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山梨◆北杜市/空き家バンクについて~山梨県北杜市との取組み【日々の業務より】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年1月9日

空き家バンクに関して『月刊ふるさとネットワーク』ではなかなか取り上げる機会がありませんので、本稿ではそれについて書かせていただきます。

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山梨県北杜市にある八ヶ岳事務所では、市役所地域課職員とともに昨年は10件ほどの空き家バンク登録希望者と現地にて打ち合わせさせていただきました。

その結果、市のホームページに登録された空き家に対してご見学を希望される方々を募って現地見学を行い、入居希望者と所有者との面談、地域活動への参加説明を経たのち賃貸借契約に至ります。

地理的条件や賃貸物件の希少性等で見学会は40人ほどに膨れ上がることもあり、入居希望者が複数いらっしゃる場合には所有者とともに頭を悩ますこともあります。

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2013年の都道府県統計によれば全国の空き家は778万戸(別荘を除く)。県民人口が83万人弱の山梨県は空き家率17.22%で全国トップです。その一方、高齢者人口の急激な増加により、一人住まいだったおじいちゃんやおばあちゃんが亡くなった途端、空き家になる住宅が後を絶ちません。そして発生する相続問題

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北杜市須玉町の小尾や比志といった地区は市内でも特に過疎化が進む地域です。柔らかい秋の日差しの里山に集落が点在し百名山の瑞牆山が現前にそびえ立つのどかな山村ですが、個人的に言えば百年変わらずに時代から取り残されてしまったかのような場所でもあります。

今年の私の抱負はこうしたエリアを活性化すべく都会からの移住者希望者に根付いていただくよう情報発信をしてまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 (八ヶ岳事務所 所長 中村 健二)

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人と自然と文化が躍動する環境創造都市
山梨県・北杜市ホームページ
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岩手◆遠野/みちのく岩手事務所より新年を迎えて・・・【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2017年1月8日

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今冬は、3.11以来の津波が来襲する地震や、東京では54年ぶりの11月の降雪などと、異常な自然現象を予感させるところから始まりました。

しかし、年が明けると誰でも同じように新しい年が良い年でありますようにと願い、神社仏閣に詣でて初祈願をしたくなるものです。

古来、人々は人間ではかわない超常現象や自然の摂理に恐怖とともに畏敬を持ってまいりました。つまり、地球規模の大自然から人々が暮らす集落にいたるまで、それぞれの大地、山、海、食べ物、衣類、住居、ありとあらゆるものに神様と精霊を見出し、大切にする事を尊んできたように思います。

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東北の田舎には、自然の懐のなかで自分なりの時間で、自分なりのスタイルで暮らせる環境がいっぱいあります。

私が暮らす遠野市にも「六角牛山に三回雪が降れば、里にも降る。」とか「カッコウがないたら豆をまけ」なとど、地元の格言があります、どこの里にもその里ならではの言い伝えがあり、そこに暮らす人々の知恵となっているものです。

先ずは今年も、新しい年神様をお迎えして自然体で頑張ってみたいと思っています。

(みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)

山梨◆北杜市/新春の八ヶ岳事務所【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年1月6日

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年もあらたまった2017年。一説によれば南米ペルー奥の海水気温が低いラニーニャ現象の影響で、今冬は積雪も平年よりも多めで厳しいと言われているようですが果たしてどうでしょうか。

八ヶ岳事務所のある北杜市では3年前の雪禍を教訓にして、個人的にみて除雪対応がスピーディになったような気がします。平年では1月後半から2月にかけて10~20センチほどの降雪(くるぶしあたり)が年に数回あります。20センチを超える場合は除雪車を持つ地域の工務店等の協力も得ながら夜半から早朝にかけて早めの出動開始となりました。

雪の日の朝は森がしんと静まり、神々しい山々が朝日を受けて眼前に現れます。毎年経験するこうした冬の醍醐味を皆様にもぜひとも味わっていただいたいと思っています。移住規模の方にはとくにこの時期の物件見学をお勧めしています。

また、「防寒対策」とともに「冬用タイヤ着用」または「チェーン携行」が必須ですので暖かくしてぜひともお出かけください。

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▲北杜市須玉町比志の川沿いです。