山梨県の南部、身延町には若竹組というアマチュア和太鼓集団があり、毎年この時期に定期演奏会を開いています。
日本ラオス協会を通じ、ラオスの人々の生活支援募金のため、チケットは大人1枚2000円。
和田の所属する「高根ふるさと太鼓保存会」と関わりのあった方が、この団の指導をしていらっしゃる、というご縁で、昨年初めて観覧してきました。
アマチュアの演奏で有料、しかもこの金額?と思いましたが行ってみて納得。
子ども達から社会人まで、総勢40名近くのメンバーが奏でる響きには
並大抵ではない練習の積み重ねが現れていました。
このチームの持ち曲の作曲者、宗学史(そう がくじ)氏が
太鼓を通じて自己の鍛錬、生きる喜び、命の尊さ、宇宙の偉大さなど
ご自身も楽しみながら、自然体で、けれど、しっかりと
一人一人の個性を見つめながら指導されていることが
はっきり感じ取れる演奏なんです。
和太鼓の演奏会で涙?と驚かれると思いますが
客席でめがねをはずしてハンカチを押し当てる方が何人もいらっしゃるんです。
きっと来年もまた、素晴らしい演奏を聞かせてくれるはず。
皆さん、身延町の若竹組コンサート、
ご縁がありましたら、是非、行かれてみてくださいね!
(八ヶ岳事務所・和田)