山形〜宮城を訪れた先日の取材、帰路で以前取材させていただいた
Nさんのラーメン屋さんに寄ってきました。
Nさんはもともと宮城県の七ヶ浜町でペンションを経営していましたが、
東日本大震災の津波でペンションは焼失してしまいました。
避難生活を送る中で、「みやぎ蔵王別荘協議会」による
別荘地の物件を被災者に貸与するという取組みを知り、蔵王へ。
借りた別荘で暮らしながらアルバイトで新生活の模索をし、
蔵王町内にある元倉庫を購入して改築。
震災の翌年2012年9月に晴れて「麺王みらい」がオープンしました。
(ここまでが前置きです)
最初に取材でお伺いした時はまだ改築中だった内装もすっかり完成し、
白を基調とした清潔感あふれる店内。
出てきたラーメン(中華そば)は玉子と2枚のチャーシュー、
たっぷりのネギ、ナルト、メンマがのってなんと600円。
スープは煮干しを軸に、あっさりしつつも深い味わい。
実に、本当においしいラーメンを久しぶりに食べました。
首都圏でもちらほらと夏日が出始めた今日この頃。
涼を求めて蔵王へ、そして絶品ラーメンはいかがですか?
(ちなみに蔵王エコーラインは5月末の段階でまだ雪の壁がありました)