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東京◆本部/なんで最下位!もっとアピールを【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年3月31日

「なんで栃木県が最下位なんだろうな」と少し怒りを混ぜ、腑に落ちない様子で話す者に対し「いや、最下位になるのは分かるような気がする」と応える者。今年、栃木県への出張した際、毎年恒例の都道府県魅力度ランキングについて話すある地元業者仲間との会話の一節。それまでは40番台を浮遊していましたが、2020年、栃木県が遂に最下位になってしまいました。

日常生活には支障が無いとはいえ、県民にとっては面白くないのも分かる気がします。ましてはこのコロナ禍の状況で追い打ちを掛けるような状態を。世界遺産「日光」、「鬼怒川温泉」、「那須・板室高原」、「那珂川の鮎」、「益子焼」、「宇都宮餃子」、「佐野ラーメン」、「足利学校」に「あしかがフラワーパーク」など、こんなにも素材があるのにと、栃木県担当の私も不思議さが心に刺さります。

その理由としては「関東の中でも地味」、「アピールが下手」、「県の形がゴリラの横顔」などと言われていますが。ここはやはりアピールの仕方でしょう。これまで万年最下位だった茨城県は、大井川知事のメディアの露出増、出身芸能人を多数起用したアピールなど地道な努力が報われたと言われています。

栃木県も一念発起し頑張ってもらいたいです。両県を担当している私はこれを反面教師にし、日々両県の魅力を発信することに励んで参ります。(本部・栃木県担当 金澤和宏)

▲日光市 日光連山をバックに大谷川河川敷でマレットゴルフを楽しめます。

山梨◆甲府/御書印帖と印伝栞 ~ その二 ~ 【いくぞ甲州!所長ふるさと随想録】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所・中村健二

2021年3月29日

山梨県内では昨年十一月の終わりまで、県内書店の連携イベントがあった。それは「印伝栞(いんでんしおり)」。あらかじめ指定された県内の書店を三つ以上まわり、そこで一店あたり千円以上の買い物をすると紙のカードにスタンプを押してもらえる。三つ目のスタンプを押した書店で、もれなくオリジナルの印伝栞が貰えるのだ。「書店スタンプラリー」である。

▲印伝栞(「印伝の山本」作)

栞は幅一センチ×長さ五センチほどのごく薄いものだった。しっとりとした手ざわり感がある。「だからどうした」とも思うけれど・・・。 でも以前、東京・池袋の西口にあった芳林堂書店の上階にカウンターだけの珈琲屋があり、わりと長く本を読めてその店の名前がたしか「栞」だったなとか、作家・山本周五郎の付き人だった北杜市在住のご婦人が周五郎の遺品を保管・管理されているご自宅を「栞庵」と名付けていたな、などと取り止めのないことを思い出してもいた。

そこである日の午後、この栞を作っている甲府市朝気(あさけ)の「印伝の山本」を訪ねてみた。「現在市内で印伝を作っているところは三つあります。わたしのところもかれこれ創業七十年になります」すごい。

十坪ほどの店内にはバッグや財布、印鑑入れ、携帯ストラップなど大小小物の印伝が所狭しと並んでいる。県内には水晶、印鑑、和紙、雨畑硯(あめはたすずり)、絹織物など地場産業をいまも伝えそして支える手工業品が数多い。印伝もそのひとつだ。これらに共通しているものとはなにか?それは、手に触れてその質感を堪能または感応できること。手ざわり感を楽しみ長く使うことによって愛着が増す生活用品たち。非接触の世にあって、だからこそ目をかけてやりたくなるモノたち。わたしは心の中でそっと拍手を送った。

▲印伝の入れ物は数多い(財布、名刺入れ、判子入れ)

さて、書店である。かつて広告代理店の博報堂が入社試験に「千円」という作文問題を出して話題になったことがあったが、本屋で千円の買い物をすることは意外にもむずかしい。たとえば昨年末にいっとき品切れ状態となった脳科学者・中野信子さんの『ペルソナ』(二〇二〇年、講談社現代新書)は消費税込みで九百六十八円。持続可能な開発目標の入門書『SDGs 入門』(村上芽・渡辺珠子著、二〇一九年、日経文庫)は同九百九十円。年明けから話題の『人新世(ひとしんせい)の「資本論」』(斎藤幸平著、二〇二一年、集英社新書)は同千百二十二円。P 社製の四色ボールペンは同千百円など、わりと微妙な価格設定のものが多いように思う。

もちろん価格で購入を決めるわけではないものの、値段のハードルは確かに存在している。ちなみに、『ペルソナ』の目次を繰っていくと最後の章立てはこんなタイトルになっている。「おわりに わたしはモザイク状の多面体である」もうこのタイトルだけで購入動機になるぐらいすばらしいですね。昔、詩人のA・ランボーが語り、作家の中上健次が『熊野集』で引用した「わたしは一個の他者である。」をわたしは思い出しました。

では、どこで本を買うか?

