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三重◆伊賀市/忍者の里・忍者市駅にて【地方出張・担当旅がらす】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年6月10日

伊賀上野城のそばにある伊賀鉄道の「上野市駅」は、現在は「忍者市駅」という名称が使われています。上野公園内には伊賀流忍者博物館があり、とにかく市を挙げて忍者をプッシュしています。

「上野市」という既に合併でなくなった市名が駅名になっているだけでも珍しいのに、「忍者市」という新たな名前が加わって1年余りになります。十年以上前に出張で訪問した折は、駅舎の至る所に忍者の人形が潜んでいて楽しかった記憶があります。

駅前には今は改築された上野産業会館や古いアーケードが残り、レトロな昭和の面影を残していましたが、今では駅前ロータリーや駅周辺施設もきれいになっており、市役所支所や観光案内所の入る新しい建物「ハイトピア」や高速バスのターミナルもあります。よく見るとガードレールには手裏剣の意匠があります。

現在では伊賀市が運営する「伊賀上野」と「伊賀神戸」を結ぶ伊賀鉄道は、漫画家の松本零士さんデザインの忍者列車が運行されており、「忍者市駅」で乗って「伊賀神戸駅」で降りたところ、鉄柱の陰に潜んでいる忍者人形にも会うことができました。ちなみに忍者市駅の名称が併記された平成31年2月22日は、ネコの日ではなく、忍者の日に由来しているようです。ニンニン。(本部 山中準一)