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東京◆本部/人情に触れるひととき【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年10月11日

「すみません、1時間位遅れます!」

「大丈夫ですよ」

出張先での私と旅館の方との会話。宿泊を伴う出張の場合、所用のある明日の場所までかなりの距離がある時があります。

因みにこれまでの初日の現場から宿泊先まで、私の車での一日の最長移動距離(千葉県館山市から新潟県新発田市)は約450㎞。日中、四谷事務所で業務をし、前泊のために夕方(夜)東京を出発することもあります。

移動距離が長いと時間通りに到着しないこともあり、冒頭のような会話をすることも時々。学生時代、ユースホステルを利用し全国を旅していた時分から現在に至るまで、あちこち移動することを苦に感じたことはありません。

車の運転も好きですし。途中、新しい道路(バイパスやトンネル)を避け、あえて険しい山道を走ったりもします。その方が地域の環境や自然を身近に感じられることもあります。そのような性格のため宿泊先も可能な限りビジネスホテルでなく個人民宿を選んでいます。

無機質な決まりきった対応のホテルマンとは違う時間を過ごす。方言丸出し寝ぐせの残るご主人、普段着の女将さんと気さくな話をすることでその地域のことを知り、知識、見聞、人生の肥やしとすることは、田舎物件を扱うことでも参考になります。

夜遅くに寝巻きで出迎えてくれた日南市のご主人、原爆の被害に遭われた長﨑の女将さん、脱サラして古民家民泊を始めた瀬戸内海の小島のご主人。その他、多々。皆さんとの出会いは、不動産売買の売主さん、買主さんと同じく貴重な出会いです。特にこのコロナ禍では・・・。(本部 金澤 和宏)

◆◆◆来たれ旅人・田舎好き人間!◆◆◆
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