県内でゆったりとした書店といえば、これはもう岡島百貨店内の「ジュンク堂」だ。静かで密にもならず天井も高い。店内のあちこちに椅子も置かれている。個人的に洋書や語学の類を見たいときは大概この書店にしている。以前、ヤフーの訪問先評価でわたしは最高ランクの星をつけたこともあった。

もうひとつのおすすめ書店は、「天真堂(てんしんどう)書店」。県内には三店舗あるが塩山店のレイアウトはとても見やすく探しやすい。もともと中央本線塩山駅南口にあったけれども、街路整備によっていまの塩山市民病院近くに移ったものだ。親子連れが目を引くが本好きな中高年の姿もよく見かける。奥の平積みコーナーにはそれほど話題にはなっていないけれども、これからの世の中を生き抜くワザ的な、店長のこれぞおすすめ的な本があったりする。老若男女を問わず来店者が多い。ここは流行りの書店なのだと思う。

▲天真堂塩山店(甲州市塩山熊野88-1、電話0553-33-1110)

▲和洋の趣き「宮光園」(甲州市勝沼町下岩崎1741、電話0553-44-0444)

天真堂の帰りには勝沼の甲州市近代産業遺産である「宮光園(みやこうえん)」に寄ってわたしの好きな工場(ワイン)を見学したり、はす向かいの「蒼龍(そうりゅう)葡萄酒店」で甲州ワインを買っていく楽しみもある。(八ヶ岳事務所 中村健二)

栃木◆那須/独特の温泉療法・人気・鹿の湯のかぶり湯を【地域店・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店 / 高久 重廣

2021年3月26日


那須の観光名所であり、九尾の狐伝説で有名な「殺生石(せっようせき)」のそばに、那須温泉の中でも評判の「鹿の湯」があります。昔は湯治客で賑わい今は観光客で賑わっているこの温泉に久し振りに行って来ました。

この温泉には時間湯という独特の入浴法があります。先ず浴室に入って直ぐ「かぶり湯」があり、後頭部にタオルを掛けて47度の温泉を柄ひ 杓しゃくで後頭部に100~200回位かけ流します。これを「かぶり湯」といい鹿の湯独特の温泉療法といわれ温泉の薬分を効率よく吸収するとともに、入浴後のめまい、吐き気などの湯あたりを防ぐ効果があると言われております。


次に入浴ですが、男湯には木製の浴槽が41度~48度と温度毎に仕切られて、六つ在り、お客が好みに応じて入浴しています。腰まで1分、胸まで1分首まで1分の3分湯で、短熱浴といわれ長湯すると体に悪いと聞いております。私もかぶり湯をして48度の浴槽に挑戦しました。かろうじて2分位入浴できたことの達成感に満足です。

硫黄泉独特の匂いと、肌の刺激も強く誰もが肌の色が真っ赤、赤です。その分体の芯まで温まり、入浴効果抜群です。皆様も是非体験して下さい。 (那須店 高久 重廣)

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岩手◆八幡平/岩手山と日なたの猫【いくぞ北東北!所長ふるさと随想録】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所・中村健二

2021年3月23日

▲稜線もくっきり、岩手山。

八幡平市(はちまんたいし)は岩手県北西部に位置し、秋田県鹿角市(かづのし)・仙北市(せんぼくし)、青森県田子町(たっこまち)との県境となっている。2005年(平成17年)に旧岩手郡の西根町(にしねちょう)、松尾村、安代町(あしろちょう)が合併して八幡平市となった。

東京二十三区の約一・四倍、八百六十二・三平方キロメートルの市域に二万三千八百人ほどが暮らしている(本年1月1日現在)。市の名前は西に聳える日本百名山の八幡平(標高千六百十四メートル)に由来している。山域は十和田八幡平国立公園に指定されている。

「八幡」は奈良時代の応神天皇に由来するらしく国内に広く分布していて、京都府八幡市(やはたし)、滋賀県近江八幡市(おうみはちまんし)、愛媛県八幡浜市(やわたはまし)、北九州市八幡(やはた)東区・同西区があり、それぞれの市で呼び名が異なっている。また、平安後期の陸奥国で国守となり東北地方にもゆかりのある八幡太郎義家(はちまんたろうよしいえ)は、源頼朝や足利尊氏などの祖ともいわれる(八幡平とゆかりがあるかどうかまではわたしは存じ上げておりません)。

