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東京◆本部/オニヤンマの虫よけ【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: 総務

2024年10月4日

▲虫をもって虫を制する。

暑い夏もようやく終わりを迎え、やっと涼風が吹き始めました。

昨今は今までにない異常気象が続いています。私も大雨で冠水した道路を歩き怖い思いをしました。皆様もどうぞお気をつけ下さい。

暑い日が続く中、私が気になったのは「虫」。

苦手な人も多いと思いますが、猛暑なら虫もバテて出てこないかと願いましたが、当たり前ですが元気に活動しています。

そんな話をしていたら、「オニヤンマ」の虫よけという存在を教えてもらいました。

知っている人には常識らしいのですが、私はその存在を初めて知りました。ネット検索してみると、リアルな商品が続々と出てきます。

なんでも「オニヤンマ」はアブやブヨ、スズメバチの天敵なのだそうです。我が家の物干し場にもスズメバチが巣を作ろうとしたことがあるので、これは耳より情報。

身につけて使っても良しという事で、早速試してみよう!と思ったのですが、よく見るとこの商品とてもリアル。情けない事にリアルすぎて、いまだ購入できていません。(本部 杉田 玲子)

山梨◆八ヶ岳/若葉の候、5月の八ヶ岳事務所【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】 

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2024年5月7日

▲水がはられた田んぼに空が写る。遠くには富士山。(山梨県北杜市大泉町)

北杜市の5月は、春の陽気が引き続き楽しめる季節といえるでしょう。

暦の上では、今年は5月5日が立夏、夏の気配が立ち上がる時期となりますが、北杜市はまだまだ春の陽気で、夏の気配は感じられません。季節の変わり目では無く、気候が安定する月。3月から4月へかけては、日ごとに気温が目まぐるしく変わり、体調を崩す方が多かったですが、5月は疲れを癒す良い機会となりそうです。

北杜市の5月の風景は、田んぼの水張りから始まります。

初旬から八ヶ岳南麓の傾斜を活かした棚田に、勢いよく水が入れられます。冬の間に固くなった土でボコボコと荒れた水面が、耕すことで綺麗な水面へと変化をしていきます。

茶色一色だった田んぼに命が吹き込まれるような、心が癒される景色で、水面には空や山、星空までもが映り込みます。田植え前の僅かな期間、私のお気に入りの北杜市の風景です。

わが家でこの時期の恒例としているのが、スズメバチトラップの設置です。これは冬眠から目覚めて単独で活動している嬢王蜂を捕獲することで、巣づくりを防ぎ、スズメバチの繁殖を防ぐためにおこなうものです。

▲スズメバチトラップ。容器は市販のもの、誘引剤は自分で作成。

スズメバチの巣は1年しか使用されず、冬を越した嬢王蜂は新たに巣を作るために、春からウロウロと活動します。近くに巣が出来てしまうと、大量のスズメバチが繁殖し発生、家の周りをブンブン飛び回り、大変怖い状況になります。その為、巣を作る前の嬢王蜂を捕獲することがポイントとなります。

トラップの作り方は、難しいものでは無く、容器に、蜂を誘い込む液体(誘引剤)を入れ、木の枝などにぶら下げておきます。容器は一度入ると、出られないように細工されています。ペットボトルで作る事も可能ですが、私はめんどくさがりで市販のものを使っています。

誘引剤は家庭で作れ、自分は焼酎とお酢、黒砂糖を混ぜたものにしています。オレンジジュース、ブドウの皮等も良いらしいです。誘引剤は人にとっても美味しそうです。なお、お酢を入れることでミツバチはトラップに来なくなるとのこと。

このスズメバチトラップを4カ所、庭にぶら下げておくのですが、効果は絶大で3週間程で容器がスズメバチでいっぱいになります。おかげで、ここ数年は家にスズメバチの巣が作られることはありませんでした。

▲新緑の季節。ミヤマザクラの花が咲く。(山梨県北杜市大泉町)

