
今年もあと一ヶ月となりました。今回は四谷の事務所であった『はと騒動』について。

ふるさと情報館は5階(現在は4階)に事務所があります。遡ること、9月も終わりのある日、会社のベランダに置いてあった植木鉢に、鳩が一羽ちんまりと座り込んでいました。

「おや随分大人しい鳩だな?」と私と目が合っても逃げもしない
鳩を特に気にすることもなくほっといたところ、あくる日には植木鉢の中に卵が二つ。

①卵が2個(9月16日撮影)
初めは卵から雛と育っていく鳩に温かいまなざしを注いていましたが、ベランダに糞と羽の汚れが広がるにつれ、甘いことも言っていられなくなってきました。

②どうやらヒナが孵ったようです(9月28日撮影)

なかなか巣立たない鳩にやきもきし、よく調べてみると、鳥獣保護法等の関係で卵や雛の状態の時は巣の撤去もままならない。巣として居心地良しと鳩に認定されてしまうと、同じ場所に年4回も卵を産むとの事。


③2羽とも立派に羽根が生えそろってきました(10月12日撮影)


11月上旬、鳩が巣立つと共に早速、マスク、メガネ、手袋の怪しい姿でベランダ掃除に励みました。当日は晴天、汗まみれ、埃まみれの大掃除となりました。
地方の害獣ニュースを聞いても、今一つ実感出来ませんでしたが、鳩のおかげ?で動物と人間の共生のむずかしさを実感した次第です・・・。(本部 杉田 玲子)


④11月1日、一念発起、心を鬼にしてきれいに掃除しました。