▲写真撮影も自由なイーハトーブ火山局。

さて、二十一世紀の初めに三町村が合併してできた八幡平市だが、岩手山(日本百名山で標高は二千三十八メートル)の北麓に位置する旧松尾村。まずは「イーハトーブ火山局(岩手山火山防災情報ステーション)」を訪ねたい。火山局の入口では宮沢賢治の『グスコーブドリの伝記』に出てくる博士のスタンプを押してもらえる。ここでプレートや火山の成り立ちから噴火や防災の基礎知識をまず学んでおきたいものだ。

本州屈指の良雪質で知られる八幡平スキー場や高温泉が自慢のリゾート地であるこのエリアはペンションや別荘も数多い。スーパー、小学校、銀行、郵便局、警察署、クリーニング店など日常生活をおくるための施設等が集中し、幹線道路の除雪も完璧に行われる。別荘族に人気のハンバーグ店も近い。そして診療科目十一科、病床数百五十を誇る中核病院の東八幡平病院も小学校の道路向かいにある。こうした環境を求め近年では中高年の移住者が増えているという。

また、静かな雑木林に囲まれた近在の別荘地には創作活動を志す若者も移住し始めており、「クラフト村」を目指している分譲地もある。地域おこし協力隊のおひとりは、「富士山は年間でその姿を見られるのは三分の一だけ、岩手山はほぼ一年のあいだ町のどこからでも見られるからとても愛着が湧く山です」と話す。花巻以北の住民には共通の思いかも知れない。

新しくできたモダンな八幡平市役所は田園風景越しに岩手山から安比高原(あっぴこうげん)までをパノラマで見渡せる場所にある。やはり冬の岩手はすごいと思わせる大迫力だ。

その後、リゾートから少し離れ花輪線の「大更駅(おおぶけえき)」に行って見た。ここは旧西根町エリア。いわゆる地元の中心部である。どこの町に行っても中心地といわれる商店街は活気が少ないものだが、オッと思わせる店もあったりする。少し離れた西根中学校近くには古民家を改装した食堂があり風情ある町並みも残る。猫が気持ちよさそうに車の上で日向ぼっこをしていた。

▲猫が車で・・・。

昨年秋、東京有楽町の「ふるさと回帰フェア2020」に岩手県内から参加した五自治体のひとつである八幡平市。市の担当者は1)山のそば、2)温泉がある、3)学校等教育施設が整っている、と三つのアイコンで強調していた。

では、移住定住窓口である「空き家バンク」をみてみよう。 登録物件は全部で8件(本年2月1日現在)。別荘や町場の住宅で売買のみ。利用するにはあらかじめ所定の用紙をダウンロードし、市へ提出する必要がある。見学は随時受け付けており、契約から決済(物件のお引き渡し)は市の全宅連加盟事業者が行う。成約時には仲介手数料が発生する。

わたしの感想としては、売買物件においては不動産情報サイトの方が情報の量や質においては圧倒している。今後は移住のハードルを低くするため、市内の賃貸向けの空き家をどうやって確保するか、それをどうやって情報発信していくかが勝負どころだ。(東北担当 中村健二)

▲八幡平市役所。

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〈八幡平市移住相談窓口〉
企画財政課地域戦略係  電 話:0195-74-2111

はちまんたい移住定住サイト
https://www.city.hachimantai.lg.jp/site/ijyu/

空き家バンク物件一覧
https://www.city.hachimantai.lg.jp/site/ijyu-6/1816.html

(文化放送「大人ファンクラブ」毎週土曜日06: 25 より。中村の放送回は毎月第4週目)

福島◆中通り/厄年の人は洗剤を配る【地域深堀り・のぞむ歴史文化紀行】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年3月20日

福島県の中通り・県北地域(福島市、伊達市、伊達郡など)にあるローカル風習があります。それは「厄年の人が歳の数だけ洗剤を配る」と言うものです。「日常生活で身の周りの物についてしまった「厄」を洗剤で洗い流してください」との思いが込められているのだとか。地域のホームセンターなどでは、熨斗がついた洗剤を用意されており、親戚など身近な方にお配りするそうです。

厄年の人が品物を配る風習は古くからあったそうで、時代と共に変化し、以前は「厄を飛ばす」という意味で、女性は「紙風船」、男性は「凧」を配る風習があったとか、戦前にはお赤飯などを経木に入れて配ったとか、今とは「送る物」が異なります。

