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山梨◆八ヶ岳/初春の候、1月の八ヶ岳事務所【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】 

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2025年1月4日

▲夕焼け空に赤く染まる富士山。(山梨県北杜市)

明けましておめでとうございます。

2025年、令和7年の幕開けとなりました。

事務所のカレンダーには平成37年、昭和100年という印字もされている。

不動産会社ならではだろうか、契約に使用する登記簿は和暦で記載されているため、昭和〇年の住宅が、築何年目かと見る時に役立つ。

皆様のお家にはどんなカレンダーが飾られたでしょうか。

わが家は壁掛けカレンダーを毎年1枚だけ購入している。沖縄に住み始めたころからの習慣で、海をテーマにしたものを買う。以前は「うみまーる」という沖縄県座間味島ざまみじまを拠点とした写真家ユニットのカレンダーを購入していた。

熱帯魚やウミガメが泳ぐ、のほほんとしたカレンダーを見ていると、次の休みはシュノーケルに行こうとか、カヌーで海に出ようとか、海まで徒歩圏の立地が、日常と休日をスムーズにつないでくれた。

八ヶ岳南麓に来てからも、不思議と山ではなく、海をテーマにしたものを購入している。最近のお気に入りは山と渓谷社の「しあわせのうみ」というカレンダー。こちらは沖縄に限らず、世界の熱帯の海を写したもの。

以前と違い、カレンダーを見て、直ぐに海に行くという環境では無いが、リビングの良く目につくところに掛けられたカレンダーという名の写真集は、今年も私の日常に彩りを与えてくれそうだ。

八ヶ岳と空。上空は宇宙とつながる様な濃いブルー。(山梨県北杜市)

1月の北杜市は冬の真っ只中だ。夏場に来られる観光客の方は意外に思われるかもしれないが、別荘利用や移住者に一番人気のシーズンが冬なのだ。

冬が近づくにつれて、夏山がいかにボケて見えていたのか驚くことがある。

晴れて、雲が無く、山の全容が見える、そんな稀な日であれ、夏場は空気中の水分で視界が妨げられていたのだと。

北杜市の冬は八ヶ岳や南アルプスで雪雲がせき止められ、乾いた空っ風が吹き下ろしくる。冷たく強い風、それにより乾燥した空気が、山を四季の中で一番、クリアに見せてくれる。さらには雪がその山容を際立たせる。

冬の晴天率は高く、昼間は暖かい日差しが降り注いでくれる。日が当たる場所で、車のエンジンを止めて、のんびりと車内で日光浴をしながら山並みを眺めるも良い。

そして空気が澄んだこの時期に見られる、特に濃い青空を「八ヶ岳ブルー」と呼ぶそうだ。青空にも深さがあるのか、どこまで濃紺になると八ヶ岳ブルーなのか。

今年は空の色を気にしながら、生活をしてみたいと思う。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

東京◆本部/新年によせて~日々の「せざるを得ない」~【代表より新年のご挨拶】

この記事の投稿者: 代表取締役/金澤 和宏

2025年1月1日

▲本年もよろしくお願いいたします。

昨年、コロナ禍の巣ごもりに乗じた試みで2020年から自分で取り掛かった自宅外壁塗装がようやく終わりました(とは言っても南側の前面だけ)。

業者に頼らず仕上がった壁を見て、我ながら満足感を得ました。

外壁は4色のブロック調のサイディング。そのためその一つ一つの四角と目地を違う色で塗る必要がありとても面倒でした。

長梯子を3階まで伸ばしての作業はとても怖かったです。ただ途中で止めると不格好になるので最後までやり遂げざるを得ない使命がありました。

この後戻りのできない「~せざるを得ない」ということは方々で散見されます。

スマホを見ざるを得ない、片手にスマホはもはや現代人のお決まりスタイル。

視点を世界に向けますと戦争をせざるを得ない、関税をかけざるを得ない。

その一方で我が国日本では、国民に負担をお願いせざるを得ない、マイナ保険証を作らざるを得ない、などなど云々。

身近な生活では、歯を磨かざるを得ない、シートベルトを締めざるを得ない。

この「〜せざるを得ない」ということは、その行為自体が生きて行く営みのなかで必然性を帯びた当たり前の行為ということでしょうか。そこには善と悪も両方の用途をはらんでいます。

▲「田舎暮らしをせずにはいられない」、そんな年になりますように。

「今月のふるさとネットワークがまだ届かないんですが」というお叱りにもとらえらえるお電話を頂くことがしばしば。

それは「毎月、月刊ふるさとネットワークを見ずにはいられない」、というようにもとらえさせて頂き、多大なる感謝申し上げます。

情報の大海原のなかで皆さまを「田舎暮らしの実現」という目的地へお連れするふるさと情報館。

皆様のご支持を賜り、今年35周年になります。社員一同この仕事に誇りと楽しさ持って取り組んでいます。

田舎暮らしの素晴らしさを伝えずにはいられない。皆さまの田舎暮らしをせずにはいられない、なんていう気持ちに応えてまいります。

2025年は巳年、生きて行くために獲物を丸呑みせざるを得ない蛇のようにしつこくも。本年もどうぞお付き合いを宜しくお願い致します。(代表取締役 金澤 和宏)