ブログ

長野◆長野市/長野県のパワースポットといえば【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2024年7月30日

▲奥社は雪崩にも負けないようにコンクリート造りとなっている。

「長野県 パワースポット」と検索して1番に出てくるのが「戸隠神社とがくしじんじゃ」。

戸隠神社は戸隠山の麓に奥社おくしゃ中社ちゅうしゃ宝光社ほうこうしゃ九頭龍社くずりゅうしゃ火之御子社ひのみこしゃの五社からなる神社です。

五社すべての神様を巡る事を五社巡りといいます。

奥社おくしゃ九頭龍社くずりゅうしゃ以外は点在していて距離が離れているので、五社全てを参拝するには、およそ3時間を要します。

夕方前に訪れた私は、奥社・九頭龍社の参拝をして帰る事にしました。

▲奥社への参道のほぼ中間地点の随神門。

奥社大鳥居入り口から奥社に続く参道は、約2キロに渡る真っ直ぐな道です。

中間点付近には、萱葺き屋根の随神門ずいしんもんがあり、門を抜けると樹齢400年の天まで届きそうな高さの杉並木があります。

奥社に近づくにつれて、参道は、勾配がきつい石段になっていて息を切らせながら一歩一歩、足を大きく上げて石段を登りました。

奥社手前には、水の流れを象徴する九つの頭を持つ龍を祀っている九頭龍社くずりゅうしゃがあり、雨乞い、虫歯、縁結びの神としてご利益があります。

最後の石段を登り奥社へ。山に囲まれた奥社は開運・心願成就しんがんじょうじゅ五穀豊熟ごこくほうじょう・スポーツ必勝などのご利益があります。

長野市に移住し参拝を毎年恒例にするものいいかもしれません。(本部 角南辰彦)

=================================
長野市 戸隠神社(公式ホームページより引用)
霊山戸隠山のふもとにあり、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる戸隠神社。
はるか神代の昔、高天原に由来する「天岩戸開き神話」ゆかりの神々を祀っています。

奥社所在地:〒381-4101 長野県長野市戸隠3690

山梨◆富士吉田市/なにかと話題の富士山【北の国から・制作スタッフ進行日誌】

この記事の投稿者: 編集

2024年7月25日

▲富士山吉田口5号目。

昨今、外国人も含め富士山に登頂される方が増えています。

それに伴って山梨県の吉田口では今年の7月1日の夏山シーズンより1日の登山者の上限を1日あたり4000人とし、登山料を1500円から2000円に引き上げるそうです。

富士登山オフィシャルサイトでは登山者の管理に向けて5月20日より事前に登山日を予約し通行料の決済ができる新システムの運用が開始されました。この日はなんと7000人近くの予約があったそうです。

一方、残り3つの登山口がある静岡県では富士山の環境保全に使うため登山者1人当たり1000円の協力金を任意で求めています。

徴収の義務化や登山者数の上限については実施可能かどうか検討を進めています。

しかし富士宮市、御殿場市、小山町にある3つの登山道は、いずれも多くが国有地のため、静岡県は県の条例に基づいて入山料の徴収や登山者を制限するのは困難だとされています。

▲安心安全な登山に臨みたいですね。

まだまだ課題はありますが、この吉田口の新しい試みによって「ごみ問題」、「弾丸登山問題」、「軽装問題」でなにかと話題になっている富士山に、安全で快適に登山を楽しむ、マナーある登山者が増えてほしいです。

私も一度は富士山に登ってみたいので、まず初めに高尾山から練習をしたいと思います。(本部 菊地美穂)

山形◆高畠町/犬の宮・猫の宮【本部スタッフ・ふるさと市町村巡り】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2024年7月21日

