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北海道◆小樽/地元の魅力発信!【北の国から・制作スタッフ進行日誌】

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2022年1月20日


電車から降りると潮の懐かしい香りがします。この匂いを嗅ぐと「小樽に帰ってきたな」と思うのです。

小樽駅を背に正面を眺めると港が見えます。小樽の港は三方を山に囲まれているので防風にも優れ、水深も十分なために「天然の良港」と称されています。平成2年にはマリンスポーツやクルージングの拠点となる「小樽港マリーナ」が設けられ、アメリカの空母や大型の豪華客船が寄港するなど、小樽観光にも欠かせない要所です。

▲天狗山から見る小樽の港。

そんな港から獲れる魚は新鮮なため北海道の中でも特に「海鮮」が美味しいと自負しております。「海鮮」好きな私は帰省する度に「海鮮」の食べ貯めをして帰って来ます。

小樽は「小樽運河」、「北一硝子」、「鰊御殿」、「堺町通り」、「天狗山」やSNS で話題になった『言うことを聞かないペンギンショー』が見られる「小樽水族館」など数多くの観光スポットがあります。

札幌からもアクセスしやすいので北海道に来られる際はお立ち寄りください。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。(本部 井上美穂)

▲冬の小樽運河。

東京◆本部/老後に向けての資産運用 ~ iDeCo ~ 老後2000万円問題【北の国から・制作スタッフ進行日誌】

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2021年12月22日

老後2000万問題が話題になった2、3年前、新聞やニュースの連日の報道により「地方で老後を暮らすのであれば2000万の貯金は必要ないだろう」と「地方に移住をしたい」といった相談を多数受けました。ですが住む場所によっても異なり、地方に住むとはいえ大幅に生活費が下がるとは限らないのです。

政令市や中核市以外であれば大抵、車が必要不可欠なためガソリン代や維持費が掛かります。また人気の移住地、北海道では、エアコンではなく「灯油ストーブ」を冬の間は使用するので、ガス代や灯油代が東京よりもはるかに掛かるのです。

戸建てであれば灯油ストーブが一般的で、マンションであればマンション自体が灯油ストーブを禁止しているところもあり、「ガスストーブ」を使用します。ここで注意して頂かなければならないのは、都市ガスだと夏よりガス代が上がる程度ですが、プロパンガスだとガス会社によっては、一人暮らしでさえ月に2~3万円前後掛かることもあります。ガス代に加え雪国の冬は灯油代の負担が大きいため企業によっては毎月の給料に燃料費を支給してくれるところもあるほどです。

その他に町内会費の支払いや、スーパーが少ない地方では、かえって東京よりも物価が高い地域もあるので、田舎だからといって一概に生活費が大幅に下がるとは限らないのです。老後に悠々自適なセカンドライフを送るためにも、今から資金をそなえなければいけませんね。

iDeCo(イデコ)とは?

みなさんは「iDeCo」をご存知でしょうか?iDeCo(イデコ)(個人型確定拠出年金)は、「任意」で加入できる「私的年金」の制度です。iDeCoはご自身で金融機関(証券会社・銀行・保険会社)を選び、申し込み、掛金を「拠出」し、運用方法を選択して掛金を「運用」します。掛金と運用益との合計額を給付として受け取ることができるのです。(※金融機関によって取り扱いしている商品が異なります。また口座は1つしか開設できないので金融機関選びは慎重に行いましょう)

iDeCoのメリットは、掛金、運用益と給付を受け取るときに、住民税と所得税が軽減されるといった税制面での優遇があります。運用方法は自身で選んだ商品を運用し、その運用結果によって将来の受け取り額が決まります。

なお、デメリットは資金を60歳まで原則として引き出すことができなく、各種手数料が掛かります。また運用結果によっては元本割れが生じる可能性もあります。とはいえ寿命が伸びている昨今。年々長期化する老後にそなえ、まずはご自身の公的年金・退職金・企業年金の状況を確認し、老後の資金を考えてはいかがでしょうか。

その上で、悠々自適なセカンドライフを送るためにも、ご紹介させて頂いた、個人年金の「iDeCo」を検討してみてください。始める年齢やリスクに対する考えによって、どんな資産配分が適しているか人それぞれですが、万が一にそなえ現金以外の資産を保有するのも大切かと思います。

資産運用についてはネットやYouTube、雑誌、書籍等で勉強できるので、興味がある方はご覧ください。メリット、デメリットはありますが、自分にあった資産運用を始め、老後の資金をそなえるのも1つの手段です。「iDeCo」について詳しくは厚生労働省のHPをご覧頂ければと思います。(本部 井上美穂)

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iDeCoとは?(厚生労働省ホームページ)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nenkin/kyoshutsu/ideco.html

 

