嗜好品といえば人によって好きなものは様々ですが、よく代表的な例として挙げられるのは、お酒やコーヒー、紅茶などです。
嗜好品として忘れてはならないのはやはりタバコです。
現代では至る場所で喫煙できる空間が減っています。
昔を知っている愛煙家からはしばしば嘆きの声を聞きます。
ただ喫煙スペースの減少や税金の負担額が大きくなったりしただけでは、タバコの需要がピタッと無くなることはありません。
日本では江戸時代から品種によって様々な地域でタバコの生産が行われています。
1月に種まき、5月に開花、6月に葉を収穫し10月まで乾燥させ、JT(日本たばこ産業・旧日本専売公社)に出荷されます。
東日本ではバーレー種、西日本では黄色種が主に栽培され、先日訪れた福島のタバコ畑では見事に青々とした葉が広がっていました。
このタバコという植物は、ナス科に分類されるため野菜のナスやジャガイモ、トマトの仲間になります。
これら野菜との大きな違いは、タバコは食料として実や根を収穫するのではなく、葉を乾燥させたものがタバコという嗜好品の原料となるので、野菜の仲間というより親戚にあたる存在になるのかもしれません。(本部 高橋瑞希)
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