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栃木◆那須/年末恒例のイベント報告【那須高久・里山日記リターンズ】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子

2019年3月9日

※雪降る中の「餅搗き」って風情があっていいね~と、寒さで震えながらの餅搗きです。

12月30日 餅搗(つ)き(27名参加)
今日はお正月用の餅搗きの日です。年末に「最強寒波が来襲する」という天気予報に気が揉めましたが「何とかなるさぁ~」と楽観的に思っていました。朝起きて外を見ると、天気予報が大当たりで雪が降っています。過去一度もなかった「雪降りの餅搗き」に急遽、のし餅を作るテーブルの上にテントを張りました。前の野原では雪降る中、もち米を蒸すセイロからたちのぼる湯気の側で早く蒸し上げようと男衆達は薪をくべています。

お蔭様で開始予定の9時には「サァ~始まるよ~!」の掛け声で、搗き手の面々が臼の周りに揃いました。先発隊の3人が杵を手にし搗き始めたのですが、お隣さんと杵同士が「ゴッツンコ」したり、臼の縁を叩いたりと1年振りなので、どうも息が合わない。「餅搗き歌を歌ってよ~!」とリクエストがありましたが、以前私の歌で調子を乱してしまったことがあるので、辞退しました。

周りのギャラリーから「1(いち)・2(に)・3(さん)」とか「ワン・ツー・スリー」の掛け声でエールが送られるとリズム感が戻ったのか、それからは順調に進みました。臼の周りで腕を組んで待機しているメンバーに「寒そうだね~温まるかい?」とさり気なく杵を渡して交代を促している。お隣のテントの中では最初に搗きあがった餅で御供えを作り、その後はのし餅を作るのですが、腰が強くなかなか伸びない。熱々の搗きたて餅を伸ばすのに汗だくで手間取っている。

餅搗きも後半になった頃、どこからか「ビィーン」というエンジンの音が聞こえて来た。テントの中で仕事している人達が「何の音?」と手を止めた時「アッ!ドローンが飛んでいる~!」とテントの外の方から声がした。いつもは小鳥がさえずりながら飛び交う空間に「謎の飛行物体出現?」とざわついたが、今日参加された人が、餅搗きの様子を上空から撮影しているのだとか。雪降る中、間近に見るドローンのエンジン音と動きに何故か軽い動悸がし、「もしかしたら前世で何かあったのかな~」なんて素朴な疑問をもってしまいました。

11時頃になると、10回目が搗き終わり「水切り餅」をとり、昼食の準備です。雪がちらつき冷たい風が吹くので、テントの側に焚き火をして暖をとることにしました。テントの中のテーブルには田舎料理の品々がずらりと並んでいます。取り皿を持った人達が「水切り餅」の入った鍋の所に集まって来て、鍋の中から腰の強い餅を取り「あんこ・ゴマ・納豆・大根おろし」等を絡めて食べ、いつもの様に「別腹」にもいっぱい食べて至福の時を過ごしました。

その後、片付けを終えて解散の後、豆餅を抱えた人の行列?が。前日に作って置いた豆餅が固くなって切るのに一苦労するので、数年前に「餅切り機」を買いました。これが大好評で、それぞれ切ってから持ち帰ります。

※慰労会兼忘年会で「お疲れ様~?」のカンパイです。
夜には慰労会兼忘年会があり、その時ドローンで撮影した映像を見せてくれました。雪景色の中、元気に餅搗きをやっている様子や、動いている自分達の姿を見ていると白黒で写っている画像の中はまるで自分が子供の頃の記録映画を見ているようでした。

12月31日 晦日そば打ち(15名参加)
昨日の餅搗きの疲れで、体中痛いといいながらも、そば粉の入った捏ね鉢に向かうと「名人の技」にスイッチが入ります。名人も初心者もそれぞれが今晩食べる晦日そばを打ち終わると、お待ちかねのラーメンです。

※仲良く並んで晦日そば打ちです。初めて参加の方も上手に打てました。
白河ラーメンの麺に特製スープ?手作りチャーシューは仲間からの差し入れです。お代わり自由で食べ放題ですが、ドンブリの上に乗っけたトッピングの量が半端ない。見ただけでお腹いっぱいになりそ~です。今年もこの締めラーメンを食べ終えたところですべてのイベント終了です。お疲れ様でした。
(那須店 高久タケ子)

※今年の締めのラーメン、お代わり自由の食べ放題。おいしかった~。

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投稿者プロフィール

ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子
ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子
栃木県那須町生まれ。1994年7月より「ふるさと情報館・那須店」として連携。「那須をもっと知ってもらいたい!自分の理想とする不動産業をしたい!」と里山イベントを企画し、子供の頃から駆け巡った里山で野菜作り・田んぼ・そば打ち・漬物づくり・味噌づくりなど、移住者と地元の友人と一緒になって活動中。