山形◆山形市/山寺 ~ 宝珠山立石寺 を往く ~【北の国から・制作スタッフ進行日誌】

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2021年11月23日

松尾芭蕉の「閑さや岩にしみ入る蝉の声」で知られる「山寺」の「宝珠山(ほうじゅさん)立石寺(りっしゃくじ)」は、山形県の外せない観光地です。1000段の階段を上がり、頂上にある五大堂からの眺めは見事な絶景が広がっています。

▲8:00~17:00(閉門) 大人300円、中学生200円、小学生100円

▲山寺の石段は煩悩を祓い、一段一段登ることで欲望や汚れを落とします。

▲根本中堂 不滅の中灯。

▲五大堂から見た景色。

▲まさに修験道の聖地・修行の岩場。

松尾芭蕉が『奥の細道』で「一見すべきよし、人々のすゝむるに依(よ)りて、尾花沢よりとつて返し、其間七里ばかり也。」(一度は見ておくべきだ。人々がこうすすめるので、尾花沢から引き返した。その間、七里ばかりである)と芭蕉が尾花沢から約28キロもある道を引き返してまで足を運んだとされる「立石寺」は充分に見る価値があります。

▲芭蕉と曾良がいます。

▲せみ塚。

▲看板。

「山寺」は山形駅から電車で17分。アクセスも良く11月中旬であれば紅葉も見頃です。駅の周辺にはお土産屋さんや飲食店もありますので絶景を見た後のお昼には、お蕎麦でもいかがでしょうか。山形市に行く際は、是非一度は「山寺」へ。(本部 井上美穂)

北海道◆北海道/冬の到来は雪虫で【北の国から・編集スタッフ進行日誌】

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2021年10月30日

10月中旬から下旬ごろに北海道では「雪虫」が飛び交います。「雪虫」とは体長5㎜前後の小さく綿で包まれた虫で、飛び方が雪のようにふわふわと飛ぶので「雪虫」と呼ばれています。

「雪虫」を見て秋の終わりと冬の訪れを感じ、そろそろ雪が降るのかと思うのです。まさに「北海道の風物詩」といえます。

「雪虫」は人を避けずに突進してくるため必ず頭や服についてしまいます。自転車やバイクを乗る人は目や口に入ってしまうこともあるので厄介です。それゆえ帰宅時の玄関先では頭や服に付いている雪虫を払い落してから家に入るのがこの時期のルーティンとなります。

東京では「雪虫」を見ることもないので上京した年は少し違和感を覚えましたが、それも年が経つにつれて何も感じなくなりました。「雪虫」を当たり前だと思っていた当時は「雪虫」に対して何も感じませんでしたが、今思うと季節を感じさせてくれる雪国ならではの虫なので感慨深いものです。(本部 井上美穂)

福島◆二本松/安達ケ原の黒塚【北の国から・制作スタッフ進行日誌】

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2021年9月25日

▲鬼婆が住んでいたという岩屋の笠石。

鬼婆伝説で有名な福島県二本松市の観世寺内にある『安達ケ原の黒塚』は能や謡曲、歌舞伎、浄瑠璃の演目にもなっています。『大和物語』で平兼盛が『みちのくの 安達ケ原の 黒塚に 鬼籠こもれりと 聞くはまことか』(拾遺和歌集)(安達ケ原の黒塚に鬼が隠れているというのは本当ですか?)と源重之の娘に宛てた有名な歌があります。この歌は直訳の解釈もありますが、ここでいう「鬼」とは陸奥(みちのく)という地方に住んでいる娘たちが表舞台に姿を現さないので「鬼」を掛けての言葉遊びだとも言われています。

この「黒塚」は江戸時代には松尾芭蕉が立ち寄り、明治には俳句で有名な正岡子規が『涼しさや 聞けば昔は 鬼の家』と詠んでいます。各著名人が訪れている「安達ケ原の黒塚」ですが、平兼盛の歌が詠まれる前から鬼婆伝説があったのか、それともこの歌が詠まれた後に鬼婆伝説が生まれたのかは定かではありません。二本松市へ行かれた際は興味がありましたら立ち寄ってみてはいかがでしょうか?(本部 井上 美穂)

▲福島県二本松駅。

福島中通り物件一覧

東京◆四谷/オフィス街に新しい憩いの場【本部スタッフ・日々の業務より】

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2021年8月28日

「番町皿屋敷」のお岩さんや「君の名は」の聖地として有名な四谷が再開発の対象になり昨年の2月上旬に「コモレ四谷」という商業ビルが駅前にオープンした。隣の赤坂に「迎賓館赤阪離宮」があるため以前は高層の建物を四谷に建てることができなかったが再開発によって容積率が緩和されたことにより「コモレ」が四谷で一番高い建物となった。

