▲紐を繋ぐと首に絡まり危険です。柵での飼育が基本になります。
どの地域でも問題になるのが「雑草」です。特に暑い時期には刈っても、刈っても伸びてくる厄介なヤツ。村内では耕作放棄地も増えているので、暑い時期は伸び放題になり、近くの畑にも影響を及ぼしています。
そんな中、立ち上がったのが「青木村ヤギ会」です。村の補助制度を活用し、約15頭を飼育しています。毎年、村内の学校や福祉施設で行う乳搾り体験などのふれあい教室を行っています。主な運営は廃牛と荒廃牧草地を借りて行い、除草(雑草を食べる)活動を行っている。燃料を利用せずに雑草を食べ、糞が肥料へと循環していくのでエコ除草としても注目を集めています。
ヤギは一頭あたり1日で10~15㎡ほどを食べるそうです。年間計算するとなんと約5000㎡もの広さの草を食べると言われていますので、ほとんどのお宅では一頭いれば庭が賄える計算となります。
副産物として山羊乳が取れれば嬉しいですね。いきなりヤギを飼育するのはチョット。と思う方は是非、レンタルヤギを試されては如何でしょうか。(本部 長内 望)