蝶々とおぼしきものがひらひらと飛んでいます。
草に止まっているのをそっと覗き込むとトンボにも見えます。
観察している後ろから「ハグロトンボがいるね!」と話し声が聞こえました。ハグロトンボ!初めて聞く名前です。
ここは長野県安曇野市にある「大王わさび農場」。あたり一面がわさび田です。入口近くの有名な水車がある川は底まで見ることができるほど水が透き通っています。
そこから少し奥に進むと、わさびを育てている水にさわれる場所がありました。水の中に両手を入れてみると凍ってしまうかと思うほどの冷たさです。とてもじゃありませんが手を長くは入れられませんでした。
この日は30度越えととても暑い日でしたが、北アルプスの伏流水の冷たさが暑さを一時的に忘れさせてくれました。
きっとこの環境だからこそハグロトンボを見ることができたのですね。
幸運で縁起の良いトンボと言われているので現れてくれたことに感謝です。(本部 井上美穂)
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