松尾芭蕉の「閑さや岩にしみ入る蝉の声」で知られる「山寺」の「宝珠山(ほうじゅさん)立石寺(りっしゃくじ)」は、山形県の外せない観光地です。1000段の階段を上がり、頂上にある五大堂からの眺めは見事な絶景が広がっています。
▲8:00~17:00(閉門) 大人300円、中学生200円、小学生100円
▲山寺の石段は煩悩を祓い、一段一段登ることで欲望や汚れを落とします。
▲根本中堂 不滅の中灯。
▲五大堂から見た景色。
▲まさに修験道の聖地・修行の岩場。
松尾芭蕉が『奥の細道』で「一見すべきよし、人々のすゝむるに依(よ)りて、尾花沢よりとつて返し、其間七里ばかり也。」(一度は見ておくべきだ。人々がこうすすめるので、尾花沢から引き返した。その間、七里ばかりである)と芭蕉が尾花沢から約28キロもある道を引き返してまで足を運んだとされる「立石寺」は充分に見る価値があります。
▲芭蕉と曾良がいます。
▲せみ塚。
▲看板。
「山寺」は山形駅から電車で17分。アクセスも良く11月中旬であれば紅葉も見頃です。駅の周辺にはお土産屋さんや飲食店もありますので絶景を見た後のお昼には、お蕎麦でもいかがでしょうか。山形市に行く際は、是非一度は「山寺」へ。(本部 井上美穂)