▲賑わいが戻りつつある深大寺の山門前。
能登半島並びに北陸各地の被災地の皆様には心からお見舞い申し上げます。
私自身は岐阜の車中で大きな揺れに遭いましたが、東日本大震災で見た映像がすぐに重なり、海や河川側に出ることなく退避できました。
特に震災の時に貴重な一次情報をSNSで取得でき、旅先から戻ってテレビで流れ続ける壮絶な映像で改めて事態の大きさを認識しました。
地震のメカニズム、翌日の飛行機事故も事実情報が積み上がっていく度に、専門家を含め数多くの方が冷静にSNS上で検証され、新たな対策、復旧活動について明文化されていくスピード感に驚きました。
またコロナで途絶えていた4年ぶりの会社の深大寺参詣&新年会。
御焚き上げの拝殿には小さい椅子が並べられ、履物は脱がず土足「解禁」。冷たい床に腰を下ろし足が痺れることなく、何より経を唱える時間もコンパクトで、心無しか聴き取りやすいようにも感じました。
拝殿からの出口も二方向となり、毎回混雑するお札取得も広場になり、伝統を重んじる古刹がこうも変わるものかと驚きました。
「新年からご利益、変化がすごいね」と説法前に隣りのベテラン経理に話しかけたら「うるさいよ」とひと言住職より先にありがたい御言葉を頂きました。(本部 星野努)