▲町中心部から車で5分程度。ひんやりとした神聖な雰囲気が参拝者を出迎えてくれる「犬の宮・猫の宮」。

日本人とペットの歴史は1万年以上にも及び、縄文時代には既に狩猟犬として飼われていたというデータもあります。

明治維新後、西洋の価値観が取り入れられるのと同時に様々なペットの種類が増え、その中でも代表的な犬と猫は2大ペットとしての位置付けを確立しています。

ペットはもはや家族同様のパートナーで、家の庭ではなくペット霊園に納骨する文化も浸透してきた昨今ですが、愛犬・愛猫の弔い先として有名な神社が山形県に存在します。

山形県東置賜郡高畠町は県南部の置賜地方に位置し、デラウェアやラフランス等の果物をはじめとした農業が盛んな町。

住宅街から少し離れた里山にある神社こそ、今回ご紹介する全国唯一のペットを祀る神社「犬の宮・猫の宮」。

伝承によると今から約1300年前の飛鳥・奈良時代の頃、この高安村(現在の高畠町高安)の地で年貢や生贄を強要する役人に化けた古狸が現れ、村人は難渋していたとのこと。

ある時、道に迷った旅の座頭が村人からこの話を耳にし、悪魔退散のヒントを与えた。

そこで村人たちは甲斐国一宮(現在の山梨県笛吹市一宮町)へ赴き、借りてきた甲斐犬がこの古狸を退治してくれたものの力尽きてしまったため、感謝の意を込めてこの地に祀ったことが由来だという。

山形県の代表的な観光スポットは、蔵王・山寺・銀山温泉・出羽三山・鳥海山等が有名だが、ペット愛好家やワイン好きな方には、高畠町も穴場スポットとしておすすめです。(本部 髙橋瑞希)

=================================
犬の宮・猫の宮 「やまがたへの旅 山形県公式観光サイト」より引用
村人の災難を救った犬と猫を祭る神社で、ペットの健康祈願や供養に訪れる人も多く、7月第4土曜日にはペット供養祭が開催される。

福島◆南会津町/ミイラのその後・・・!?②【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2024年7月18日

▲庭に設置した自作のデッキ。

移住して2ヶ月が経過しましたが、集落の方々の温かさにいつも助けられております。

本当の家族のように接して頂き、顔を合わせる度に「お茶でも飲んでけ〜」です。

お言葉に甘えてお邪魔すると、お茶菓子と漬物攻撃であえなく撃沈です。

婆ちゃんの作る漬物がこれまた美味いんですよ!

私の作り過ぎた天婦羅なんかを近所にお裾分けに行くと「ビールでも飲んでけ〜」てな感じです。

私も空いた時間に農業を多少やっておりますが、爺ちゃん婆ちゃんから得られる情報は、地元の内容だけに書籍やネットより正確で本当に役に立っております。

さて、その畑ですが、敷地内にある畑と近隣で耕作放棄地になっている土地を切り開いて作った畑の2ヶ所で色々な作物を栽培しており、野菜はジャガイモ・サツマイモ・ネギ・レタス・人参・かぼちゃ・春菊、他諸々。

果実は最初からある梅の他にキウイフルーツ・イチジク・ブルーベリーを植えてみました。

▲手作りのフキ佃煮。

そういえば近隣に、ワラビ・タラの芽・フキ・コシアブラなんかは普通に採ることが可能で、山菜好きにはたまらない土地ですよ!

仕事面では、私が内見案内し成約されたお客様が立ち寄られた際に、改めて情報交換させて頂いております。

南会津地域は物件的には宝の山で、魅力のある物件がまだまだあり、売却依頼も多いことから整理するのが大変な状況ですが、1軒でも多く探し出し、情報誌掲載後に皆様に見て頂きたいと、日々活動しております。(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

▲ミイラ取りがミイラになったお話の続きでした。

※2024年5月号掲載『ミイラ取りがミイラに』はこちらから
2024年6月号掲載『ミイラのその後・・・!?』はこちらから

岩手◆住田町/滝の洞窟とおそば〜住田町・滝観洞ろうかんどう

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2024年7月15日

▲洞窟探検の後は名物「滝流しそば」美味です。

次の旅の行き先は?