今年も巣が作られませんようにと、願掛けして設置する北杜市の5月です。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

東京◆本部/目から鱗の「養蜂」対策【地域深堀り・のぞむ田舎紀行】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年1月29日

お客様の中には「養蜂をしたい。」との御要望を頂く事があります。家の庭に花や果樹を植えて養蜂箱を置き、ミツバチによる受粉を行い、秋には蜂蜜を採取出来ればとても素敵な環境かと思います。

しかしながら、ミツバチを狙う厄介な奴がスズメバチです。肉食で攻撃性の高く巣箱を狙って現れます。ミツバチを守る為にあの手この手で対策をします。

▲養蜂箱の上にとりもちを設置すると集まってくるスズメバチ達。

スズメバチを一匹「とりもち」に付けると、SOS信号を発信して、仲間を呼び寄せます。すると、助けに来たスズメバチがドンドン「とりもち」に集まります。勿論これだけでは不完全ですので、捕獲器を設置したり、酒と酢と砂糖を混ぜた誘引剤などを巣箱近くの気にぶら下げて未然に防いだりと、日々格闘です。

自作のトラップを作るのが大変な時は市販でも多くの商品がありますので、是非養蜂にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。(本部 長内 望)

山梨◆八ヶ岳/自然豊かな地方での暮らし~スズメバチの駆除【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2009年10月11日

先日、ご成約者様から下記のようなメールが届いていました。

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向かいのお宅にスズメバチの巣ができて

日に日に大きくなってきて困っています。

ご近所に定住しておられる方に役所に行っていただきましたが、

時間がかかると言われたそうです。

私も本日、北杜市役所にメールで相談をしましたが、

持ち主に連絡が取れないようで困っています。

何か良い方法はないでしょうか?

壁の内側に巣があるようですので、外からだけでは駆除できないと思います。

外だけでもかなり大きく(縦60〜70cm、幅30〜40cmくらい)

中は相当大きなものと想像されます。

ご近所でも困っておられて、皆さんでお金を出し合って・・・・、とも話をしていますが

家の中がすごそうなので、手が出せません。

事故が起きる前に何とかしたいのですが・・・・・。

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※写真はイメージ

我が家も森の中にあり、壁の内側に巣を作られたことがありました。

ハチの子を取って食べる方が知り合いにいましたので

早速連絡をしたら喜び勇んで飛んできて下さり

自前のハチ取りスーツ(防護服)を着用して巣ごと捕獲していただきました。

その時は、ハチが出入りする隙間から「ハチとリ」という発炎筒のようなものを

壁の中に放り込んで、煙でハチが麻痺している間に壁を切り取ってもらったのですが

今回は他人の住宅なので、そうはいきません。

とりあえず、家を傷つけずに対処できる方法として

ハチが出入りする場所を観察し、一ヶ所を残しガムテープでふさぎ

夜、全てのハチが巣に戻った後で、最後の穴から殺虫剤を吹き込む

というやり方をお話しました。

我が家では、何かあっても自己責任、と承知した上で

実際、そうやって自分達で対処してきたことも何度かあります。

自然豊かな地方での暮らしには、このような危険も伴う

というか、自然豊かな地方だからこそ体験できる暮らしの知恵

と思って聞いていただければ幸いです。

が、周辺にお住いの方にも危害が及ぶ可能性があるという今回のケースでは

市役所の対応を待っていられない、となれば

お金はかかりますが、ハチとリを業務として請け負ってくれる方に

まずは現地を下見に来ていただくようお願いをするのが賢明でしょう。

この方には、ふるさと情報館八ヶ岳事務所の玄関先に蜂の巣を作られた時に

お世話になった業者さんをご紹介させていただきました。

後日、この方から届いたお礼のメールによると

結果的には業者さんを呼ぶ前に市役所が対応してくれたそうです。

無事に解決して良かったのはもちろん、

その方が書き添えてくださった追伸に、心が和みました。

P.S.
ご近所の方々にも一通りお会いでき、良い方々に恵まれ大変喜んでおります。