▲今年も残りわずかとなりました。
令和5年もあと一ヶ月。今年もたくさんのことがありました。
新型コロナが落ち着き、経済活動や景気の復調を感じ、出張エリアが広範囲になることもしばしば。久しぶりにラーバニスト訪問にも同行できました。
待ち合わせは20年以上前に取材で訪れた駅で、趣のある駅舎は変わりません。ただ駅前の馴染みあるお店が、すでに新たな店舗に変わり、大きなビジネスホテルが建っていて驚きました。
ライターさんと入った昔ながらのお店は、ご主人が体調を崩されて、一旦閉店したもののお客様から望まれて復活したというお店で、当日も所狭しとお客で賑わっていました。
打ち合わせが終わり、レジで精算・領収書をお願いすると、記載額がわずかに多いことに気づきました。
「合計額が違いませんか?」と私、「これでいいんですよ」とお店の方。なるほど、10月から導入されたインボイス制度は消費税明記と登録番号記載が必須。記載ができないお店は経費申請できないお店ということで敬遠される可能性があると聞く。
このようなサービスを受けたことは初めてだけに、なんともお店の方の心遣いが奥ゆかしくもあり、制度の歪みや心苦しさも感じた。
今の時代ではコンプライアンス違反、不当利得や横領と責められることもあるかもしれない。四谷の事務所に戻り、近くのお稲荷様に納め感謝とお礼の報告を行いました。(本部 星野努)