▲使い勝手の悪い車ほど乗り甲斐がある。(写真はイメージです)
最近、車を乗り換えました。と言っても買い替えでは無く、妻が使っている車と取り替えただけなのだが。
自分の車は新車で購入して6年、気づけば走行距離が13万キロに。仕事柄、距離が伸びやすい。
一方で妻の車は中古で買ったとても古い車。1996年製のジムニー。丸いライトと角っとしたフォルムに惹かれ、勢いで買ってしまったものだ。
ただ走行距離はまだ6万キロ。半年ほど乗らないでいたらバッテリーが上がってしまった。
これは乗ってあげなくてはと夫婦で車を交換したのだ。
古いジムニーは刺激的だ。エンジン音はでかく、振動は大きく、窓を開けるのも手動式、マニュアル車でもある。
そして乗っている感がハンパない。スピードを出してなくとも、短い距離でも楽しい。車を乗ることに手間がかかっていると感じる。そこが楽しい。
これ、アウトドアの感覚に似ていると思う。快適性から離れて、手間を楽しむ。そういえば田舎暮らしの醍醐味も同じだったな。
車を運転しながら思うこの頃。(八ヶ岳事務所 大久保 武文)