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東京◆本部/ただ、今年は来ませんでした【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年12月11日

毎年梅雨の頃、我が家には幸せの黒い鳥が訪れます。ツバメです。2匹のペアで1階玄関ドアの上に巣を作ります。毎年同じ場所に作られるためそこだけ外壁が少し変色し、横に止めてある車も泥や草木で汚れ放題。でもその分幸せを運んで来てくれるなら良いかなと、放っておいています。

ただ、今年は来ませんでした。我が家は少し残念な思いにふけ、近所の方も「今年はどうしたのかしら、来ないわね」と、寂しそうな声を掛けられました。我々人間社会と同様、外出自粛しているのかしら、と思いつつ気が付けば早いものでもう年末。

恒例の「流行語大賞」、そして世相を表す「漢字一文字」というのがあります。本来であれば「メダルラッシュ」や「金」「輪」などの言葉が選ばれていたかもしれない今年。世界が未知なるウイルスに怯え、悩まされている今年、共にどのような言葉が選ばれるのでしょうか。「緊急事態宣言」「3密」「外出自粛」「PCR」「菌」・・・。清水寺貫主・森清範さんはどんな漢字をどのようなお気持ちで書かれるのか。12月14日の発表が楽しみです。来年はツバメも外出自粛せず我が家に来てほしいと思います。(本部 金澤 和宏)