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東京◆本部/終活と不動産売却【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年9月4日

▲相続時に困らないための不動産売却。

田舎物件の売却理由は人それぞれのため一概には言えませんが、とりわけ最近では“終活”のため手放すという方が増えてきたように感じます。

また所有者様がお亡くなりになってから、自分たちは1度も物件現地を見たことないという相続人様からのご依頼もあり、これに通じることは親子間での不動産相続の希薄化ではないでしょうか。

バブル期の土地神話から40年近く経過した現代では、もはや買った時より高く売れる方が稀で、モノによっては市場価値が0円という“負”動産も実在することもこれまた事実。

土地建物は植物と同じで感情こそは無けれども、定期的なメンテナンスを怠ると干からびて死んでしまいます。

不動産自体よりも不動産売却益を現金で渡して、自身の相続時に余計な火種を残したくないという親御様のご意見も至極真っ当なもの。

不動産は何でもかんでも売れるわけではなく、そもそも商品にすらならない状態となっては手遅れのため、まずは空き家になった時点で田舎物件の専門業者に相談するのが得策でしょう。(本部 髙橋 瑞希)

群馬◆沼田/タモリさんが愛した、河岸段丘の美しいこの町に【地域創生!地元びと】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2018年4月24日


「星野さん、久しぶりに沼田に来てくんなぁ」

長年お付き合いのある島田社長から電話があったのは1月のある日のこと。大河ドラマ「真田丸」で注目を浴びて以降、沼田市でもイベントや移住体験ツアーなどを開催、歴史スポットも整備され、たくさんの人が訪れていると聞く。特に今年の上州・北毛エリアは雪が少なかったようだが、電話の声の明るさは、そんな理由では無い。

島田社長の長男・康弘さん(41)は、約17年前、東京のリサイクル会社に就職、ベトナムや中国に常駐し、新規事業に携わってきたという国際派。「外国人のお客さんがいらっしゃれば対応できますよ」とお父さんは胸を張る。

「充実した仕事の日々でしたが、やっぱり生まれ故郷、この町(沼田)のために何かしたいと思って戻ってきたんです」と康弘さん。自分に何ができるかは未知数だが、不動産業は街づくりに直結するはずと語ってくれた。また、本誌の記事、宮城蔵王のコラム、樹木葬の記事について感じることがあったという。

「様々な終活、弔いの形が選べる時代だと思います。一方、限られた国土、特に東京23区内などでは現実的にお墓を新たに作ることは難しい時代とも言えます。都会で暮らす方の中で聞くお話に、納骨できずに自宅に置かれたままにせざるを得なかったり、悲しくも空き家にそのまま放置されるケースなど、相続者、近親者の頭を悩ませているケースが多いんです」

そして今回、沼田市街から西へ車で約10分ほどの川田町の高台にあるメモリアルパークの一部を試験的に、手頃な価格で納骨できるお墓分譲をデザインすることができたという。



永代供養で年間管理費がかからず、コンパクトなサイズで、自由な言葉が墓石に刻めるのもポイントなのだそうだ。康弘さんは続けて語る。「暗い押入れに大事なお骨をしまってしまい、日々そうしたことに葛藤してしまっているような方に、是非、タモリさんが愛した(※注)、この沼田の美しい高台の河岸段丘に出かけて頂き、手を合わせて気を晴らして頂けたらと思います。そしてこの沼田という場所を知ってほしいんです」。熱く語る息子を一歩後ろで見守る富造さんは目を細める。

(※2月13日(土)放送・ブラタモリ・大河ドラマ「真田丸」スペシャルで同地からの景色が放映された。地質学に興味を持つタモリさんは、福岡の学生時代より、上京したら真っ先に沼田の河岸段丘を見てみたいと語っていたエピソードは沼田では有名)

今は新幹線で東京から上毛高原駅までは約80分で来れる。私にとっても父親の実家があり馴染み深い上州沼田市。ふと、急行や鈍行で半日がかりで電車に揺られた遠い記憶が蘇った。(本部 星野 努)


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