必要ですね。

その後、弊社で成約又は成約予定の方3名が薪ストーブを検討され、今後工事の予定です。ダメ人間増殖中(笑)

▲薪ストーブと共に素敵な田舎ライフを。

ちなみにですが、我が家では薪ストーブの上で煮物、鍋物、焼き芋を楽しんでいます。

設置場所によると思いますが、我が家では1階部分の扉を開けておくと、各部屋それなりの暖かさになり、少しは光熱費の削減になっているかも?

お客様の中には薪ストーブを見学される方もいらっしゃいますので、その際はご連絡下さい。(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

福島◆南会津町/一期一会かな?いや再訪します!【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】 

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2025年4月15日

▲「Wildkitchen くまくま」にて。

現在3月上旬。三寒四温とは良く言ったもので、寒い日と暖かい日の繰り返しですが、徐々に春の気配を感じて来ました。

さて、本題です。以前に仕事で鹿沼市深程ふかほどに向かう道中で、賑やかな外見のお店を見かけ気になったものの、急ぎだったので、仕事を終え帰宅してからグーグルマップでチェックしたところ、宇都宮市新里町の「Wildkitchen くまくま」という飲食店であることが判明!

画像を観るとピザ、焼うどん、ハンバーガー他色々メニューがあり、食いしん坊の私の欲望は押さえきれず、度々登場している小山市の小林さんをお誘いし、先日行ってまいりました。

いざメニューを頼む際にちょっと問題が!!

小林さんのピザは問題ありませんでしたが、私の特製ハンバーガーはなんと予約メニューだったのです。

▲予約必須の特製ハンバーガー。

ショックを受けていて「これを食べたくて会津から来たんです」と言ったところ、奥から店主がやって来て「会津からわざわざ来てくれたなら作るよ。時間かかるけどいいかい?」と問われましたが、勿論お願いしました。

出てくるまでの時間は隣席の女性二人組と親しくなり会話も弾みました。

いざ注文の品が出てきたら想像以上の凄い量で、ギャル曽根さんならアッと言うまでしょうけど、六十過ぎのオジさんには厳しくあえなくダウン。先程の女性陣に助けてもらうほどでした。

アットホームなお店で美味しいのでオススメ! (福島エリア現地案内人 馬場和弘)

福島◆南会津町/おらげ(我が家)の春夏秋冬だべ!【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】 

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2025年3月15日

▲南会津での1年を振り返る(画像はイメージです)。

ミイラ取りだった私がミイラになって、間もなく1年が経とうとしています。

今回は移住してから春夏秋冬を体現しましたので、ちょっと感じたことを!

昨年の春に移住して「ふるさと情報館」の仕事をやりつつ、趣味の農業を再開しました。

自宅脇の畑は長年に渡り耕作放棄地だったため、耕すのも一苦労でしたが、栃木県小山市の知人の力をお借りし何とか開墾しました。

春は周辺のワラビやフキ、タラの芽を採り楽しませて頂き、料理の腕も上がりました。

夏は世間では猛暑騒ぎでしたが、私が住む家ではエアコン使用はゼロ。唯一我が家の猫様の部屋だけは使用しておりました。夏前に裏庭に完成(手作り)したデッキとピザ窯は大活躍で、コーヒーを飲んだりピザを食べたり最高の場所でした。

秋は収穫。春に蒔いた野菜の種や苗が順調に育ち、無農薬・無肥料のわりには順調に育ち、近所の方々や知人、弊社物件を内見されたお客様にお裾分けするほどでした。あと南会津の紅葉は別格で、お客様の中には紅葉の素晴らしさに惚れて、移住決断された方もいらっしゃる程です。

▲南会津の冬の様子。

さて冬ですが、寒いとだけ言わせて頂きます。多くを語ると移住決断の妨げになりそうなので控えますね。

でも、完璧より不完全でも良いじゃないですか!それもまた人生。人生楽ありゃ苦もあるさぁ♪ってね。(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

福島◆南会津町/昨年のクリスマスプレゼント!!【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】 

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2025年2月20日

▲南会津町移住初年度にホワイトクリスマス!

昨年の話で恐縮ですが、私は昨年四月に南会津町に移住して初めての冬を向かえ、年末近くになると街中ではクリスマスムード一色です。

六十歳を過ぎてクリスマスの雰囲気を目にすると、やはりウキウキするものです。

世間の子供たちはプレゼントが楽しみでしょうが、実は私も・・・なんてね。

でもね、私にも一年間頑張ったのでありましたよ、天からのプレゼントが!!そう、てんこ盛りの雪が!

二十二日〜二十四日までの三日間で約六十センチの積雪、三十一日までには累計で約一メートルの積雪が・・・。

しかし、サンタさんも粋なことをしますね。南会津初年度の私へのプレゼントがホワイトクリスマスとは。

私自身、会津若松の出身なので、雪に慣れているとはいえ如何なものかと。

▲南会津近郊には様々なスキー場があります。

しかし、ここは南会津で近隣には数ヶ所のスキー場が在るので、この雪は嬉しい限りです。

一部のスキー場は、客数減により数年後に閉鎖の話が出ていますが、何とか乗り切ってほしいものです。

いずれのスキー場もパウダースノーで雪質は最高ですので、弊社の物件を内見しながら、是非スキー&スノーボードを楽しんでみて下さい。

尚、南郷スキー場は北京オリンピック・スノーボードで、金メダリストの平野歩夢選手が幼少期練習していたことでも有名です。

ちなみに他のスキー場は会津高原だいくらスキー場・たかつえスキー場・高畑スキー場になります。

ちょっと離れますが只見スキー場も・・・。(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

福島◆郡山市/安積原野の救世主【本部スタッフ・ご当地ローカル発見伝】 

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年2月18日

▲郡山市は人口もさることながら、水稲の収穫量も県内一位にランクインするほどの巨大穀倉地帯となっています。

福島県郡山市は仙台市に次ぐ東北地方第2位の人口を誇る中核市で、都市としての規模は県庁所在地である福島市や県内面積第1位のいわき市を上回っており、商業・工業・文化等のあらゆる面で実質的に福島県の最大都市として現在に至っている。

とはいえ近代以前の郡山は現代ほどの賑わいはなく、城も無く単なる一宿場町としての位置付けであった。

それまで阿武隈川あぶくまがわ西部に広がる安積あさか原野は、流域面積が小さく水利が悪い丘陵地帯であったことから、明治維新後に猪苗代湖から取水する構想が政府に打ち出された。

1879年(明治12年)に国直轄の農業水利事業第1号地区として着工され、猪苗代湖東岸から奥羽山脈の中山峠を越え、安積原野の各拠点へ水を供給する総延長130㎞の大事業が、僅か3年という突貫工事で完成した。

猪苗代湖は元来西岸から会津盆地の穀倉地帯へ流入する日橋川にっぱしがわを通っており、こちらの水量を考慮しなければ会津地方の農業に影響を及ぼすことから、流量を調整する水門を設けることで両方に安定した供給量を維持することに成功。

これにより安積原野では稲作を繁栄させることが出来た結果、一時期は米穀生産量日本一を誇る大穀倉地帯へと生まれ変わることとなった。

これを契機に鉄道・道路網の発展から郡山市は人口が増え、1965年に郡山市も周辺市町村を合併し、お隣のいわき市と肩を並べるほどの広大な面積を有する市町村となり、今日に至ります。(本部 髙橋瑞希)