上の階にはオフィスとマンション、下の階には飲食店やスーパー、ドラッグストア、携帯ショップ、銀行、病院等が入っている。そのビルの入り口が「コモレビの広場」といって樹木やお花、植物などが植えられて、オフィス街の中に自然と触れ合える広場ができた。そこはお昼時やちょっとした休憩にはちょうど良い場所なので人が常に集まっている。弊社からコモレ四谷までは歩いて7~8分。お昼を食べた後の散歩コースとしてベストな場所だ。

オフィス街の四谷に憩いの場所ができました。(本部 井上 美穂)

東京◆本部/地方創生化から関係人口へ【北の国から・制作スタッフ進行日誌】

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2021年8月16日

「地方創生化」とは「東京一極集中」の是正を促し、地方に人口を分散させようと、地方の人口減少に歯止めをかけるための政策ですが、移住に興味を持っている人でもいきなりの移住はハードルが高いので、段階的に移住を考えてもらいたい。と「関係人口」という言葉が新たに生まれました。

「関係人口」とはご当地の商品を購入したり、ふるさと納税で寄付をしたり、旅行に行ったり、プロモーションビデオを見たり一言でいえばその地域の「ファン」のことを指します。この関係人口と定義される人達がゆくゆくは移住に繋がればと政府は長い期間で考えているのです。

「関係人口」の1つの事例でクラウドファンティング型のふるさと納税があります。体験型の返礼品を通して寄付した自治体に実際に足を運び、その土地ならではのものを体感できるため、その自治体を好きになる人が多いのです。(返礼品は商品もあります)

このようにクラウドファンティングやふるさと納税が自治体の名前を知る1つのきっかけとなるので、知名度が低い自治体にとっては名前を知ってもらい現地に来てもらえる。まさに一石二鳥なのです。

10年後、20年後に関係人口と定義されている人々がどのくらい移住に繋がるのかはわかりませんが、移住へのハードルが緩和されれば今よりももっと移住者が増えるのかもしれません。(本部 井上 美穂)

本誌2015年12月号のラーバニスト訪問でも登場頂いた渡部見さん・ゆかりさん夫妻からDMを頂きました。長野県立科町の女神湖湖畔で「B & B sora」を開業、その後、ジビエ料理の加工場・居酒屋、そして「バンガロー・キャンプサイト焚き火hat」などを事業展開中の方です。

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このたび私たちの白樺林保全の活動が立科町で初の地域課題解決事業の対象事業として認定されたことを受けて、白樺林保全に関する寄付を募るガバメントクラウドファンディング(※)を始めることとなりました。

https://www.furusato-tax.jp/gcf/1246

※ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する㈱トラストバンクが提供する、クラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」期間は6/16より開始、9/13終了予定 目標額は125万円。ご覧いただければ幸いです。

信州白樺クラフト製作所(町の任意団体・代表渡部ゆかり 白樺の保護を図りながら間伐材による特産品作りに取り組み、昨年3月に8人で発足。現在約70人が会員登録中)

東京◆本部/今どきの副業は??ハンター・狩猟について【北の国から・制作スタッフ進行日誌】

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2021年7月31日

移住相談員をしていた頃、ごくまれに「ハンターになりたいんです」といった相談を受けることがあった。狩猟は免許がなければできないので、「いきなりやりたい」からと言ってできるものでもない。

一番の近道は自治体が害獣駆除の「地域おこし協力隊」を募集することがあるので、それに応募することが早いのかもしれない。「地域おこし協力隊」というのは都会に住んでいる方が地方に行って、その地域の活性化のお手伝いをするという国の制度だ。

晴れて「協力隊」になると最初はひたすら「猟友会」の方の背中を追いかけて狩猟の知識、技術を身に付ける。それから勉強して免許を取得する。「協力隊」は任期が最大3年の為この場合、任期終了後には個人事業主になる方が多いので、独立してからの生計の立て方を3つ紹介。

1)捕獲した害獣を自治体に申請し報酬をもらう。

2)狩猟の近くに処理場をつくり捕獲してからすぐに血を抜き新鮮なうちに卸す(ジビエ)。

3)剥ぎ取った毛皮を売る。

主にこの3つが主流。2)のジビエは鮮度が命で処理場がなければできません。また2)、3)は販路を自分で確保しなければいけないのでその手間や費用を考えると、1)が比較的多いと思われます。

そうはいっても近年「ハンター」だけで生活をするのは難しい現状なので「ハンター」は副業にするのが一番いいのかもしれない。(本部 井上美穂)

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ハンターになるには?
狩猟ポータル(環境省鳥獣保護室)
http://www.env.go.jp/nature/choju/effort/effort8/hunter/license.html
狩猟免許取得までの流れがわかりやすくまとめられています!