山梨県甲府盆地の東側に位置し、日本一の桃の生産量を誇る笛吹市では、毎年4月上旬に桃の花が咲き乱れ、市内の至るところで桃色の景色が広がっている。
先日ちょうど桃花がシーズンだった笛吹市の物件へ訪問することとなったのだが、東京から2時間近く走ってきた中央道から降りて下道へ移ると、そこはまさに桃源郷。
まだ残雪の山を遠望する中、麓の甲府盆地ではピンクと黄色で色鮮やかに染まった桃の花と菜の花がお出迎えしてくれた。
物件調査のために持参したカメラ、ここで使わずしていつ使う!と言わんばかりに写欲が湧いてきた。
シャッターを切ることばかりに夢中になり周辺を歩いてみると、気が付けば行けども行けども桃畑ばかり・・・ここまで桃の花で溢れているとなると、それは必然的に山梨県産の桃が全国のスーパーに立ち並ぶわけだ。
と妙に納得をしてしまったが、よく見てみると少し山の方には現在建設中のリニア中央新幹線の高架橋が。
今のところ2027年開業予定ということは、おおよそあと5年でリニアの車内からこの桃源郷を見ることが出来るのか、と同時に東京から山梨がわずか30分ほどで結ばれる現実がもうそう遠くない将来にまで近づいていることに感動を覚えてしまった。
地方の人口減少が問題になっている中、山梨がここまで首都圏とアクセスが劇的に改善されるということは、少なからず山梨への移住を検討していらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
(本部 髙橋 瑞希)