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東京◆本部/便利さを否定するつもりはありませんが・・・【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年6月30日


「盆踊りに行くより、ツイッターで発信した方が良い」、「卒業式や入学式で祝電を送っても効果はあまりない」という言葉は、近年、選挙活動をされるセンセイ方から漏れる言葉です。

確かにそう言われれば、〝そう〟と頷けるような気がします。そして新型コロナウイルス禍が猛威を振るっている今、外出自粛要請で人と人の接触が叫ばれています。

テレワークやテレビ会議の活用、オンライン帰省、オンライン飲み会、オンラインお見合いまであらゆることが無機質な画面を介して行われてきています。それはそれで便利になってきたであろうがその反面、人間が本来持つ温もりや、言葉として発しはしないが、感覚や、場の流れる空気で感じ取れる個人の思いはまだまだ伝わり難いです。このような便利さを否定するつもりはありませんが・・・。

ふるさと情報館ホームページでも動画や360度カメラをどんどん活用し、現地へお越し頂く前にできる限りの情報提供に労を費やします。そして最後は生身のお客さんの感性で判断をお願いします。「歩いた家の数しか票は出ない。握った手の数しか票は出ない」と名言を残したのは田中角栄元首相です。

ネット社会の昨今でも私自身この言葉をいつも胸に秘め営業活動をしております。そしてふるさと情報館はこれからも泥臭く紙媒体を作って参ります。(本部 金澤 和宏)