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東京◆本部/手づくりのイチジクジャム【編集スタッフ・日々の業務より】

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2009年12月3日

ふるふる広場12月号にて、手紡ぎ&手編みの靴下を誌上販売していただいている、山梨市牧丘町にお住まいのKさん宅に先月撮影に伺った際、おいしいデザートをごちそうになりました。

仲間と採ってきた里山のイチジクを使って作ったジャム。ヨーグルトにかけてくださったのですが、甘さもほどよくてとてもおいしかったです。砂糖は使わず、果実の甘みだけを生かして作られたとか。靴下の撮影時にアクセントで散らした赤い葉に、Kさんがセンスよく飾っているお花(みな、お庭で育っている木々や植物たち)と一緒に・・・シャッターを押しました。

ふるふる広場のブログでは靴下のカラー画像がご欄になれます。ぜひ、覗いてみてください。クリスマスプレゼントにぴったりの作品ですよ。(編集 ささき)

東京◆本部/太宰治生誕100年~山梨県立文学館【編集スタッフ・日々の業務より】

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2009年6月14日


7月号の入稿のため、本部での製作業務が開始しました。

東京に移動する前の日、山梨県立文学館で開催されている

「太宰治展 生誕100年 (開館20周年記念)」に行ってきました。

芥川龍之介に憧れ、文士を志した太宰治が、どうしても手にしたかったというのに

落選してしまった「芥川賞」。その悔しさが胸にこたえる直筆の展示もありました。

当時、心身が蝕まれるほどに悩んだ太宰治でしたが、師の井伏鱒二の

はからいで、山梨県にやって来ます。そこから数々の作品が生まれてきました。

そう考えると、落選しなければ、「富岳百景」は書かれず、

「富士には月見草がよく似合う」という名フレーズも

この世には現れなかったかもしれません。

期せずして、東京までの高速バスの中で村上春樹の「1Q84」を読了しました。

壊滅的といわれてきたこのところの出版不況の中で、

まるで乾いた大地にぐんぐん染み込む恵みの雨のごとく

飛ぶように売れているという新刊書です。

村上春樹もまた、芥川賞をとってはいません。

(彼がそれをほしいのかどうかはわかりませんが)。

私には、いつの時代も、どこかの偉い人たちに選ばれる文学作品よりも、

読者に愛されてこそ「不朽の名作」になるのではないかという気がしてなりません。

山梨県立文学館で買ってきたオリジナルグッズのメモパッドを机においています。

(編集 ささき)

 

東京◆本部/私専用・枝豆とビア・ジョッキ【編集スタッフ・日々の業務より】

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2009年6月7日

結婚祝いのお返しにHさんがくださった贈り物。

枝豆が育つ鉢と私専用のビア・ジョッキです。

枝豆は発芽してすくすく成長中。

実りの季節までビールは我慢…と思っていましたが

やはり待ちきれず!!!

手まめなHさんがジョッキに似顔絵ラベルを

作成してつけてくれました。

「ふるふる広場」のブログにも使わせていただいている

似顔絵イラストです。

こんなオリジナルジョッキは世界に一つだけ。

これで飲む一杯はまた格別の味です。

枝豆はもうすぐ畑に移植するつもり…!
(編集 ささき)

東京◆本部/フランス田舎めぐり【編集スタッフ・日々の業務より】

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2009年5月30日

ふるさとネットワーク5月号 「田園からの風」で紹介されていた大島順子さんの著書『フランス田舎めぐり 単行本』(JTB・1500円(税別))を購入し、読んでいます。

今はちょうど「農村での楽しみ色々」の章を・・・。ワイン農家を訪れる、おいしいワインを探す楽しみ、農家の仕事を見学する、チーズ農家を訪れる・・・。フランス語には「デペイズモン」という言葉があるそうで、意味は「異郷に身をおいて生活環境の変化を実感する」ということだとか。そのデペイズモンの快感は、都市に住む人が田舎で過ごすだけでも味わえる・・・と書かれています。

ブルゴーニュ在住の著者ならでは、魅惑的なフランス田舎めぐりのすすめ。ああ、ぜひフランスの美しい村々や民家を訪れてみたい、そんな気持ちが膨らみます。(編集・ささき)

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東京◆本部/低コスト・低カロリー、お弁当に山菜【編集スタッフ・日々の業務より】

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2009年4月26日

都会で働く人たちのお弁当人口が増えているそうです。

一人暮らしの男性も自分でお弁当を作る人が多くなっていて、男性用お弁当箱の売り上げが伸びているとか。低コストで低カロリー、つまり節約とメタボ解消の両方ができて一石二鳥というわけのようです。

