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新潟◆長岡/コロナ禍からの復活を待ち望む【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年7月10日

▲長岡花火特製マスク。

6月のとある日、5年更新の宅地建物取引士の6回目となる更新手続きに行きました。講習は、通常では座学と小テストで1日を費やすもの。それが今回は無くなり、講習日にテキストを受け取るためだけに会場へ行き、小テストは郵送で送る、資格証はその日に交付されるという段取りに。その流れは致し方ないと思いますが、受講費用が変わらず16500円というのが・・・ちょっと腑に落ちない。講習会場代、講師費用などが無い訳なので、この費用を少しばかり安くしてくれてもいいような気がしました。

このコロナが発生してからかれこれ1年半が経過。そのお陰でこのような講習会をはじめ、様々なものが中止(無くなり)を余儀なくされています。そのなかでも一番はやはり東京オリンピック、パラリンピックでしょう。この7月号が発行された23日後には新しくなった国立競技場で開会式が盛大、いや、静かでも良いので行われることを期待したいです。

ふるさと情報館の活動では、現地見学会や八ヶ岳田舎暮らし体験館の宿泊の中止など、お客様にはご迷惑をお掛けしていることを心よりお詫び申し上げます。近い日にはまた皆様とそのような機会で触れ合えることを楽しみにしています。そして私の主観的なことを一つ申し上げさせ頂きますと、今年の長岡花火が中止となりました。例年100万人が訪れる日本三大花火の一つ(確かに会場は結構な密になります)。弊社のお客様でも毎年8月2、3日を楽しみに見に行かれている方はおりましょう。私もその一人です。

「長岡花火」は祭りではなく、戦時中の長岡大空襲(山本五十六元帥の出身であったためという説あり)からの復興と平和への祈りの為に上げた花火が始まりです(正確には長岡祭りとは言いません)。近年は2度の中越(沖)地震からの復興も兼ねています。一度はご覧なられた方は実感されたと思いますが、何度見ても何故か〝うるる・・・ときます。時にメインのフェニックスの後は迫力と感動のためあちこちですすり泣きと、鳴りやまない拍手です。そこが楽しいお祭り花火とは決定的に違います。

2年連続中止は別の意味で悲しいですね。人間は出会い、接することで互いに理解し合い、親しくなり成長していきます。そのような経験がないと、薄っぺらな思いやりのない人間関係で終わり、感情も生まれないと、どこかで聞きました。ふるさと情報館が思い描くお客様との関係はそうではありません。来年こそは花火だけでなく様々なものがコロナ禍からの復活を掲げ、コロナ前の日常に戻ってほしいと切に願って止みません。(本部 金澤 和宏)

▲2年前の2019年長岡花火パンフレット