県内の他の地域には全く馴染みは無く、喜多方の方に聞いたら驚いておりました。実際に61歳に歳の数だけ洗剤を配るのは送る方も、貰う方も大変な数になりますので、他の地域に根付かないのも分かります。

しかし、調べてみると三重県でも同様の風習があり、縁起担ぎの風習として、熨斗紙にメッセージを添えて年末年始に普段お世話になっている方に洗剤をお配りするそうで、少し異なる風習があるようです。

コロナウイルスも厄洗い洗剤で洗い流して、以前の生活に戻ってもらいたいものです。(本部 長内 望)

東京◆本部/各地で梅の開花・春の訪れ【北の国から・制作進行日誌】

この記事の投稿者: 編集

2021年3月17日

2月中旬~3月中旬には梅の開花が始まります。今年はコロナで遠方に梅を見に行くのは難しいですが梅が開花すると春の訪れを感じます。

東京から気軽に行ける梅の名所といえば難攻不落の城と名高い小田原城が浮かびます。東京から小田原駅までは在来線で約1時間20分。新幹線では約30分。小田原駅を降りるとすぐに北条早雲公の銅像が出迎えてくれました。

そこから10分ほど歩くと小田原城が見えてきます。お堀周りの梅が見事に開花されて門を抜けるとなにやら人だかりができています。近づいてみると高齢のお城案内人の方が小田原城の歴史を解説していたので、しばらくお話しを聞いてから天守閣へ向かいました。

天守閣に登ると海が見え、小田原市を一望でき、のどかな風景が広がっています。昨年は梅を見に行けなかったので今年こそは。と思っていましたが今年も無理そうです。

コロナでなければ水戸の偕楽園や筑波山などに梅を見に行きたかったものです。早く気兼ねなくお出かけできる日常に戻ってほしいですね。(本部 井上美穂)

長野◆諏訪/地方のほうが進んでいる??【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年3月14日

緊急事態宣言が1ヶ月延長され、さらに2週間の延長。毎日東京都の感染者数の推移を見守る毎日です。四谷本部の周りの飲食店、特に古く馴染みのあるお店の顔ぶれが変わったり、飲食店を営むというお客様の苦しい胸の内を聞くにつれ、一日も早い収束を祈るばかりです。

諏訪にあるチェーン店で、快活な店員さんの接客が心地よいお店があります。たまに社会実習で地元中学生が接客するなど、様々な試みをしているお店です。店内でのマスク着用の説明があり、以降はタッチパネルで注文。今でこそ「黙食」なる言葉も定着し、こまめな消毒と会話を伴わない食事についても馴れてきました。料理はかわいいメロディにのって、ロボットが配膳にやってきます。

接客するロボットは大手回転寿司チェーン店の受付用の移動しないペッパー君ぐらいしか見たことがなかったので、スターウォーズのR2D2やC3-PO のような愛らしい動きに新鮮な驚きを感じました。

まだお会計まですべてを行うまでには至りませんが、非対面で接客される時代がすぐそこまで来ている気がしました。
(本部 星野 努)

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三夢株式会社
https://sam-kabu.co.jp/

岩手◆遠野/「みちのく」に春の便りです【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/佐々木 泰文

2021年3月11日

今年のみちのく岩手の冬は、近年の暖冬と雪不足に悩ませられるスキー場の便りとは打って変わって、厳寒と大雪・吹雪に大慌ての冬でした。併せて、なかなか出口の見えない新型コロナの情報はただでさえ鬱陶しい冬を一段と辛いものにしています。 

そんな中で、春遅いみちのくに毎年一番に春の便りを届けてくれる「第24回三陸・大船渡つばきまつり」が今年も2月6日~3月21日まで開催されています。場所は大船渡市の名勝地「碁石(ごいし)海岸」の高台にあり、震災の影響も受けなかった処です。

▲春を先取り「世界の椿館・碁石」。

我が家では、雪国で長い冬にいたたまれなくなると、毎年待ちきれずに、小一時間かけてドライブとお花の観光に出かけます。三陸の旨い食べ物を味わいに行くのが好きで、子供たちが小さいころから家族で出掛けています。朝の最低気温が零下の遠野市内から行くと、三陸海岸の温暖な気候は春の匂いでまんぱいです。

「世界の椿館・碁石」は世界13カ国約600種700本ものツバキを一堂に集めているそうで、施設内の散策路を歩き、良い香りと、美しい花々を愛でながら、今年も陽光輝く季節への愉しみと心の栄養を貰えます。(みちのく岩手事務所 佐々木泰文)

▲薫り溢れる施設内の椿たち。

岩手観光協会
https://iwatetabi.jp/event/detail/03203/214.html

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