グルメや観光、催しなど、旅行の目的は十人十色ですが、中には他では見る事の出来ないような〝絶景〞を目当てにする方も多いのではないでしょうか?

大自然の絶景スポットには事欠かない東北地方ですが、今回は岩手県遠野市の南隣りに位置する住田町の、知る人ぞ知る鍾乳洞「滝観洞ろうかんどう」をピックアップしたいと思います。

岩手で鍾乳洞って言ったら龍泉洞りゅうせんどうじゃないの?と思われた方、その認識で合っております(笑)。

日本三大鍾乳洞の一つの龍泉洞りゅうせんどうと比べると滝観洞ろうかんどうはあまりにもマイナー、県内の住民でもよく知らない人の方が断然多いでしょう。

しかし、決して〝あな〞どる勿れ。「滝観洞ろうかんどうは観光1割、洞窟9割」と滝観洞観光センターのスタッフさん、有難い忠告と共に着用必須のヘルメットを手渡されます。

▲大迫力の音と水しぶき、ぜひ現地でご体感ください。

心を決めて洞窟内へ。天然の鍾乳洞は幾年もかけて形成され、洞内の各所の照明によりその様子を楽しむ事ができ・・・ません!!

ヘルメットはガンガンぶつかるわ地獄の中腰歩きを強いられるわで、なかなかのアクティビティになっています。

そんな苦行をしてまで何故穴に入るのか?その目的となるのが洞窟最奥部にある〝天の岩戸の滝〞を拝むためです。

滝?滝です。くじけずにたどり着いた洞窟の奥で見る落差29メートルの滝は、圧巻ですよ。(みちのく岩手事務所 佐々木敬文)

▲今年の夏も酷暑になりそう。そんなときは滝で涼をとるのもいいのでは!?

=================================
滝観洞ろうかんどう(公式ホームページより引用)
・滝観洞観光センター 住所:岩手県気仙郡住田町上有住土倉298-81

・アクセス
車:釜石自動車道「滝観洞IC」を降りて約3分
鉄道:花巻駅から「JR釜石線 各駅停車」に乗車し、「上有住駅」で下車、徒歩2分

・営業時間
通常営業(3月〜10月) / 8:30〜16:30
冬季営業(11月〜2月) / 8:30〜16:00

山梨◆八ヶ岳/盛夏の候、7月の八ヶ岳事務所【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】 

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2024年7月12日

▲花の寺と呼ばれる龍岸寺(北杜市長坂町)。

早いもので今年も7月がやってまいりました。

7月というと初夏というイメージがありますが、実際は中旬くらいまでは梅雨の時期。北杜市の長坂町にある「花の寺」と呼ばれる龍岸寺では、人気のないひっそりとした雰囲気の中、石仏と紫陽花の花が迎えてくれます。