私も、本部勤務の際は極力お弁当を作って持っていくようにしています。新婚さんHの愛妻お弁当を見て、「わー!可愛いい!蓋を開けたときあんなふうに思わずうれしくなるような工夫をしたい」などと触発されたり、お弁当タイムのコミュニケーションも楽しいものです。

食材の買い物や作りおきおかずの工夫などで頭を使うのも気分転換になったりします。ただ、やっぱり都会のスーパーで売っている野菜は高いなあと溜息をつくこともしばしば。

八ヶ岳の直売所や道の駅で入手する野菜たちの元気のよさ、安さとついつい比べてしまいます。山菜の季節が到来したので、今回は小淵沢で摘んだヨモギやワラビなどを東京まで持参して、数日間お弁当のおかずにしました。ヨモギはえびやいかと炒め物にしたら、もちもちした食感が味わえておいしかったです。

ワラビはあく抜きしてからおひたしに。山椒の実や蕗の葉をしらすと一緒に煮たつくだ煮も、ごはんのふりかけにするとまた格別です。(編集 ささき)

福島◆会津/白河から下郷へ~甲子トンネル通りました!【ふるさと見聞録】

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2009年4月10日

福島県の白河方面から会津下郷方面に抜ける国道289号。その二つのエリアを大きく隔てる甲子山は、長年自動車通行不可能区間で、難工事の末開通した周辺町村の悲願だったようです。昨年の9月に開通したそうで、先日通ってみました。会津西街道は、東北エリアと東京を結ぶ裏街道のような存在で、日光経由で東京に至り、国道4号、東北道とはまた違った趣きある道路です。

 

甲子トンネルライブカメラ
http://www.thr.mlit.go.jp/koriyama/road/kashi/index.html

トンネルを抜けたら晴天でした。下郷町側。

会津西街道(栃木県の土木遺産サイト様)

http://www.doboku.shimotsuke.net/aidunisikaidou.html

 

東京◆本部/東京都美術館「アーツ&クラフツ展」に行ってきました【編集スタッフ・日々の業務より】

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2009年4月1日

4月号の入稿業務が終わったあと、東京都美術館で開催されている「〜ウィリアム・モリスから民芸まで〜 生活と芸術 アーツ&クラフツ展」に行ってきました。

『月刊ふるさとネットワーク』のラーバニスト訪問の取材で、「大阪ラスキン・モリスセンター」に伺ったのが昨年5月(取材記事は2008年ふるさとネットワーク6月号に掲載)。その時、近代デザインの父と呼ばれ、社会思想家、詩人など、多面的に活動しながら「生活の芸術化」を推進したウィリアム・モリスに、多大な影響を与えた師「ジョン・ラスキン」のことを知りました。

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展覧会は、19世紀後半に彼らが率いたデザイン運動「アーツ&クラフツ」の広がりを、イギリスはもとより、ウィーン工房が輝いたヨーロッパ、そして民芸運動が花開いた日本まで、その美しい作品の数々でたどっています。家具、食器、ファブリック、服飾、書籍デザインなど約280点。見ごたえのある展示です。

ミュージアム・グッズ売り場の品揃えも、思わず惹かれてしまうものばかり。ウィリアム・モリスの名デザイン「いちご泥棒」(いちごと鳥のつぐみがモチーフ)のアイテムを数点購入。写真にあるのはクリアファイルです。役に立ち、そして美しいものを生活に取り入れる・・・そんな心の余裕を持ち続けたいと思いました。

会期終了間近となりましたが、まだ4月5日まで開催されています。(編集 ささき)

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東京◆本部/塩を使ったスイーツ ~ 塩アイス【編集スタッフ・日々の業務より】

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2009年2月1日

今、塩を使ったスイーツが流行っているようですね。昔から、肉体労働のあとになめるといいと言われている塩飴もあらためて見直されているようですし、フランスの岩塩を使ったキャラメルなども店頭でよく見かけるようになりました。

そんななか、山梨県鰍沢町の交流センター「塩の華」(国道52号線沿い)に取材の途中寄ったとき、塩アイスなるものに出会いました。

鰍沢町はかつて富士川の船運で栄えた町で、海路を経て塩が運ばれたそうです。本誌の2月号、ルーラル・レポートにて入江秀子さんがご執筆されているように、一掴みの塩を汐炊きして作るのは本当に労力と時間を要するもので、それをはるばる舟で運んでいた当時に思いをはせると、現在当たり前のように使っているものすべてがなんて貴重なものなんだろうと思わずにいられません。

塩アイス、甘みがほどよく際立って、おいしかったです。(編集・ささき)

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