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岩手◆花巻市/昭和の大食堂が再開しました!【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2017年6月9日

岩手1

昨年、閉店した花巻市の老舗デパート「マルカン百貨店」の6階の展望大食堂が、今年2月に再開したので行ってきました。当ビルは花巻市上町商店街の中核デパートでしたが、郊外の大型モールに客足を取られたことと、施設の老朽化もあって、市民から大変惜しまれての閉店でした。

しかし、地元女子高校生が始めた食堂の存続署名活動は市民運動まで発展。食堂運営はまちづくり会社「上町家守(やもり)舎」が運営を引き継ぐ事になったものの、資金が足りず市内外から支援金を募る苦難の船出でした。そして再オープン以来、以前と同様、いや益々繁盛して平日でも昼食時間帯は長蛇の列が出来ています。

580席あるホールは昭和中期のレトロな雰囲気で、白のエプロンをしたウエイトレスの姿がとても懐かしく感じます。人気一番は「ナポリカツ」で、名物の「十段巻きの超ロングソフトクリーム」は180円。長すぎて割り箸を使って倒さないように食べるのがコツです。和洋中とバラエティなメニューは100品以上もあり、しかもリーズナブルな価格が変らぬ人気を得ています。

岩手にお越しの際は是非お寄り願いたいものです。
(みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)

遠野2

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岩手発のクラウドファンディング・いしわり
~マルカン大食堂 運営存続プロジェクト~

http://ishiwari.iwate.jp/pj/IswV0766812

花巻駅から東南方向

投稿者プロフィール

みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 
みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 ふるさと情報館・みちのく岩手事務所 所長・スタッフ
元JA職員で都市と田舎を結ぶ取り組みを約15年担当者として務め、退職を機にふるさと情報館・みちのく岩手事務所所長として一念発起。民話の宝庫・岩手県遠野市在住にて、地元神社の神主としての顔もある。令和3年よりデジタルを駆使して後方支援していた息子も全面的に加わり情報発信いたします。