雨に濡れた石像と、雨に濡れ生き生きと咲く花の対比は、なかなか魅力的です。静かな雰囲気を壊さぬように、小人数で、できれば一人で参拝に行かれてはいかがでしょうか。

ちょうど1年の折り返し地点、普段は足を運ばぬところを訪れ、一度、時間の区切りをつけてみる。そんな息抜きのようなものが必要かもしれません。

5月の下旬、久々に山登りに行ってきました。本格的な登山としては実に3年ぶりでしょうか。

北杜市に移住後は、日常の中で見える周囲の山々に胸が躍り、八ヶ岳を中心に初心者向けといわれるルートを歩くようになりました。

ただ、コロナ禍になってからは標高の高い山からは足が遠のき、湿原巡りなどをしていました。

コロナ禍も明けて、せっかく近くにいるのだから、八ヶ岳の最高峰である赤岳に登っておきたいと思い、それに向けて登山を再開しました。

▲岩の殿堂の異名を持つ瑞牆山(北杜市須玉町)。

復帰の第一弾として選んだのは、標高が2230mの瑞牆山みずがきやま

以前からその岩城のようなカッコ良い姿に憧れていたのと、残雪も無く、日帰りできることが決め手となりました。

▲瑞牆山、道中に現れる巨石、桃太郎岩(北杜市須玉町)。

約5時間の行程、樹林帯を抜けると、次々と巨石が現れ、その間を縫うようにくさり場が続き、飽きることがありません。自分でも意外なほど疲れもなく、山頂まで到達。

ただ、忘れていたのですが、登山で疲れるのは下りの時。普段ほとんど使われていない私の膝は下りになると、一気に頼りないものになりました。

下山後は疲れとともに、なんとも言えない充足感が静かに湧いてきます。ああこの感じ、これが登山の醍醐味だと思い出す自分。山登りが自分の中に戻ってきたような気がしました。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

=================================
「花の寺」龍岸寺(一般社団法人北杜市観光協会ホームページより引用)
~真田信尹公(信繁の叔父)の菩薩寺~
所在地:山梨県北杜市長坂町長坂上条1666
アクセス:JR中央本線・長坂駅、もしくは中央自動車道・長坂ICから車で10分ほど

瑞牆山みずがきやま(北杜市役所ホームページ 産業観光部観光課ページより引用)
奥秩父山系の西側に位置し、全山が花崗岩で形成された岩峰。6月にはシャクナゲが、秋には紅葉が美しく、山頂には360度の眺望が開けています。

東京◆本部/不動産業が擁す無限の可能性【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2024年7月8日

▲売買を通じ良き縁に恵まれるよう、日々精進しております。

この仕事をしていると、不動産業とはつくづく不思議な縁で繋がる仕事だと実感させられます。

ひょんなきっかけから物件の売却情報を頂いたり、まさかの活用方法や遠隔地からのご購入等、良い意味で予想を裏切られることも多々あり、田舎物件は本当に無限大の可能性を秘めています。

売却のお話はこちらが望んだ出物ばかりではなく、当然ご縁によって頂ける話なわけなので、物件の立地や条件をあれこれ指定できるわけではありません。

ですがありのままの素材をどうやったらインターネットを通じて全世界に発信出来るか、それを考えるのが営業兼編集者の私に与えられた最大の腕の見せどころではないでしょうか。

そういう点ではある意味、料理人や芸術家に近い仕事であるとも言えると思います。

売主様とまだ見ぬ買主様の見えない赤い糸を探り当て、より強固な絆に結び付けることこそが、田舎物件職人に課せられた社会的使命と胸に刻んでいます。(本部 髙橋 瑞希)

▲様々な「縁」を経験する不動産業。(画像はイメージです。)

岩手◆遠野/時代と共に移ろう神社運営のあり方【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2024年7月5日

▲地域の過疎化、少子高齢化に伴い、神社のあり方も変わっていく。(画像はイメージです)

私は片田舎の集落にある小さな神社の神職を務めています。

我が家は十数代前から此の里に根を下ろして命脈を繋いできたようで、土蔵の中に刀剣等があったことから、何時かの時代に敗れて落ちのびて、この地にたどり着いてものと思われます。

残念ながら五代前に火災にあって、主な書き物は失ってしまってます。

田舎の過疎化は急ピッチに進んでおり、虎舞、鹿舞、田植え踊り、神楽等々数々あった踊りも、少子高齢化により継承のピンチですが、所々には新規移住者家族や、モンゴル等からの企業の研修生が参加して、盛り上がる団体も見受けられるようになりました。

やはり、田舎にも多様な人材があり、彼らを巻き込んだ地域活動が芽生え始めています。

私もふるさと情報館の一員として移住者のおてつだいをさせて頂いていますが、この様な時代にあった神社運営していかなければ神社の護持もままなりません。

もっと、精進しなればと思うこのごろです。(みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)